ピアノクリーニング 岐阜県各務原市S様ヤマハU3M
静岡県からピアピットにようこそ〜^そして直したら岐阜に〜〜
ヤマハU3M、Mモデルの最終型この次がU3Aとなる。まあ同じなのだがMMのまま値上げをすると独占禁止法に
掛るらしく確実に機種変更という名目になる〜カワイでも同じだ
お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ハンマーファイリング20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
ハンマースティック修理12000円
アクション総合調整22000円
運送28000円+30000円=58000円
納品後の調整調律含まれます
ヒンジはこうして磨き
錆び止めウレタン塗装がほどこされます
大きく狂っている一度目の音上げ
底板は完全いカビてしまっています
ピアノを寝かして底板の取り外し分解作業
さびでビスは全て折れてしまいました
ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し
ピアノ調律師もピアノ調律技能士ということになる、試験を受け基準に満たしたものが技能士の資格を与えあたえられる。
いままで調律師の定義すらなかったこの世界、この制度が導入されることにより
ユーザーも安心して頼める制度だ、すでに5年以上たつ制度なので
この世界でご飯を食べさせてもらっている調律師は必ず受け2級もしくは1級を取る、3級は調律学校出たての人が受けるのが一般的
それでは全員受かるのか??ここが合格率がめちゃくちゃ低い低すぎる〜
全ての級において実に低い合格率、これは文科省もびっくりという
3級受からないという事は正直音階ができてもいないということに等しい、100点をとる制度ではなく
たった70%の精度で良いところなのでそれ以下ということはお話にならないところがあらわになる
今までこういう制度もなくユーザーは10000円以上のお金を払ってきた・・・・・精度がひどくても良くてもだ
そういうところに調律師協会の呼びかけにより一線を引くことができた。
ユーザーも技能士に頼むという選択は間違っていない
この制度は大きくこの業界を変えてきている
我々調律師にとっても技能を判断してくれたという意味でも国家資格のもと調律をさせていただいている
責任感は大きい。必ず頼むときは国家資格取得者に頼まない手はないのだ
この制度を知っておけば名刺をもらっただけで判断できる。
30年の寿命を持つフレンジスプリングコード次の交換は30年後
基本的に一番売れ筋と売れたピアノでもあり比較的中古でも探しやすい、完成度は抜群のクオリティーを誇る
中古でも人気の秘密は作りこみ方がいまのぴあのと大変違うところだ
天秤関係も磨いておく
毎日毎日ピアノを修理している、同じ機種はたくさんあれど同じ状態の物は一つもない
各家庭環境で使い方演奏状況が違いおまけに環境もまるで違うところに規格が
同じものを置くそして数十年〜〜帰ってきた時は別物、ここが実に面白い
使用状況をピアノをみると判断できるし女性なのか男性なのか、一人か2人で弾いていたのかも
判別できるところはまるでピアノがメモリーする機能を持ち合わせているのではと思うほどだ
甦るときもこれがまた実に面白い
確実に息を吹き返す瞬間が随所で確認できる。瀕死状態からでも生き返り
死んでいても生き返る。人間もそうであればと思うが人の場合はそうはいかない
人の寿命をはるかに上回る生き物楽器、100年たつと言霊が宿るとも言われるピアノ
また西洋ではピアノには1台に付き一人天使が付いているとも言われる
それを常に感じさせるのは100年以上たつスタインウエイのピアノだ
日本ではまだそこまでピアノの歴史は深くないこれから100年以上たつヤマハカワイが
歴史を超えて大切にされる時代が間違いなく来るだろう
そうだピアピットにも100以上前のヤマハ創業当時のヤマハのピアノがある
今年こそは直そう〜^そしてまたそれをかわいがってくれる誰かお客さんの手にわたるのが
楽しみなのである
35年以上〜〜の長いスタンスで作られていたMモデル
外装傷これは年数相応で大抵は確実に傷がつくケース一体型の楽器だからしょうがない、クリーニングすると
新品時の輝きが取り戻せるためにまた新たに大切な気持ちがむんむん湧き上がること間違いないのだ
鍵盤木口カッティング
作業箱で寝るクロ
鍵盤木口交換
hammer整形ファイリング
新品のフレンジコード
ハンマーを取り外してみる、フレンジコードは茶色く変色すでに切れまくっている
絹糸の網込みで変色して切れてしまう ポリエステルなら切れないがあえて絹糸を使う理由は雑音だ
アクションはコード系は全滅
切れてしまっている
弦ピン関係も錆び発生先にこの作業をとりあえず進めたい
少しでも早く錆び取りを実行
鍵盤を取り除くと虫食い
バターナッツ。もらったが初めて見た食材だ
どのようにして食べるのかわからん
くろ〜〜
ぺだる磨き
カビシミ等の削除サンディング
底板ぺだる部はカビシミに覆われてしまっている
ピアノが寝たところで弦ピン関係のさびを徹底的に取り除く