ピアノクリーニング、ディアパソン125S 八千代市S様
底板の取り外し
hammer整形はキレイにファイリングすることが大切
音色のかなめでもある
屋根内側は白く白濁、たぶんですが削除できるかなと思いますよ アクションはスラッジがこびりつく
かなり弾いていた感あり、粉のようなものは打弦したときバックチェック〜キャッチャーの加えかすが落ちる
ここは本当は皮であればここまでひどくない
デシアパソン125Sモデル入荷、さっつそく中をのぞく、ワインレッドの木目調 よごれている、カワイ独特のポリの化学変化により側面は
白く白濁している、中は虫悔いあり かなり使っていた感があるピアノです
アクションの組み上げとロッド系の磨き
見えない部品こそ丁寧に綺麗にする
鍵盤唇手前が割れているカワイ系に多い症状だが
どうこうなるといことはない
hammer整形ファイリングこの作業はもう一度タイト感ある音色に戻す役割
アクション分解
ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し
お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
キャッチャースキン交換20000円
鍵盤ブッシング交換20000円
センターピン交換12000円
hammer整形ファイリング20000円
クロスパンチング交換3000円
アクション総合調整22000円
サイレント105000円
運送12000円+16000円=28000円
納品時の調整調律含まれます
パネル組あげ附随するヒンジビスは古い物は捨てて新しい物にすべて全交換
やはりけん盤蓋にはプチプチと細かいうち傷がある
目立たないようにタッチペイント
今度は50年は持つだろう。
オリジナルを超えた瞬間。
いや昔のディアパソンはこうだったという方が正しい
キャッチャースキン、カワイはなぜに合皮の安い物にしたのか!
当時ディアパソンでもカワイの資本が入り始めたところで大きく変化
コストダウンの波が大きくピアノ業界でもされていた
磨きのプロフェッショナル健太君渾身の磨き
鍵盤蓋内側カスタムネーム入り
ピアノを寝かしてさらに分解細部に至るまでクリーニング
ピアノ調律師もピアノ調律技能士ということになる、試験を受け基準に満たしたものが技能士の資格を与えあたえられる。いままで調律師の定義すらなかったこの世界、この制度が導入されることにより
ユーザーも安心して頼める制度だ、すでに5年以上たつ制度なのでこの世界でご飯を食べさせてもらっている調律師は必ず受け2級もしくは1級を取る、3級は調律学校出たての人が受けるのが一般的
それでは全員受かるのか??ここが合格率がめちゃくちゃ低い低すぎる〜
全ての級において実に低い合格率、これは文科省もびっくりという
3級受からないという事は正直音階ができてもいないということに等しい、100点をとる制度ではなく
たった70%の精度で良いところなのでそれ以下ということはお話にならないところがあらわになる
今までこういう制度もなくユーザーは10000円以上のお金を払ってきた・・・・・精度がひどくても良くてもだ
そういうところに調律師協会の呼びかけにより一線を引くことができた。
ユーザーも技能士に頼むという選択は間違っていない
この制度は大きくこの業界を変えてきている
我々調律師にとっても技能を判断してくれたという意味でも国家資格のもと調律をさせていただいている
責任感は大きい。必ず頼むときは国家資格取得者に頼まない手はないのだ
この制度を知っておけば名刺をもらっただけで判断できる。
アクション内部のクリーニング完了スラッジ等もすべてきれいに削除
新品時の時のキレイさに戻る
ディアパソン125、今でも人気があるモデルで中古市場はよく売れるピアノです
カワイ主導権が強いモデルだがディアパソン健在という時代でしたね
鍵盤ブッシングクロス貼り替え
鍵盤バフがけ
鍵盤ブッシングクロスの交換
フロント部虫に食われてしまっている。ここは繊細な鍵盤運動の箇所少しでも虫くいはよくない。かなりピアピットでも多い交換箇所だ
めちゃくちゃ弾きこんでいるかもしくは虫くいで交換で入って来る
弦錆び取り除き作業
チューニングピンメッキもくすんでいい感じではない
鍵盤にも埃がたまる
皮部分をカワイがコストダウンを図りクラリーノのような
合成皮革を使ったためにすり減りは早く
埃のようにたまる、あと少しすり減るとはんまー咥えが悪くなり
ハンマーの挙動がおかしくなる
磨き前のベアリング 磨いたチューニングピン
ピアノパネルを取り外して鍵盤も取り外すと鍵盤下は埃にまみれてしまっている
クロスパンチングも虫に食われている