ヤマハNO、U3 ピアノ工房ピアノクリーニング 福島県T様
震災後ここにまた一台のピアノが復活する。これまた古いヤマハなんとかあの揺れ〜に耐え福島から引取り
ピアピットに。自宅は住める状態ではない、あの揺れさえなければ何も起こらなかったはずだ、自然の驚異を目の当たりにする
人間は何も手立てができないどんなに科学が発展してもか・・・・しかし人間は直す、復活能力はこれは負けない
ピアノサイレントユニット取付
昭和32年7月20日製造の鍵盤
ピアノ鍵盤バフがけ
鍵盤表面に付いた傷は拭いたくらいではなかなか落ちない
バフできれいにそぎ落とす
アクションセンターピンの交換ここはかなめなところ、鍵盤運動〜〜からくりに余すとこなく運動が伝わらないと
音が出ないのでしっかり交換しておきたい
まずまず毎日雨続きで〜〜〜〜
木村カエラさんのバタフライを作曲
のだめ等の曲のアレンジ等幅広い活動
ピアピットでPV撮影終了〜〜
ユーチューブ↓
ピアノ本体を寝かして底板の取り外し 底板は3枚に割れてしまっている
放置状態になっていたのもありカビに覆われてしまっている
あくしょん最深部についているダンパーロッドの磨きもしっかり磨いておく
アクションカラクリ部分、ここが動かなければピアノは弾くことも出来ない
全てのウィッペンをレールから取り外してセンターピンの交換ジャックとウィッペンフレンジ
プレッシャーバー等の磨きとチューニングピンの磨き何とかひかり始めたぞ
太古の昔から何度も地震にやられ黙って何度も復活してきた人類だ、ピアノを直すことも小さなことかもしれないが
私たちは燃えますね
ピアノ調律師の世界も国家資格導入により全員受け直し
日本ピアノ調律師協会の働きかけ20年にも及ぶ・・やっと国家資格になる
ピアノ調律技能士と名称は変わる、3級は学校でてすぐ受けることができる級だ
通常外回りは一般家庭学校等は2級か1級取得が必要になる
毎年たくさんの調律師が受けている国家資格、実は合格率がすこぶる悪くびっくりするほど悪い
100点取らなくても70%の精度でOKなわけだが、これが取れないということは
ほとんど音階ができていないということに等しい制度だ、今までこういう制度もなくごちゃごちゃの中で
出来が良くても悪くても10000円以上取っていたわけだ
そういうところに一線を引く意味で調律師協会が昔設立されたが認知度は低くユーザーにも
こういう協会があることすら知らなかったことだろう
が今ここに完全にメスを入れることができたわけでユーザーも国家資格取得者で検索すれば
安心な調律技能士を選ぶことが可能だ。
ぜひ覚えておきたいところなので必ず国家資格取得者に頼もう〜〜〜
ピアノ修理に関してクリーニングも同じだけれど一台相当な時間が掛るところにあり
ピアピットでも一人3台掛け持つのだが、まったく数はできない17にいてもだ、ある運送系の会社は100台クリーニングを受けているが
一体だれがやるのだろう?と不思議に思う、まさに不思議なのはその100台があっという間に1台20万円の金額を持ち出荷されていくのが
不思議でならない、。。。。聞いてみた。なんとバイト一人が1日1台仕上げるそのまま調律もやらず放置
出荷〜嘱託の調律師に丸投げ、1日で終えて2週間寝かせば20万円取れる・・・・・・ひどい話だ現状は恐ろしい
作業の間は調律師の目が届いていないということだ、、それでも月100台とれるのはすごすぎ、
預けるほうもわからないんでしょうねキット、自分の大切な楽器、だったら預けない絶対に。
現状が解らず頼んでいることだと思うね、その2週間寝かせば20万円になる!lここはバカにしてますよ、同業としてむかつきます
手で拭いて中を掃除機かけるだけ?あり得ない現状。・・・ちゃんとやれよっていいたいすね、
どれだけ手を掛けなくちゃいけないか調律師ならわかるはず、そこに入れないのは数こなすことが利益につながるというそこの会社の理念
あーだこーだ調律師に言われることがロスになると・・・だから仕事を嘱託としてだけつなげる手段をとっているところが多い
残念すね
鍵盤運動のかなめとなるところだ
見えないところだが時間をかけて綺麗にしたい
弦磨きかなり大変なので皆でやることに
ペダル分解修理
3枚に割れている底板完全に割れてしまっている
地震の衝撃によるものと・・・下からつきわる力衝撃はやはりすごい
巻き線最下部数ヒッチピンにかかっているコイルがサビサビ
調律時弦が切れる可能性大、まあ切れれば作り張り替えます
1本7000円になります
ベアリングプレッシャーバーの錆
ペダルセンサー
レバー
秋、栗の季節だ〜〜冬ももうすぐ来る
接着塗装前
ピアノ本体か各所チェック点検修理分解
アクション修理動かないアクションをセンターピン交換で直していく
ピアノは大抵ほとんどがここが先にいかれるが、ここはもともと
交換して使うようにできているので
センターピンを取り換えればまたすっきりと動き出すのだ
アクションからハンマー等を取り外して
ファイリング作業ここはナベサンの仕事だ
キレイに剥くことによりよりそれは全て音色に現れるところにあり、素人の剥き方はNG!一瞬にしてハンマーがダメになる。侮ることは到底できないファイリング作業
なかなか入れ無かったところから引き出したNOU3、中身はかびてしまっているのとさびも回りアクションはうごかない
時が止まってしまった・・・・でもさあ巻き戻しだ!何事も無かったんだ、ように戻すのが私たちの使命
今まで20〜30だいと直してきた東北震災地のピアノどれもご機嫌で鳴り響いているのが実にうれしい
ピアノアクション分解作業
すべて細かいところまでチェックしなければならないのと動きが悪いところも要チェックだ