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相当に放置された感があるところもあり汚れが強烈でなかなか取れない

ピアノ工房ピアピットピアノクリーニング K様大田区 カワイUS60

ピアノは寝かすことによりより細部にわたり点検チェックが可能だ
たっているときより

カワイUS60モデルGカーブ曲線を持つモデル、なかなかいいピアノだけれども放置された期間によりあちこち不具合が生じている

アクション分解修理 カビに覆われてしまっているので取りながらの作業

消音ユニット取り付け

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理15000円
鍵盤ホール調整7000円
底板湿気修理4000円
棚板調整4000円
ウィッペンスティック修理12000円
キーピンさび腐食3000円
アクション総合調整22000円
消音ユニット105000円
調律15000円
運送16000円+16000円=32000円

アクション整調作業

ゴムボタンも新品

カワイUS、譜面台の下のゴムボタンが取れると本体に傷をつけてしまうのが
難点。GP用の保護セムスキンを貼りこむ

ヒンジ取付

アクション内部もピカピカ

鍵盤はがれあり再接着

鍵盤側面指垢等もきれいに取り去りたい

ペダル分解〜〜〜準備

外装磨き本体

鍵盤上面についたカビシミ

弦関係の磨き作業

底板を取り外したらペダル窓磨きとペダル窓クロスの交換  ピアノ全体的に汚れがこびりついている

ハンマー整形ふぁいりんぐ
古いハンマーの弦溝を取り除き
新しいハンマー同様にします
ピアノクリーニング修理、これがこのように各地からどんと届く
各県環境置き場所もさまざま状態からピアピットへ入荷してくる
新品当時から数十年と歴史を刻み込んで入荷、1台とも同じ状態はなく
之がやっていて面白い、南から運ばれてくるピアノは大きく分ければ湿気満載で入ってくるし、北からのピアノは真逆の過乾燥にて運び込まれてくる
ピアノにとっては過酷な道なのだが、子供たちに愛されてやがて受験だの進路が違う方面へと移り変わり、ピアノは段々家の片隅にぽつんと置かれている
と言うところから、それから十年?20年?・・・さあここにきてピアノ復活期に入る
そこで私たちはそのお手伝いとして陰ながら登場〜〜〜
その歴史を感じながら作業できるのも実に楽しい
見て之が面白いのは誰が使っていたかはわからない。。私たちは、でも見た瞬間
男女の区別はつくのと一人で使用していたものなのか二人なのかも判別がつく
一日何十分ぐらい使っていたかも大体見当がつくわけで
ピアノがしっかり歴史を刻み込んでいてくれるのは実に作業する方に取ったらありがたい

ピアノが瞬間よみがえるとき、これはクリーニングを施して整調作業をして調律を始めた時だ、持ち込んできたときよりも音量がぐんと上がる瞬間、、、おおお生き返ったぞ
と毎回思う瞬間はデジタルものでは感じ取ることができない
大きく息を吐くように音量が上がる、この時はやってよかったなああああ
とうれしく思うところだ、まさに生き物、ピアノは生きていると言いますがまさにその瞬間を感じ取れる幸せな仕事だと思っています、。。。。実に地味ですが



ブライドルテープ交換

下前パネルは艶もなくなってきている

磨き前のけん盤蓋汚れがこびりついてしまっています

磨きけん盤蓋

磨き作業カビシミ等傷も含めて綺麗にクリーニング

ピアノ内側もカビ

誰かがナベサンの車のミラーをふきとばしていった〜〜さっき気が付いた

鍵盤カビ 磨きバフがけ

家の改築兼ねて修理ピアノ昨年よりお預かりしてたカワイUS60モデル
あちこち湿気等で傷んでいるところもありこの機会にすべてリフレッシュさせます

けん盤蓋ピカピカになりましたね

パネル等を止めているビスも確実に錆びているこれらもすべて交換される

錆びは根こそぎ取り除きたい

底板とりはずしカビ

ピアノ内部はカビと埃で満杯の状態だ
アクションンも動かない、ピアノはメーカー関係なく放置状態に陥ると
確実に動かなくなる、すべて動くというもとで設計されているからだ

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とにかく先にする作業は錆び取り作業だ弦に錆がつく出来るだけ早めの処置がいい