ピアノクリーニング修理川崎市S様ヤマハC3

ピアノ搬入後数日寝かしてからピアノこん包を解く ヤマハC3モデルだ
音伸び等も気になるところでまず音を出してみることに、音伸びというか音つまりがやはり気になる
ふたを開けて覗き込むと何やら錆び?しかしピアノ裏側支柱は綺麗だった??湿気が多いところだとまず裏側支柱に必ずカビが生える
それがなく中身がひどいという事は?

鍵盤は相当に弾きこんでいたらしくグラグラ〜垂直に落下しない
けん盤がたというものだ弾けば確実にガタになるが
ここは大きくガタになる前に何度も交換しなくてはならない
おおきくガタになると鍵盤からの作り直しにおちいるので
ブッシングは数十年に一回と考えてよい

クリーニングに戻る

突き上げ棒まで白く曇ってしまっている

同じ年代のC3疑似象牙このようによごれてしまう

延々と続くブッシング貼りこみ作業

けん盤軸キーピンの磨きウルトラ手作業

膠接着

筬バランスキーピンフロントキーピンの磨き
鍵盤運動軸となるところだ

鍵盤ブッシングクロス交換レンナー製カシミヤブッシングを使います

じっと細部まで覗き込むすると何やら白い粉上の物が中味全体にこびりついている、ふた裏側弦〜ピンすべてに
けん盤蓋を開けて弾いていた感じは感じられない、ということは中に乾燥剤?が入っていた、乾燥剤もいろいろで化学反応を引き起こしてしまう
物も多々ある、チューニングピン関係は酷くさびてるフレームも粉状のものがべたりとついている
音色のくもりもここからチェック取り除いていこう、弦は相当に錆混んできているからだ

お見積金額
ピアノクリーニング100000円
鍵盤ブッシングクロス交換45000円
ハンマー整形ふぁいりんぐ針刺し22000円
けん盤木口交換15000円
レバーステック修理12000円
アクション総合調整28000円
運送21000円+21000円=42000円
引き取りUPサービス
税込納品後の調整調律含まれます

ブッシング貼り替え後の鍵盤調整

なんとかチューニングピンのさびを落とす〜〜

共鳴板も少し気になる個所がある

作業ゆっくりと進む 細かいところまで元通り買った時にように戻したい
とにかく弦鳴りを戻したいところにあるが。

鍵盤下は猛烈な埃にまみれてしまっている
埃をとにかく先に掃除等から始めたい

鍵盤筬を取り出してアクションを取り外し鍵盤を外す

大屋根の裏側についた白いくもりすごい

ダンパーレバー系も埃が多く積もる

今回はクリーニング修理という形から作業を進めてみます。埃がすごいだいぶたまっている

絃に相当にこびりつくなにか?錆なのか白い粉なのかちょっと拭いたくらいでは取れない同時に錆を発生させている感がある
早めの対処が必要

精査細かくチェック!!

中音部の音色が薄く硬めに感じる高音ちょうどダンパーが切れたあたりから音色が伸びなくなる感じもする
そこらへんも踏まえて手を出していこう  ハンマーヘッド限界にきている感もあるがハンマーファイリングをしてみます