ピアノクリーニング 日高市O様ヤマハU3Hサペリ

ピアピットHPへ

最近にわかに増えた修理クリーニング 今ではどこでもやっている作業だ
しかし、今まで修理に携わっていなかった連中も手を伸ばし始めた現在だ
しっかりとした修理が施されて居ればいいのだが、他のやり直し作業が毎月何台か入ってくる現状もイタイ、もともと運送屋さんがらみ経由で直しているところが多く
保管期間が伸びることを嫌う運送屋さんはすぐにでも出したいというところが多い
まだ調律師が修理すればいいのだが最近はシルバー人材何とかで
アルバイトが直している信じられない現状がこの世界にもあるのだ
調律師にしても修理をしたことがない調律師が多く、それはまだこの先ここに担ぎ込まれてくるピアノが増えそうな予感がする、
酷いところは1日で終えて1週間寝かし??寝かす?どういう事か?と聞いてみたら
一日で終えてこの金額は請求できないでしょ寝かせば時間かけてやった感がつく・・・・
なんか俺たちをバカにしてるのか!と言いたいのをぐっと我慢したが
そんなことがまかり通るのか?と実に悲しい事態によく合う昨今だ
本当にできる修理人って各県2人ぐらいな現状。私たちが把握しているこの世界での先輩
それを考えると恐ろしい〜〜何でもアリか!と思ってしまうのだ

丸投げされるピアノたちとたらいまわし状態の現状だ
ピアピットにも業者からよく電話がかかってくるが「そこで直した」というだけでいいから名前貸してくれ・・・だと・・・あまりの非道さにナベサンブチ切れた。{ちゃんとお宅で直せば胸張って言えることなのに、何をしたいのか?わからんあんたら}と電話口で怒鳴っていた


こういうのって一般的にはわからない世界かもねきっと・・・・・
ナベサン曰くどの世界にもへんなやつおるなあ

底板を決めているビスは全てサビサビ

貼り換えた鍵盤木口の加工

ヤマハU3Hシリーズ初期モデルだ、色は当時黒が主流だった時代サペリと言う赤目のピアノになる
色やけも少なく良好なコンディション、多少傷あれどクリーニングで行ける範囲内だ 

よっちゃん〜〜ピアピットに30年近くいる人間もともとヤマハの人間だ
子供8人のビックダディ〜〜いまどき8人はすげえでしょ

THE ロウガン

お見積金額

ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
ハンマースティック修理12000円
鍵盤ホール調整8000円
アクション総合調整22000円
運送20000円+16000円=36000円

税込納品時の調律調整含まれます

こんな顔してピアノがうまいよっちゃんそのギャップが面白い

鍵盤関係も爪傷等きれいに削除されてピカピカにクリーニングされました

塗装が施されたヒンジ取り付けヒンジビスは全て新品

拍子木の磨きクリーニング

おっと〜〜〜ハズキルーペ!!これはおじさんたちに人気が高い!!

ピアピット大工部なべさんとのぶよし

磨きこまれたヒンジも新品ビスで止めます

昨今のピアノ事情

歯何マーの帰りを助ける重要な役目を果たす細いコードだ しかしこのコードがないと連打性は極端に落ち込む
細いがゆえに消耗品なのだが30年ぐらい持つのでこれで安心だ

鍵盤運動はここから始まるこのピンがさび付くと大きく摩擦抵抗が増えてタッチに渋みが出てしまう

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

既に切れてしまっているフレンジコード類、これは完全い消耗品なのでもう一度貼りかえれば完全に復活する

ナベサンアクション修理中
いんや〜〜〜眼が見えねってばさ

ピアピットの裏側〜草原?が広がる

ペダル窓等を綺麗に張り替えペダルも磨いて本体も磨き底板ビスは全て新品に交換

ピアノ底板を取り外して底板分解ぺだる部分解 さらに細部にわたってチェック点検磨きが始まります

恐ろしいほどピアノ屋とはかけ離れた建築物

スムーズに動くようにきれいに磨き上げる ウルトラ手作業の世界

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師も試験を受け直し国家資格になる
ピアノ技能士と言う呼び方になる

極意はとにかく綺麗に剥くこと

はんまー整形ファイリング

こういうコード類は完全に消耗品だ30年に一度の交換で
OK

ペダル窓クロス系もぼろぼろ新品に交換されます

ブライドル取外し

ハンマーヘッドバット部の取り外し

細かいところまでしっかりと丁寧に磨いていきます

けん盤下は埃がたまっているやや虫食いも発生している

弾いてみた、音が連打できない!中身をのぞきこむとフレンジコードが既に完全に切れてしまっている

ナベサンお気に入りSGスタンダード

みがき前のバランスキーピンとフロントキーピン

千切れかかっているブライドルテープ

欠け傷あり

ピアノを寝かして底板の取外し作業

アクションの分解

よみがえるブルーピン関係

アクション

チューニングピン磨き

これからピアピットで細部にわたり点検とチェック修理を施していきます
やはりユーザー様は自分のピアノがどのように直っていくのかとても心配なわけで
あり余すところなくお伝えできれば幸いでございます
細かいところまで徹底的に手を加えていきます
どうぞ見ていてくださいませ

クリーニング前のチューニングピン 2Fにあったせいか錆は奇跡邸に少な目でGOOD 
しかし今回もっときれいな状態にすべく徹底的に磨き上げたいと思います、そして完全な錆止め!これで弦関係はよしとなりますね

けん盤木口落とし作業

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フレンジコード張替え

ペダル分解修理

段々でき始めたピアピット2号工房内

弦磨きクリーニング

これが底板部分

既に切れてしまっているフレンジコード

変色した鍵穴

鍵盤バフがけ鍵盤表面いつく杖傷等の削除

1本1本丁寧にバフをかけていく