ピアノクリーニング 杉並H様 カワイK50
カワイK50モデル 重厚感あるピアノだ当時フラッグシップモデルの機種だ
この後48モデル(フルモデチェン)をしてこの形を持つモデルは35と言う機種なった
こういう作業一人でやるときもあるが二人で作業する方が気持ち的に楽になる 相当根詰めた作業になるからだ
ハンマートップにつく弦溝と埃等がたまっている
黒いピアノをこのようにカスタマイズすることも可能だ
ハンマースティック多数ありセンターピンがさび付いてからくりが動いていない症状だ
ダンパーレバークロスも減りこんでしまっている
バットフレンジも交換
取り外すと真っ二つに割れている
部品はある
ダンパーレバーフレンジ
1号工房
2号工房の2F部分 何の目的があるのかさっぱりわからん建物が建つ(建築中)
ピカピカに磨き上げたキーピン
綺麗にクリーニングされたペダル
本体に取り付ける
分解したペダルをバフがけで磨いていきます
完全にさび付いて変色してしまったペダル磨き
全てのパーツ部品をばらします
やはり一度手が入っているピアノだ
ハンマースティックは相当にすごい、完全に現状では弾くことができないぐらいに音が出ない
ダンパーについているスプリング折れの修理
アルミレールに木の部品をねじ止め、しっかりとねじ止め、それから50年ねじを緩めると
部品はすでに割れてしまっている
ジャック〜ウィペンにつくフレンジをチェック交換
さあ今回の肝アクション ほとんどのフレンジ(軸)部分がさび付いて動かない
センターピンを交換しようにも中にはフレンジごと割れてしまっているものもあったりと、交換も含めてシッカリここで手を入れておく必要がある
肝心要のところなので動けばいいというものではないのだ
はんまー整形ふぁいりんぐ
ピアノ底板には長年のホコリが隅々までたまり付着してしまっています
脚がなぜか妻土台にネジ締めされてなくカタカタと動く
?????取れてしまったとは考えずらい場所だ
けん盤はセル系なので黄ばんでいる
ハンマーのパンクは現状ではないがこの年数たつと一番多い故障が
ハンマーパンクと言われるやつだ、いつ出てもおかしくないが今は出ていない
外装は傷確かに50年以上たつモデルでもある年数相応と言われれば普通なのだ
ピアノ内部はカビ発生だ