ヤマハU5ピアノクリーニング  船橋市T様 修理

ピアピットHPへ

ぺだる底板かびシミ等もきれいに取れてピカピカになりました
クッションクロスも新品に交換されます

ヤマハU5モデル 当時U7と言うピアノの下に5モデルがあったウォルナットボディを持つモデルだ
仕上げはマットな感じで渋い。しかし今では販売台数もU3に比べて少ないので希少なピアノです、
ボディはアメリカンウォルナット、今では環境保護法下に置かれて伐採禁止天然素材だ、当時部材はふんだんにありローズマホガニ サペリ
等の化粧板も大量に各メーカーが持っていてピアノブームもあり世界中から木材を集めていた時代でもあり選ぶ方も選択枠はたくさんあった時代だ

U5クリーニング前の表面 細かい傷が無数についています
元々のマットな感じにリフレッシュさせます

ヤマハのロゴもさび付いています

弦関係の磨き 音のかなめな所だ 寝かして磨くさらに磨く

ロケットストーブ
抜群の燃焼率で室内でもしよう可能灰もほとんど出ない煙も出ない

やはり30年以上も経つヤマハU5身までは数少ないピアノだ
ウォルナットのピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはブライドルコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう
ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

古い弦溝を取り去りフェルトの表面張力を均一にする作業だ

アクション分解作業開始

ぺだる磨きぴかぴかに変身

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
妻土台修理18000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送13000円×2=26000円
税込納品時の調整調律含まれます

ついに4月から消費税8%かあ。 ピアピットも4月から値上げに踏み切らなければならない〜〜
特に石油製品まあ塗料とかアセトン、顔料などはのきなみすでに昨年からねあがっている。特にアセトン系は倍近くの値上がり〜
なんとかその時大量に買い込んだアセトンもだんだん底を突き始めている、まあしょうがないか、みな値上げの連鎖のような感じは
イヤダな〜〜と思いつつも値上げ無いわけにはいかなくなってきている、弱小企業の弱さもありびくびくですよ
5%でいいじゃあないか〜〜景気が良くなればみな使うからバンバン5%払ってもらえばいいのでは?とまるで知識のない自分が言うのも
何なんだけど・・・・・国のお達しには逆らえないので・・・・・・

妻土台の割れも修理

無数につく鍵盤蓋の傷

取り外した底板はかびシミでよごれてしまっています

底板のクリーニング作業ペダル分解作業

ペダル窓につくクッションクロスも新品に交換する
常にペダル羽れ^とが加わるところなので押しつぶれてしまう

黒鍵盤際の塗装

バランスキーピンフロントキーピンの磨き作業

ここはタッチ感触に大きく影響するところにあり!!」

アイアンプロダクトさん制作〜〜小さくてGOOD

そんな時代の逸品でもあるU5モデル
年数は経っているが直せばまだまだ使えるピアノだ

ヒンジはさび付いている

外装関係も足部分が剥がれているところもあり直したいところだ

時代に流れとともに自然環境保護の声も高まりアラスカ〜ブラジルなどでも環境保護法のもとに伐採禁止

ペダル窓の取外し

音色に大きくかかわるところなので慎重かつ丁寧な剥き方が要求される

ハンマーフェルトファイリング

カバー跡が付いてはいるがこれもんだいない

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修理塗装

U5ピアノを寝かして底板の取り外し
一度分解してもう一度きれいに細部にまでわたりクリーニング修理を施して組み上げます

弦関係やはり音のかなめでもある 弦自体の寿命と言うのはあるが
錆がついている弦とついてない弦ではまるで違うのだ
響くかなめなところできるだけきれいにしたい

木目は北海道夕張で作られていたがその後姿を消したと同時にピアノブームは下火になってしまった

ハンマーの帰りを助ける重要な役目を果たすブライドルテープ

ブライドルテープ等の交換のためにハンマーを取り外す

これから細部にわたり点検チェック修理を執り行い また当時の快適なピアノに戻します