鍵盤際についた指垢等も綺麗にサンディング

ヤマハU3H品川区T様U3Hピアノクリーニング

ピアピットHPへ

アクション弦あたり走りねじれ等をとったあと鍵盤高さを作り出す、この高さ64ミリから10ミリ鍵盤が下がる
ハンマーは46ミリ動く〜この間のまさに瞬間的な感触はけん盤から作り出されるのだ
ピアノは全て鍵盤の働きによって運動量が決められるのだ、 鏡面のように平らな鍵盤これ普通なのだ
凸凹していたらまず整調はできてないと思ってもいい

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

世田谷区からはこまれてきたU3H、今度は直して品川区へ
まずまずっ外装はうち傷も少な目で丁寧に扱われてきた。ふたを開けてみると・・・・中はカビ発生

こういう塗装まで施してヒンジビスまで新品に交換してくるところはぴあピットだけだ。

ヒンジは磨いて錆止め塗装が施される、ヒンジビス等は全て新品になる

ことしもピアピットに他楽器屋さんから転職で入ってきた
ピアノクリーニングのまるで違うところを痛感したようだ。前のところは1日1台一人で上げる!!
あり得ないことだ、とナベサンが言えば、外装サササとやって調律やっておしまい〜〜ヒンジも取り外さなければ
ハンマー〜中身も触ることないクリーニングだったそうだ。最短2時間クリーニングと言うのをやっていたらしい
あり得ない、丁寧にやるという観念は消え運送屋さんがバンバン持ってくる仕事をこなすだけだったらしい
疑問を感じて感じてやめたらしい、〜それはそれで向こうのやり方ゆえ何も意見もないところだ
楽器を扱う人間には自分の大切な楽器だったら〜と思うとピアピットのやり方は納得なやり方だと自己満足
2週間3週間は17人でやってもかかる1台にだ
やはり30年以上も経つヤマハU3H
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

ゴキ発見
必ず死ぬと裏返っているのはなぜだろうか
とゴキに疑問をぶつけてみた

本日も天気がいいので外作業だ

ブッシング系は虫食い
お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
けん盤木口交換15000円
バランスブッシング交換20000円
アクション総合調整22000円
運送15000円+15000円=30000円
税込納品時の調整調律含まれます

アクション整調作業
指先を鍵盤に落とす〜そこから発音までの運動をよりスムーズにより早く レスポンスを立ち上げる
作業だ、ピアノは整調してなくても音は出る。この整調と言う言葉は素人には耳馴れないかもしれないが
ピアノで一番大切な作業だということを覚えておいてほしい
調律ももちろん大切だが調律は狂えばわかる、しかし整調は多少狂っても素人にはわからない
しかしピアノの先生ならすぐにわかる。整調作業は何より大切な作業
車で言えばエンジンを常に最高の状態、オイルがしっかりまわっている状態、タイミングベルト
バッテリー〜パッドまで完ぺきに稼働させる、そこまではハード面で味付けは調律師の腕次第なのだ

その腕を振るう所に調律師の醍醐味があるのだ、他ではまず見ないし調整も施さないクリーニング
が多い、それでは何も私たち調律師の意味もなくアルバイトでOKという運送屋系のクリーニングに多い
それと相当に時間もかかるところでもあるゆえに業者の見立てた期間に終わらないと
終わらないまま持って行かれてしまう〜と言う悲惨なケースもすごいあるのだ
時間をかけた分いい状態で返ってくると思ってもいい

ここは素人にはわかりずらいところでもあるために何もされずに戻ってきてもこれがわからない〜
しかし整調作業のところでシッカリ請求されているケースが実に多い

ピアノは調律だけやっとけばOKと言うことはない同時に整調は大きな表現力を伴うセクションだ

みがき前の無数の傷

みがき前のパネル 両脇にある片方は亀裂が入っているこの部分プラスチック製なのだ

キズに覆われているピアノ前パネル

ヒンジはみがいた後必ず錆止め塗装を施さないと
すぐに変色してしまう。

ピアノ調律師の世界も国家資格となる

とりあえず鍵盤とアクションを本体に取り付けてみる

キーピン関係の磨きスムーズな鍵盤運動を可能にするために
出来るだけきれいな方がいいのだ

鍵盤ブッシングバランス部だけん盤左右を制御するところにありこのクロスが無くなると
けん盤はガタガタになってしまうのと軸ホールがダメになる
軸ホールがダメになるとこれがまた修理が厄介なのだ

バランス部のブッシングクロス張り替え完了

ヒンジビス取り外すと全てさび付いている
ピアノについているヒンジビスは全て新品に交換されます

外装パネル磨きクリーニング開始

鍵盤バランス部のブッシング交換
最初〜どうしようか!と悩んだ挙句
これだけ食われていたら後は時間の問題と言うのであれば
交換すればもうその心配はないと判断
交換します

表面いついた爪傷汚れを取り去ります

鍵盤バフがけ作業

アクション運動機能部
ハンマートップは弦溝がザクリとついてしまっている
これからアクション分解各所の交換が始まります

けん盤木口カット加工

弦関係もピカピカに変身した

底板もきれいにピカピカにクリーニング

底板ビスは完全にさび付いている

取り外したペダル分解細かいとこrまでスラッジゴキの糞もたまっている

ペダル窓クロスの交換作業〜〜新品のクロスフェルトに交換 ペダルも磨く

チューニングピンのクリーニング作業

何事もなかったかのように綺麗にしたい

ピアノ底板の分解準備

腕木もピカピカになりました

ピアノを寝かすそうすることによりより細部にまで目が行き届くのだ
弦関係錆が忍び寄っている

ヤマハロングセラーを誇るU3Hだ
ほぼ完成域に来ているピアノ

とりあえずパネルを完成させたい〜

新品木口交換

ピアノ本体バフがけ

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

U3H鍵盤木口の交換作業

けん盤木口変色

艶が無くなった腕木

けん盤押さえ虫に食われた緑色の残骸粉がつく

ピアノクリーニングに戻る

ダンパーにもカビ発生

しろ5歳でございます

30年〜たつピアノでもあるこれをもう一度直してリニューアル

貼り換えた鍵盤バランスブッシングクロスこれで虫食いさえなければ50年使える

なかなかいい感じすよ

ブライドルテープの交換

かびと虫食い

けん盤をすべてあげて掃除しなくては

鍵盤押さえフェルトも新品に交換

アクション整調作業開始

クロスパンチングも少し虫食い

太古の昔から生きてきているゴキ
これは絶好の住処となるのだ

内側の壁は白いカビに覆われてしまっています