ヤマハU3Hピアノクリーニング修理 滋賀県N様に行きます 

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アクション整調が始まるまさにここからが調律師としての神髄を問われるところだ
とても時間もかかるところだが最高のレスポンスを求めての世界
地味すぎて写真でどう伝えればいいかわからない、0,02ミリの薄い紙(パンチング)を出したり入れたりして補正していく、ピアノ鍵盤上面ナラシ深さ調整だ
ピアノの命と呼ばれるアフタータッチはすべてここから始まる
ピアノは整調しなくても音は出るため他悪い業者はここを端折る、外装だけ磨き上げて出荷
というパターンが多い、それは調律師を抱えている運送屋さんと調律師との間に隔たりがある
整調作業が始まると時間も大いにかかるためすぐにでも出荷したい業者はその時間をロスと感じ
ドンドン出荷してしまう、そのあとを追っかけて調律師が調律のみを執り行う
したがってきれいにクリーニングした外装に気を取られ調律はできているためそこには整調は?
というユーザーはいないのだ、というよりわからないグレーなところなのかもしれない、

クリーニング以上に大切なところだということを理解しておいてほしい
運動機能を正確に位置付ける指先に感じる反応性を高めることにより整調の出来上がったピアノは
確実に答えてくれるわけだ。

コンサートチューナーが一番時間をかけるところも整調作業だ弾手の表現力を最大限に
ピアノにレスポンスを与えなくてはならないということが求められるところだ
ブッシングクロス張り替え終了

ここが2号工房
子供らには大人気だ

鍵盤ブッシングクロス取り除き作業

兵庫県からはるばるピアピットにようこそ〜〜
ヤマハU3Hですオールカバーも付いていたせいか外装状況はこれ以外に良好なのだ 擦り傷等はあるが大きなうち傷は少ない
音色はさすがにくぐもってしまっている、もう一度リニューアルを施して新品同様にて使っていただきます

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
鍵盤ブッシングクロス交換(全交換)30000円
アクション総合調整22000円
耐震防音用ピアノストップ10000円
運送30000円+30000円=60000円
税込納品時の調整調律含まれます

以後30年は使える、大切にお使いくださいませ

ピアノ調律音上げ作業

最近のネット事情

バランスとりはずし作業

譜面台ヒンジは芯が飛び出てきています
これらは丸ごと捨て去り新しいヒンジに取り換えられます

みがき前の鍵盤押さえ

ブライドルテープも新品に交換されてご機嫌だ

ピアノ本体腕木〜天屋根側面の磨きクリーニング

黒鍵盤のブッシングクロス取り外し作業 実に手間がかかるが交換しないと使えないのだ

バフでしっかり磨きこんでいきます

まずは埃等をすべてブロアーで吹き飛ばす

正面パネル両脇につっく飾りの割れがあるがなぜか両方に入る
ほとんど目立たないがこの部分はプラスティックなので修理しなくてもいいと思う

最近ますますネット系の勧誘がたくさん来ますね、たとえばピアノ修理と検索をかけると1ページ目に出るようにということらしい
ええっ??あそこは有料ページだということは全く知らなかった。もしくはアクセスが多いところが載るんです、ということ
99%有料ページらしく、載せるのにも7万円〜18万円もかかる、載せるにもそげなお金もないピアピット
それならばピアピットのページに広告を載せれば誰かがクリックするだけでお金が入りますよ・・・とのこと
ピアピット的には子供も見ているHPあまり変なところへジャンプしても困るしということでどちらも丁重にお断りすることに
HP仕掛けるHPじゃないと商売できませんよ。と言われたが。ここはそげなお金もないし、好きなことを好きなようにやっている輩でして
見てくださったお客様に本当に感謝してます。すべてをありのままにがモットウで商戦は苦手でやんす

アクション整調準備

出来上がった鍵盤を収めてまずは音上げ〜

鍵盤際の汚れ指垢等もきれいに削除するサンディング

ピアピット2号工房内レーザー光線設置・・・・というか意味わからん・・・・・・昨日来た子供たちには大ウケする

鍵盤鏡面につく細かい傷等の削除 意外と傷がついている鍵盤

ヒンジ取り外して磨く そして塗装が施されるのだここは塗装しないと2週間で変色してしまう

レーザー光線パターン選出  全く無駄なものをよく買うな!!怒られること間違いなし

鍵盤木口はみ出た部分のカット

鍵盤バフがけと際の塗装

みがき前のカビシミの付いた鍵盤と磨いた鍵盤一目瞭然だ

ヤマハのロゴもひかり新品時に戻りました

傷が多いピアノ鍵盤蓋表面

ピアノ鍵盤蓋奥丸部分のクリーニング作業

磨かれた拍子木

ピアノけん盤両脇につく拍子木

バランス部分ブッシングクロス張りこみ
これこそ手作業の極みだ

鍵盤木口交換〜ブッシング貼りこみへ

ピカピカに変身した天屋根

磨くは木村君  まだ涼しいのよここは!!
ナベサンがまた大きなエアコンを入れるらしい、より快適だ

出来上がったハンマーをアクションレールに取り付けブライドルワイアーにテープをかけてアクションはとりあえず終了 動き等に関してはこれからだ

バランスキーピンを磨き虫に食われたフェルト類を新品に交換

ピアピット補強大工仕事

ハンマーヘッドファイリング

ブライドルテープ等の交換作業  この交換で向こうまた30年は切れない

やはり30年以上も経つヤマハU3H
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

鍵穴も作動チェック

口棒鍵穴周辺のクリーニング

口棒も取れない〜〜何とか取り外したがビスは途中で折れる

底板ペダル装着

抜き取った錆びついたビスと新品のビス

ピアノ底部分にもスラッジ埃カビシミ等、これらも含めてきれいにクリーニングします

磨かれたペダル窓と交換されたペダル窓クロス

ペダル窓

ペダル下の天秤軸受けの小さなクロスも新品に交換されます       ペダル磨き

底板が取外し、ペダル窓のクロスもこのように虫に食われてしまっているのだ

ピアノ本体を寝かして底板取外し作業、これがまたビス等がさび付いて回らない〜〜
1本抜き取るのに数十分

埃がたまっていたけん盤下も掃除 キーピンの磨き作業

弦ピン関係のクリーニング作業

お金もなかったのでナベサンがコツコツ
大工仕事で作った耐震?これが意外に丈夫なのだ、素人が作るとビス釘をたくさん使うため
丈夫なのだ

作業場

1号工房仕上げ室

ダンパーのフェルトが弦にくっついて千切れる。 錆の浸食でフェルトも同化、

ピアノ内側は虫の蛹がいっぱいだ

1号工房すでにぼろい

これが2号工房入口だあ

けん盤下は埃にまみれている

鍵盤木口交換 ふるい黄ばんだ木口を落としていきます

その虫をネットで検索すると相当気味悪い格好を見ることができる、虫が嫌いな人は見ない方がいい

これがほかのピアノの正常な状態

まさに恐るべしカツオブシムシ

本当は赤いクロスが両方向にしっかりついていなければならない

バランスブッシングクロスはほとんど食われてない
鍵盤左右バランスをつかさどるところだ
これがないと鍵盤はカタカタになる

私たちはしょっちゅうこういう状態を目にしているのであまり驚きはしないが
必ずえええええええっ!!という話になるが必ず治るところでもあるので安心しよう
鼠はないが虫食いはネズミ以上に恐ろしいものがあるのだ
全てのクロスを食い尽くすのだ

マフラー両脇につくグリーンクロスがボロボロ

これは相当な虫食いだカツオブシムシというフェルトにつく虫だ

ピアノクリーニング作業一番ユーザーが見たいというところはどういうところを直しているのか
どのように直しているのか、何を交換して何を調整するのか
見えなくてお金をかけるほど不安なものはないところにあるので、しっかりと作業内容をこと細かく紹介していきます

ただ外装のみを掃除してクリーニングしました!という業者も多い中、ピアピットは違うぜ!!という所を見てもらいたい

黒鍵盤ブッシング貼りこみ作業

クリーニングされた鍵盤押さえ

特に鍵盤関係を徹底的に食い尽くす虫たち

犬馬の冴えのクロスもムシクイ

ゴキブリの卵

鍵盤奥のグリーンのクロスが何やらむしくい?  両脇を見るとゴキ君が死んでいる その周辺は糞にまみれている

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まずが到着した中の付属品等の確認と保管だ オールカバーも付いている、なくさぬようにしっかりと目印をつける。