ヤマハU3Eピアノクリーニング修理外装カスタム塗装 神奈川県U様

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Eモデルの特徴はとにかく丈夫なピアノだ。今のピアノとはまるで違う
当時ヨーロッパのピアノに追いつけ追い越せとふんだんに部材関係なく
使っていた時代だ、たしかに昔は環境破壊と言う言葉は町の工場が上げる煙が一番だったり
水質汚染で〜〜みたいな感じが多かった

家の建て替え中にピアノもリフレッシュ ピアノ自体は50年近くたつEモデルだ
この当時のピアノはとにかく大きいでかい、ヘビーな感じが強い 確かに支柱も6本と最高に多い時代の物だ

これをその間に直して快適に使っていただけるように修理します

今回外装は外注に出す予定・・・・・・・だったのが急きょフクチャンがやるということに、これはラッキーだ持ち帰ってきたナベサンが
色味の心配がフクチャンにはあったようだ。渋いかんじと伝えることのむずかしさは重々わかるのだ、

元々の木の目に沿ってクラッキングを生かしてアンティック調になる
これかっこいいです。自然の感じがかっこよくいかされていてGOOD

カビ〜〜こういうのもきれいにクリーニングしたい

アクション分解修理に入ります

黒いヤマハのピアノから一転  ブラウンのボディー木目が冴えるU3Eになり始めた

光が強すぎて茶が強く映る

このいろみが一番ただしい

ペダル窓

2号工房奥つくる

鍵盤表面についたカビ汚れ等をきれいにクリーニング

荒削り 一応大まかな塗装が落ちた木目はきれいな木目があらわる
しかし鍵盤蓋〜他パネルの木目を見ない限りは何とも言えないのだトータルでどういう風にするかが来まる

ナベサンが古い塗装を落とし始めた ラッカー仕上げその下にはサーフェーサー、その下に生地と出てくるもともと黒いピアノ
でもこの当時のピアノは外装をはくると綺麗な木目が浮かび上がったりしてくるのだ
アセトンでラッカーを溶かしながら剥離していく

ピアノは大抵ここから具合の悪い症状が出てくるのだ、これは全てのピアノがそうだ。構造的にはすべて同じ構造を持つ
スティックの出方は環境おいてある場所によって異なったりするが。ここはハンマーを蹴り上げる一番最初の運動のところだ
センターピンの劣化は症状が出ないと判別できないところもあり、湿気によって出る場合もあり、乾燥すると治る
まるでいたちごっこのような作業になる・・・昨日は出てなくて本日は出てきた〜〜〜みたいな
毎日見てはいるがそのたびに違うところを直すと言う繰り返し

鍵盤運送のかなめでもあるキーピン関係
ピカピカになる、このピンがきれいなだけで運動はまるで違う

Eモデルとなるとここジャック系のスティックが特に多い

今度ここが新しい塗装ブースになる

分解前のハンマー弦溝がザクリとついている

完全に切れまくっているフレンンジコードと触れば千切れてしまうブライドルテープ関係

ジャック関係の修理をチェックしながら
後でジャックの修理を執り行う

ハンマー整形ファイリング作業

色がつくとさらに浮き出る木目なのでOK

ならばと言うことで色味関係のご相談しますので
こういう感じの相談ができる

弦ピン関係も錆も取れGOOD!!!

新品フレンジコード白くしなやかさがある

この年代のピアノは全てU3に限らず
ジャック系フレンジ系のスティックが多い
使っていても使わなくてもなるところでもある
まあ修理的には問題ないが
動かなくなれば交換し続ける部品とおもえばいい
何年持つという部品ではないのでうごかなくなれば
交換するところと思ったほうがいい

ギブソンマニアのピアピット男衆

鍵盤木口交換

鍵盤木口交換

キャスターチェック

黒鍵盤バフがけ終了

なかなかいい木目だ 

カビも取れてピカピカになる

本体だけで半日かかる〜〜

じっくり落としていくのがきれいに落とすコツなのだ

一気に落とすのは禁物だ

カビの生えた鍵盤黒鍵盤バフがけ

少し少し下地が表れる

サーフェーサーをサンダーで落としていく この作業は誰もやりたがらない作業だがナベサンとフクチャンは好きらしい

ラッカー系は落とすのにものすごいにおいが発生する
絶対に住宅街では無理な作業だ

灰色に見えるのがサーフェーサー

小一時間奮闘が続く  50年ぶりの分解作業ですからね 各ビスはさび付いて当たり前

まずまずさび付いて回らない〜〜〜〜

ピアノ本体を寝かして底板等の取り外し

ピアノパネルを取り外す ピアノパネル裏側はカビに覆われてしまっています

まずは外で埃関係をきれいに吹き飛ばしたい

鍵盤関係はカビシミ多し

一応色味系は一度写真を送ってもらっているがはがした木材の色味により相当に変わるところがあるので要相談だ

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