ヤマハU1G 船橋市K様ピアノクリーニング修理、消音サイレント取り付け

ハンマー整形ファイリング作業 音色を決める重要な作業 もちろんベテランの剥き方と素人の剥き方では雲泥の差が出るところだ。
綺麗に剥きあげることこそ熟練の仕事なのだ  学校ではハンマーをアクションにつけたままファイリングを教わるが
それこそNG 一度剥いたものは元には戻らない 片減りの剥き方になってしまうのとフレンジを痛めてしまう

ヤマハU1Gモデル 5本支柱の最後のモデルだこのモデル以降U1Hと形こそ変わらないが裏側の支柱等の本数がコスト削減により少なくなる
それなりに丈夫なピアノを作っていたがピアノが売れまくると同時にコストの削減がこれ以降ドンドンはかられた
知っている人はその前のEモデルとかを中古でくれと言うくらいまるで今のピアノとは作りこみが違うところにある
このGモデルも最後のヤマハの逸品と言えよう

ナベサン愛器ギブソンドブ 20年ぐらい使っている

深い傷までは取れないがそこそこ綺麗にクリーニングできた

ピアノは寝かすことによりより細部にわたりチェック点検ができる
ピアノは立てたままだとその部分しか見えない
ねかして初めて解る故障カビ等の症状が見えてくるのだ
一般家庭ではピアノを寝かすということはないのでこういう時にこそしっかり見ておきたい

クリーニングされた妻土台と脚

ペダル窓 ペダル奥部分につくフェルトスキン等はすでに千切れてしまっています
このクッションクロス等も新品に交換することによりスムーズなペダリングが可能になり大幅な
雑音防止にもなります

取り外したピアノ底板

セル系は年数経過とともに変色縮んでくる上面は割れない限り使えるのと変色はしない

ここで元もとの弦をじっと見ていた義春氏 あれれコキアゲが甘いなああ〜と気が付く
ピンホールが見えてしまっている もう一度コキアゲを    これ工場出荷時からこうだったと思う
治す義春氏

GP用サイレント音源ボックスなのだ

ペダルセンサー取り付け

消音ユニット鍵盤センサー取り付け

集中豪雨の始まりの積乱雲出来上がり
サイレントユニット取り付け前の整調作業

深い傷は取れないにしてもGOODな仕上がり鍵盤蓋表面

ピカピカに磨き上げた鍵盤蓋内側

鍵盤蓋みがき ここはやはり目立つ所ですね

アクション内部組み上げ完了 本体にアクションを装着
これからが整調作業  パネル系は一応全て磨き終了


今はここがすいているが今日夕方から全国からピアノがどんと入荷してくる
修理関係〜クリーニング カスタムものとありとあらゆるぼろいピアノが持ち込まれる
ほとんど他でさじ投げられたピアノが多い そういうピアノでも治すところがピアピット
まさに黒子に徹するところであります

アクションフレンジコードの張り替え作業 このコードはハンマーの帰りを助ける重要な役目を果たす
このコードが切れるだけで連打ができなくなる

さび付いた鍵穴

ブライドルテープの交換作業

深く弦溝がついたハンマーヘッド 音色等の悪化はまずここから来る

アクション分解作業  ハンマーの取り外し

鍵盤表面につく爪傷 実はピアノで一番傷がつくところは鍵盤 弾けばつくわけなんであたりまえの話だが
意外と傷関係は外装に気を取られるところにあり鍵盤、と言うとピンとこないし白いところに傷がついても目立たないというところもある
しかしクリーニング作業ではこういうところまできれいにしたいというピアピット特有の作業だ
アクリルについた傷はこすった位では到底落ちない バフを使って綺麗にピカピカに戻します

この年になるとね〜〜あちこち体が痛いんだ  医者にあれこれ言われる・・・・・・・
かみさんがあれは食べちゃダメだのこれはダメだのってよううるさくてよう
真夜中に食べてるぜ〜〜〜

アベノミクスが景気を拡大させ・・・・・・この業界はさっぱりぱりで
なんとフェルト系が30%も値上がり9月からと言う通達が入るばかりでして
部品も相次いで値上がる昨今 特に塗装塗料関係石油製品系は著しく値上がりアセトンはすでに倍になるんですが、修理料金は変わらず・・・・・・今のところ消費税も内税方式 来年消費税が上がったら
外税にするしかないすね〜〜〜〜世間では家はマンション売れ高級品がバンバン売れる
前のバブルと言うときも何も関係なかったこの世界、まあ世間的に景気が良くなるということは
ピアノにでもなんらか少しでもちょいとお金をかけてくれるのを期待したいですね

鍵盤木口貼り替え

ペダルバフがけ ペダルを底板から取り外して1本1本磨く

取り外したペダル部分

本体バフがけくりーにんぐ

傷に覆われている妻土台〜足

クリーニングされたチューニングピン関係 弦ピンクリーニングひたすら磨く

ピアノ本体を寝かして底板部分を取り外します
底板を止めているビス関係もすべて新品に取り替えられます

すべて外装ペダルに至るまでHシリーズに引き継がれた、のちにHシリーズ日本一販売実績を作る

まさにお手本級のレベルで剥きあげる義春氏 フェルトの層をしっかり見極めることこそ重要なのだ

鍵盤バフがけ

ナベサンが作った1号工房

ペダルを取り外したペダル窓 この部分もきれいに磨き上げてペダル窓クロス等も新品に交換されます

Gモデルすでに40年経過しているモデルあちこちやはり直さねばならないところも各所あり ピアノのパーツは虫食いネズミ害がなければ通常の使用で
40年ぐらいのコード類の寿命があるのでまあこのくらいでもう一度パーツ系の見直しを図ってやるだけで一気にピアノの寿命を延ばすことにつながる

弦ピン関係音のかなめでもある さび付けば当然音色にも大きく影響するしピアノの寿命も大きく変わる

鍵盤木口手前部分の変色 手前部分と上面の材質が違うのだ上面はアクリル手前はセル系 なぜか
鍵盤は柾目部分のちょうど湿気等で動く部分が手前に来るので動きの干渉を融通するために手前はセル系が使われている
木は湿気で伸び縮みするがアクリルは伸びたり縮んだりはしない。そういうところまでノウハウがピアノは注ぎ込まれている

鍵盤関係の修理クリーニング

チューニングピンン関係の磨き作業
錆びはピアノにとって大敵 いち早く錆は削除していきたい

天屋根クリーニング

下前パネル

外装のクリーニング作業  コンパウンドを各部分使い分けて磨き上げる

傷が多い天屋根

鍵盤押さえクリーニング

さび付いている鍵穴

腕木の傷鍵盤、アクションを取り外していきます

今回全てにわたり細かくりにゅーあるの様子を見ていただきます

他ではやっていない修理等もすべて絡めて完璧なU1Gに仕上げたいと思います

拍子木の磨きクリーニング

ピアノクリーニング今では運送屋さんとかいろんなところでやってはいるがmそのやり方スタンスは様々なところで、綺麗になればいいだけ
とかいうところも少なくない 調律師が手を入れるということを前提にしないとピアノはいいピアノにならない、と言うか普通触れないはずだ

金属パーツも錆等がついていい感じではない、今回クリーニング修理と言うことで細部にわたりしっかりと修理点検調整を加えようぞ
新品同様でもう一度買った時の感動を与えたいのだ。

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お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
アクション総合調整取り直し22000円
消音ユニットGモデル150000円
運送12000円+12000円=24000円
税込納品後の調整調律含まれます

ついにきた大雨

本体バフがけ作業