ヤマハU1G 岐阜県本巣市N様〜埼玉県南区A様ピアノクリーニング修理

ピアピットHPへ

大変長らくお待たせいたしました。U1G U1Hと正面から見た感じは全く同じ、なのだがこのモデルまで外装を博ると綺麗な木目が表れるのだ。それと大きな違いは裏側の張力を支える支柱太い支柱が5本入る H以降のモデルは細い支柱が4本のモデルだ
当然音色にも表れる、太く伸びこむ音はGシリーズの特徴だろう
Hシリーズが発売されてから日本も高度成長に伴い猫も杓子もピアノが売れまくった時代を迎える
当然そのころからコストダウンが図られるその第一号がHシリーズから本格的に始まった

拍子木の傷

上の傷が取れ始めると下の傷が出てくる

内側はぴかぴか

鍵盤際についた指垢等もきれいに削除します

ピアノ本体を寝かして底板取り外し 底板を止めているビス等もさび付いているのですべて新品に交換
底板を取り外さないと交換できないところペダル窓クロス等の交換
底板隅々まできれいにクリーニングできる

ピアピットはありとあらゆるマニアと言われまたはオタクともいわれる
連中の集まるところだ
趣味はギターとかピアノなのだが深く追求するあまり全て貯金などない
楽器につぎ込むアホ連中だ
しかしそこはマニアいいものしか買わないので目は肥えすぎているくらい超えている。その性分をピアノに注ぎ込むところがまた面白いしマニアなピアノができる
それを頼ってこうしてくれああしてくれと発注されるのだ


もともと深い趣味の会社なのでみんな居心地はいいらしい

チューニングピン磨き開始

自作のエフェクターを持ち込むマニアたち

イスも剥げているこれらもきれいに塗り直します

弦ピン関係のクリーニングぴかぴかになりました

埃がたまってるペダル下部分

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
鍵盤木口交換15000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理10000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送岐阜〜ピアピット28000円
ピアピット〜埼玉15000円
耐震用ピアノストップ10000円
税込納品時の調整調律含まれます

アクション整調作業開始

天屋根何かを垂らした後塗料だけが剥がれている
ここはカバーとタッチペンで塗っておきます

内部ピカピカに音色も張りのある音色に変身

みがき前の奥丸

磨き後の奥丸

バランスキーピン磨き作業

この傷を消すのは塗装しかないのだ

光の加減で良く見えるが・・・・・・・・

阿部のみくすとやらが景気を生み出しているそうだが、この世界はさっぱりですね
世間ではやはり消費税が来年から上がることを見越して家のりフォームやら建て直しやらでピアノを預かることは多いがそれだけですかね
ピアノ業界は何も変わらないというよりより悪化の一途をたどるんでしょうね。少子化はどうしようもないところでもあるし
でもこの仕事面白いんですやってて。儲けにはつながらないので工房もっちゃうと大赤字を食らうのでみんな持たない
ピアピットはナベサンの趣味の所が強いので面白いマニアなヤカラがうようよ訪ねてくる アーしてくれこーしてくれと注文を受けるが
さっぱりお金にはつながらないところが面白いという。人は増え売り上げは上がるが決算書は赤字が拡大しているだけという
会社らしくない会社なのだ。「ええんだよ、30年も続けてられるだけ有り難いことだ」とナベサンはあっけらかんと言う
この会社のすごいところはなんと借金ゼロ円というところだけだ。月みんなにお金はらっておしまい、というまあ30日は1円も残らないらしい
そりゃだれもこういうことやらないよね〜〜〜〜

鍵盤蓋表面一番傷がついているところ このスジスジキズの下から本格的な傷が表れる

光始めた腕木

連日の暑さでばてばて。エアコンもきかねえええええ
でかいエアコン入れたのに・・・・・・・

ピアノ本体磨きクリーニング

鍵盤側面サンディング

底板のクリーニング

ペダル窓磨き 

磨き前のペダル窓 傷もザクリとつく

ペダル真ん中クロス皮もすでにボロボロ

じっくりとフレンジコードを貼りこんでいく
1本1本手作業でコードをかけていく

フレンジスプリングコードの交換

ぺだる底板取り外してクリーニング作業開始 

フレンジ割れ発見

ハンマー整形ファイリング作業

ブライドルテープの交換作業

古いフレンジコードを溝部分からカキとる作業

ブライドルテープもぼろぼろなのだ

やはり30年以上も経つヤマハU1G
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

すでに完全に変色して切れまくるフレンジコード この時点で連打性は大幅に下がっている

チューニングピン磨き

黒鍵盤バフがけ

鍵盤木口交換

ブルーピン復活

新品のリヤカー2台を持ち込んで色を特注で塗り替えるつわものもいる
1台11万円也それをカスタマイズするらしい・・・・・・なぜに目的は??

ヤマハロゴ、年式によって少しづつ大きさが微妙に変わるのだ

アクション整調 弦あたり関係はバラバラなのだこれでは発音トいうところから期待できないことになる

ゴキぶり 発見

ピアノヒンジ磨いたらウレタン塗装は必ずしなければならない

おおっさぞかし探したであろう3ピースなんだお?
ミッキーマウス??であろうか

ヤマハU1Gピアノ修理クリーニングこれからできるだけ細部にわたり
作業をこと細かく紹介していきます
出来上がりまでじっくり見続けるとピアノの内部に精通した人になれるのだ。激変してくるピアノ見ていてください

ピアピットスピリッツ満載のHPで紹介したします

けん盤を外すと鍵盤下は埃にまみれてしまっている 

音色はくぐもりいい感じではない
Gはもっと音自体にパワーがある もう一度復活させようぞ

ピアノが届いた瞬間

ピアノ内部は埃がたまってはいるが大きなさびは少な目

アクション整調前の調整

40年たつU1G 外装は年数うから見ても比較的GOODだ
細かい傷はこれ相当なのでクリーニングすると違えるようになる

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貼り換えた鍵盤木口部分の加工

ペダルも変色している

鍵盤木口も黄ばみ始めている鍵穴はさび付いている

虫食いは少な目でGOOD

ポツポツとうち傷が出てくる

ペダル磨き 1本1本ペダルを外して磨いていく

アクション内部は埃にまみれてしまっている、動きも悪いが
じっと修理の時期を待っていたかのようにも見える
レスポンスも100%跳ね上げたい