サンディングされた鍵盤側面

ブラザーピアノ ピアノクリーニング修理 鳥取県N様

こういうコンパウンド系はホームセンターものでは到底使えないところもある やはり車関係
フェラーリ系とかロールスロイス等をみがく工場のケミカルは参考になるし 使いやすい・・・・・・・が高いのが難点

土岐市からはるばるピアピットへクリーニング修理を施して今度は鳥取へ
ブラザーピアノ、到着時色が焼けてないしGOODデザインも素敵だ 特に前パネルがさらりと飾りがありいい感じだ
ロング譜面台を持つモデルだ。フルサイズモデル  中身は湿気でカビているしさびているがなんとかきれいに戻し快適に使えるよう戻します

ピアノ本体を寝かして底板の取り外し作業  ピアノが一番湿気を帯びている所でもあり
埃汚れが一番ついているところでもある

歯ブラシを使ってカビ埃等を綺麗にぶろあーで飛ばしながら掃除をする

ピアピット、新しいギター(オールド)をフェンダービンティージアンプで音を出す。音にはうるさいナベサンとフクチャン
ブルーはムスタング、もう一つはテレキャス ブルーは実に素直な粒ぞろいの音色だ ジャリ〜〜ンと低音から高音までバランスよく
タイトに音が出て気持ちいい テレキャスはこれがまた癖のあるテキサスギターのようで太い音色でかっちょいい
ナベサンはイーグルスなんかがすきなのでテレキャスお気に入りだ

真ん中の弱音フェルトこれも全交換だ

ナベサンこのピアノ最初から音色がかた過ぎいい感じはないので ややソフティな感じにしてくれと注文が出ている
工藤さんが朝から整音作業ピッカリング作業を施している

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤ホール調整8000円
ハンマースティック修理15000円
ジャックスティック15000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
椅子12000円(新品価格29000円)
丸椅子が相当によごれているためぐらぐらしている
運送25000円+鳥取2Fクレーン入れ52000円
税込納品時の調整調律含まれます

ピアノの底部分も再塗装される  こういう見えないところはぜひとも綺麗に仕上げたい ピアピットスピリット

ペダル窓クロスも新品にはりかえてペダル装着 

磨き上げた弦関係 ぴかぴかになる

底板分解修理

特に下部分は念入りに錆とりを施していく 普段見えないところこそ重要なところだ

ピアノ下部分は湿気も多い 下から湿気が上がるに伴い錆が忍び寄るのだ

ペダル磨きクリーニング 1本1本丁寧に磨いていきます
新品時の輝きが戻るペダル

黒鍵盤も同様にバフがけ

鍵盤側面際についた指垢 これらもきれいに取り除きたい

傷が取れると蛍光灯もきれいに映りこむ

細かい爪傷がつく白鍵盤

鍵盤表面には爪傷が無数につく ピアノで一番傷がつくところでもある
よく目を凝らして白い鍵盤を見ると爪傷がびっしり もともと白いところなので目立ちはしないが
こういうところもしっかりとリニューアルしたい

底板を取り外したらペダル分解修理作業

調律師の業界でもいよいよ昨年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

けん盤下にこのピンが入るこのピンがさび付くだけで鍵盤摩擦抵抗は上がり動きが渋くなる

ハンマーヘッドはファイリングしながら使う しかしファイリングの仕方で寿命を決めてしまうところもあるのでベテランの仕事になる

ハンマー整形ファイリング  ハンマートップについた弦溝をきれいに削除します
ふぁいりんぐはナベサン  今回退院後初めてのファイリング力が入る   糖尿病も吹っ飛ぶ出来具合だ

アクション分解修理 ブライドルテープの交換                            鍵盤木口交換

スラッジもきれいにクリーニングサッパリアクション

ピアノ本体磨きこみ作業

アクションスラッジにカビが発生 ハンマーを取り外すとアクション中までスラッジがたまる

古い鍵盤木口落とし

鍵盤木口の交換作業
鍵盤手前が黄色く変色し始めている
鍵盤木口ここは以外にピアノの真ん中へそになる部分、鍵盤ふたを開けると一番最初に目に飛び込んでくるところでもある

ああああ〜〜〜あの2本のギターほしいなあ  手が出ない金額だ

ワンボリュームのみのアンプギター単体の良さ悪さがもろに出るアンプだ

鍵盤蓋のクリーニング ブラザー、買ったばかりの時は皆こういう感じだったはず

チューニングピン関係の錆とり作業だ 結構な錆がこびりつくブラザーピアノ チョイと磨いたくらいでは取れない 朝からヨッチャンこれにかかりっぱなし

コンパウンドを使い磨き 8000モデルで磨く するとこうなる

無数に傷がついている天屋根

FMC8000コンパウンド
これいいのよ、ちと高いが使いやすいし傷もきれいに落ちる

鍵穴も磨きこまれてピカピカになりました

口棒鍵穴周辺

磨き関係はいろんなケミカル材研磨剤を使う
3M系が結構いいコンパウンドがそろっている
値段は数千円と高いがそれなりに綺麗になるのだ
プロはこういうものを惜しげもなく使う

ピアノ下前パネル磨きクリーニング前

クリーニング完了

バフがけ細かい傷ともう綺麗にクリーニングされます

ピアピット老猫チョコ

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NEWS     先ほどBS日テレの方から電話があり昨年の12月の放送した絆の力と言う番組でピアピット修理
反響が大きく12月の13日14日で再放送が決まったと連絡が入る〜〜是非見てくださいね。
ボロボロのピアノおばあちゃんが使ったピアノをお孫さんに・・・・・・必死でオーバーホール引取りから納品までドキュメンタリー

丸々一日かけてフロントキーピンバランスキーピン磨く
ここはピカピカでなくてはならないというかタッチ感触に大きく影響するところでもあり
しっかり磨いておきたいところだ

新品ン時のタイト感たっぷりの音色がよみがえるのだ

フロントキーピンバランスキーピン磨き作業

ギターの弾奏も終えてブラザー本体のバフがけ作業

どちらも甲乙つけがたい良さを発揮している、デザイン云々よりもどちらもほしいギターですね

外装はきずは少しあれど大きな目立った傷がないところがGOOD  曇り等はきれいにクリーニングできそうだ

入荷時のちぇっから〜これからクリーニング作業にぽつぽつと入ります できるだけ細部にわたり見ていただけたらと思い一生懸命にUPしますのでぜひ見ていてください。 やはり作業内容ってとても大切なところだし、修理に出している方も一番知りたいところを明朗に紹介していきます

ヒンジビスもすべて新品に交換されます

ブラザーピアノペダル部分完成

ヒンジは磨いたあと塗装が施される
数台まとめて磨く

奥に見えるピアノはピアピットカスタム色に塗り替えたピアノだ

出来上がったハンマー等の部品を本体レールに取り付けていく

ピアノ調律師も国家資格となる

古いぶらいどるテープの削除取外し

弦関係の磨きクリーニング 錆はピアノにとって大敵早めの錆取りは必要だし
ピアノの寿命にも大きく影響してくるのだ

ヒンジを取り外していきます

細部にわたりクリーニング修理を執り行っていきます

共鳴板にはブラザーのパテント

弱音マフラーも硬く硬化し始めている
バランスキーピンフロントキーピンは完全に変色してしまっています

パネル分解作業

結構強烈についたチューニングピンの錆

鍵盤 埃が相当たまっている
虫食いも少し感じられるが演奏上の影響はない

アトラスピアノで作ったモデルこの形は特徴あり それとこの深いワイン色は当時ヤマハカワイでもあったが木目がヤマハカワイはよくなく、アトラスの木目は絶品だった 深い艶を出すとこの木目が浮き出てくるのだ

外装パネルバフがけ、まずは鍵盤蓋関係

変色したぶらざーのロゴ

ペダルだけでもアトラスとわかる独特な形状

アクションカビに覆われてしまっている
湿気のせいでメッキピンだったはずのチューニングピンまでが変色