カワイBL71 佐波郡Y様ピアノクリーニング修理メンテナンス
カワイBL71これは初期モデルだ、まだバット〜ウィッペンが樹脂になる前の機種これがいいのだ
すぐこの後は全て樹脂に切り替わった途端ハンマー等が動かないスティックの嵐になる、ナベサンがまだカワイにいた時に
BLシリーズで頭悩まされたらしい、・・・・展示してあってもスティックしていた。すぐに改良されたはずがやはり同じだった
だからこの手のピアノはこのモデル以前の物がいい、今でもガンガン鳴るピアノだ、
全てのUPに対応できるように作ることができます
ペダル系
ハンマーヘッド各種
アクションネジ〜ブラケット
鍵盤系キーピン関係
鍵盤押さえとかピアノにつくフェルト
小さなスプリング系
アクション構成している中のさらに小さな部品
ピアノ足回りキャスターまで
ダンパーレバークロス300円ぐらい(1台分
全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました
ご存じブライドルテープ
1台分1600〜
ジャックスプリング
800円(1台分)
UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)
ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円
しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)
レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻
各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります
譜面台のヒンジ1個180円ぐらい
ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜
ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP
ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)
ピアノ各ボタン数十円〜
全弦ピン交換 170000円(UP) GP230000〜 UPGP工賃込
ピンブッシュ2800円(1台分)
黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)
ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい
ハンマーシャンク2700円(1台)
最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能
ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)
アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円 一台分交換25000円(工賃込)
鍵盤押さえフェルト400円〜
鍵盤木口 ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円
ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト 低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ
1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円
ヒンジはみがいた後塗装が施される
みがいたままではすぐに変色してしまう
本日快晴だ
拍子木についていたシールも取れぴかぴかになりました
ペダル分解修理
ペダル窓クロス新品貼りかえ
総揚げと言う作業、もすべて取り直しだ、だんだんトルクが上がってきた感触を感じる
一番のおや??と思ったのはストローク距離が以上狭かったところから始まった作業だ
元までたどるとここは触らないところまで回していることが判明
お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
クロスパンチング交換8000円
バランスパンチング交換3000円
フレームボルト調整5000円
アクション総合調整22000円
ハンマースティック修理15000円
ジャックスティック修理5000円
調律15000円
運送20000円+20000円=40000円
税込納品時の調整調律含まれます
難解な調整を元の正常な状態に戻さなくてはならない しかしなぜに??こんな面倒なことをしたのか
アクションがだいぶいじられている
たぶんタッチを何とかしようとアクションボルトを下げられ
いろんな箇所が定置位置から変更されている
これだと相当に変な感触が残る
元の状態に戻さなければならない
鍵盤バランスキーピンの磨き作業 ここは鍵盤抵抗値が錆によって跳ね上がるそうするとたちまちタッチ感触は大幅に落ちる
スムース性がすぐに失われてしまうところだしっかりと磨き上げることにより摩擦抵抗を軽減する
バランスパンチングも虫に食われてしまっている
交換前
虫に食われボロボロなフロントパンチングクロス
交換前
ハンマー整形ファイリング作業
ブライドルテープ等の交換作業
鍵盤バフがけ細かい爪傷等もきれいにピカピカに落とします
古いむしくいのフロントパンチングクロス
ピアノ調律の世界も国家資格になります
ぺだる磨き修理
底板取り付け
ピアノ底板取り外し分解作業 底板等を取り付けているビスは全てさび付いてしまっています これらも新品に交換されます
さび付いている底板ビス
ペダル窓クロスも新品に交換されます 交換前のペダル窓
比較的良好だ
大きなうち傷は少なくOKOK
マフラーフェルトも新品交換
新品クロスパンチング
鍵盤を押仕切った感触も大きく変化する
ソフトな感じがいい
下の方(写真)に交換前のクロスパンチングが載っています
ピアノは寝かしてみて初めて分かるところも多い 立てた状態で見るより寝かしてみたほうが細部にわたり目が届くわけだ
つい見逃しがちなところまであらわに見えるのでこういう時にしっかりメンテしておきたい
チューニングピン関係クリーニング終了
手掃除機が入らないところはエアブローして細部のたまる埃まできれいに吹き飛ばします
ぴあのチューニングピンも錆発生 早めにきれいにしたい
曇ってしまってカビがポツポツ出ているピアノ本体
まだつくり途中の奥部屋に担ぎ込んでバフがけ作業
鍵盤を上げるとバランスクロスパンチングは虫に食われてしまっている
この部分はうるとら大切なところでもあるので交換だ、鍵盤高さをつかさどる大切な部品なのだ
けりこんでもいいんだ、ピアノは弾いてなんぼ!!
ピアノ下前パネル部分 ここが一番傷がつきやすいところだ
小さなお子様は足がペダルにつかないぶらぶら。となるとこのぱねるをけりこむということになる
ムシクイもあり! 快適性を取り戻さなくてはならない 外装は磨けば綺麗にどうにでもなるがアクションは手をかけただけの
レスポンスがついてくる アクション自体もスラッジ等にまみれてしまっているのできっちり細部にわたりクリーニングしたい
さあなかみはさび付いているのと相当に動きが渋くなっているところ多い
鍵もピカピカに変身カマチ部分
譜面がつく前パネルクリーニング
鍵がついているカマチと呼ばれるところ
鍵盤蓋表面クリーニング!!!
カワイロゴもさび付いて周辺は傷がついている
磨き始めるとウレタンが光始めた ぴかぴかになり爪傷もきれいに落ちた
譜面台ピカピカになり新品時の輝きを取り戻す
鍵盤蓋クリーニング鍵盤蓋も傷が多いところだ BL71の鍵盤蓋はGPと同じ鍵盤蓋を持つところが他メーカーのピアノと大きく違うところでもある
とにかく一度細部にわたって点検修理メンテは必要な年代のピアノだ
1度手を加えておけばまた30年は使えるんだ
譜面台っキズに覆われて顔も映らない状態だ まずはここから磨いてみる
弦クリーニング作業
外装等のくもりはあるがこれらはクリーニング作業できれいにピカピカにリフレッシュされますね