始めたころのピアピットはたった10坪の小さな工房で
フクチャンと二人で始めた、この時のフクチャンはまだ不動産会社の社員だった、毎日遊びに来るようになりやめていついたという感じだ。
ネットもなく仕事もなく毎日ギターをいじり直しては時間をつぶしていた。
お金は全くなかったけれどもすごく楽しい思い出がたくさんあった

1台1台直していくうちにピアノの先生のピアノの修理〜ネットの時代に変わり
手狭になったピアピット10坪から400坪に大きくなる・・・と言うか
今いるところの不動産屋さんが鉄工所さんが出て行ってしまったのでどうしても借りてくれと頼まれたので、家賃が支払えるしだいまで!と言う条件で借りた。職人が続々集まり始め今では17人の職人がまいにち頑張ってくれているのだ。相変わらずお金はないがこれもまた楽しい、



ナベサンは面白い人なのでみんな寄り集まってくるのだろう
私は3番目の社員初めはこりゃ絶対につぶれると思っていたが
不思議な会社で今でも持っているというのがミステリーなのだ

鍵盤が入りましたね

ジュースコーラサイダー好きは要注意だ
糖尿病になる・・・・・・・ナベサンがそうだ

アトラスピアノ ピアノクリーニング修理 埼玉T様

フクチャンがマホガニで全て切り抜いてつくったストラトキャスター
値段は付けられないらしい ナベサンが40万円で売ってくれと頼んでいたが
答えはNO!!!OH!!まいごっど

夜7時を過ぎると各自趣味の世界に入る

自宅ではピグノーズこれ使い勝手がいいのと
ルックスがいいのだ

鍵盤が入ったアトラス義春氏ポロポロと展覧会の絵を弾き始める。  義春氏こう見えてもクラッシック〜ジャズ〜フュージョン
までガンガン弾ける強者なのだ。・・・・・・そうにはみえないけど

アトラスピアノ55モデル 深いきれいなワインの木目だ 古い55の初期モデル 外装に凝ったモデファイが施されている
後にクロイツェルピアノがこれにそっくりな高級ピアノ出した 手間がかかるので今はこういうピアノは日本製ではない
外装は相当な傷に覆われてはいるがクリーニングを施せば綺麗になりそうだ

厳密に言うとハンマー静止位置と弦の距離46ミリ
ハンマーが飛び出す弦に対して垂直に飛び出すように修正する
作業ですね。 右に走れば左側にのり紙を貼り修正といった作業
を目だけで判断しなくてはならないところにある

音色はいい感じにソフトだ

アクション調整 アクション整調ハンマースティック修理
まずは弦合わせ作業 弦に対してハンマーが正確にあたるように調整するところとねじれ走りを取り直すところの作業だ
わずか0.02ミリとか0.35ミリの修正調整 これで何が変わるかと言えば発音状況が変わるところにある
幅10ミリのフェルト先端に弦3本が打弦時あたって発音する 均等に3分割させてあたるように持っていく作業だ

おおっ見事な風格だあ  ヒンジも新品同様にビスも新品に交換

台風接近????雨が小雨だが

シロ ピアピットオス5歳

ペダル部分を分解していきます

ピアノペダル分解作業 カビシミ等すべて取り除き 湿気が上がらぬように塗装が施されます

ここで何とかペダル底板を取り外せた〜〜〜〜〜〜埃がたまる底板カビ発生

この底板がほかのメーカーと違い大変なのだ

ピアノを寝かして底板分解作業 

ブライドルテープの長さカット

チューニングピン渾身の磨きでぴかぴか 義春氏頑張る

調律師の業界でもいよいよ昨年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です
弦は錆発生

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理15000円
ジャックスティック修理13000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
運送15000円+15000円=30000円
税込納品時の調整調律含まれます
フィンガード付
耐震防音用ピアノストップ10000円☆

この作業はGPでもUPでも基本中の基本これを無視して作業に入り始めるとのち具合が悪くなる
こういうところは調律師ならではの作業だ たぶん他業者はまずやらない、なぜか。無駄に時間だけが過ぎていくように見えるらしいからだ。・・・・・無駄な時間などない時間をかければかけただけのレスポンスを手にできるわけだ。

まずはこういう作業が得年と続くわけで・・・・・・・

ピアノ裏側まできれいにクリーニング埃をすべて削除だ

ピアピットでも修理2回目と言うお客さんも増え始めている25年前にクリーニングしてそれから使い込んで今度はおーばーほーるということだ。

毎日修理に追われているピアピット今まで500台以上直してきている どれもみなお客様の愛着によりよみがえったものばかりなのだ

バランスキーピンフロントキーピン磨き 徹底的に磨き上げる
鍵盤運動はスムーズに稼働する 摩擦抵抗が少しでも抑えるこれが目的

クリーニングされた鍵盤蓋木目がさらに深くきれいだ

さび付いたアトラスの文字もピカピカに変身 深いワインは美しい

鍵盤蓋表面細かい傷が無数につく

ブラスの錆 鍵穴とアトラスのロゴ文字

腕木磨き終了

本体無事終わる
向かって左側足上部分何かペンキ跡あり2か所
取れず

鍵盤蓋奥丸磨き

みがき前のバランスキーピンとフロントキーピン

ペンキ??が取れない

磨きながら自らを悔やむナベサン 酒ものまない 親戚に糖尿もないのに糖尿病 無類の甘党・・・・・・・これ危険なのだ

本体バフがけナベサンがんばるねええええ
明日は病院で静脈検査だ!!!

鍵盤表面に付いた傷をバフがけで落としていく

もしどうしてもどこからでも部品が調達できない場合はピアピットで制作することも安易にできる

今回の一番のかなめなところ ハンマースティック修理 全く動きが渋くフレンジが動かない
この症状は全てのピアノに起きうることでセンターピンまたはふれんじ丸ごと交換すれば治るのだ

意外に早いぞみんなで手分けして作業

ピアノをマスキング これから外装磨き準備に入る

ぺだる磨きクリーニング

みがき前の棚板周辺

弦磨きウルトラ手作業

ピアノを寝かしての弦磨きクリーニング作業 見えないところまでしっかり見えるのだ

ペダル窓等も取り外す

ビス止めとくぎで打ち込んであるために抜き取らなくてはならない

他の調律師もファイリングだけナベサンに頼んでくるくらい信頼が高い  今日はナベサン居るが明日は病院だ糖尿病だもんで・・・・・・・・・

ヘッドの繊維を壊すことなくファイリングできる ベテランならではのファイルだ

ピアピットはまるでピアノ屋とは縁遠いつくり もともと広かったんですがねナベサンが狭くした
理由は倉庫の中で仕事しってる雰囲気を変えたいというところからだ 使い勝手は悪いが 子供らにはバカウケしている

ハンマー整形ファイリング作業  アトラス55についているハンマーヘッドはルイスレンナーの刻印が入る
まぎれもなくレンナー製の高級ハンマーが装着されているのだ

男の子にやたら人気なのだ、手裏剣が刺さるドア  

パネル磨き始まりました

ヒンジ取り外してみがいた後再塗装される
塗装しないとすぐに変色してしまう

ここはほかではまねできないところだ

ブライドルテープの交換だ、ハンマーの帰りを助ける重要なところだ このコードが破損したりすると
連打ができなくなる  30年に一度の交換でOKなので次は30年後だ

アクション 動きの悪いところをチェックしながらハンマーヘッドを取り外していきます

外装は明日磨こう   台風接近注意

アクション分解修理

チューニングピン錆とり作業開始 ぴかぴかに戻します

アトラスマーク

弦ピン関係はさび付いて白く曇ってしまっています

ピアノ天屋根周辺はレースカバー?の跡がくっきりついています      さあ鍵盤を外していきます  

アクション関係 動きがボタボタと言う感じですこぶる渋い  これらは改善せねばならない

ピアノパネルを分解 チューニングピンがさび付いている 早めの錆びとりは大切だ

修理人の世界はなかなか世間的に知らないというより知られていないという方が正しい
調律師でも修理に向く調律師と調律のみの調律師の二通りに分かれる
外回りの調律師はなかなか修理に手が回らないというのが現実だ

ピアピットハナチャン2歳捨て猫

アクション整備続行

鍵盤側面際ぞり指垢をしっかりきれいに削除する

部品がないので直せません!!ちゃんとこのように部品の新品は流通していることを覚えておこう

ピアノ調律師の世界も国家資格になる

ピアピットの老猫チョコと言います13歳

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整形はナベサン 剥きの天才

さび付いた鍵穴
今のピアノは鍵穴はない

日本3台ピアノメーカーの一つだったアトラス
浜松で広大な敷地の中で作っていた