鍵盤蓋はさほど目立たないかもしれない

ヤマハU3E大阪M様ピアノクリーニング修理

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
鍵盤木口交換15000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
アクション総合調整22000円
ハンマースティック修理15000円
調律11000円
運送30000円×2=60000円
イス10000円
税込納品時の調整調律含まれます

腕木の磨きクリーニング

家の建て替え?のためにお預かりしていたピアノ、そろそろはじめないと間に合わないぞ、ということで奥からU3Eを引っ張り出し作業が始まります
40年以上も前の機種外装はややクラッキングが入っています、
中味はブライドルテープ系からくり系を重点的に修理したいと思っています

ペダル真ん中弱音マフラーの交換古いフェルトは捨てて新しいフェルトに交換されます

一応パネルが出来上がったので組んでみた

ハンマーの弦合わせ

調律師の業界でもいよいよ昨年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

鍵盤蓋磨きクリーニング

このピアノ一度ネズミ害にあっていることが判明 ブライドルもところどころ張り替えてあることに気が付く

これから作業過程をこと細かく紹介しよう。よくクリーニングを頼んでも他に回されてどこでのように作業されているのかわからないでは、これユーザーとして心配なわけで、やはり修理再生を託すという意味でも何をどのように直してくれているのかを当然知らなくてはならないのだ。とういうわけですべてにわたりど〜〜んと写真は増えるが
一つのアルバムとして見てほしいぜひお子様と一緒に見てくれたらうれしい限りですね

ヤマハU3Eピアノ調律音上げ作業相当狂っている3回あげ

鍵盤高さ調整〜深さ調整10プラスマイナス0,5の位置が完璧に理想なのだ、

この作業は地味すぎて地味すぎて理解されないところ、整調なくともピアノは音が出る、他業者はここを相当に端折ってしまう
傾向にある、しかしピアピットでは完璧に治すところにプライドがあり奥深さを勉強することも出来る
これは永遠に突き詰める面白さがあるところだ 調律師ならここの話に食いつく

1けん盤づつはかりで測り調整していく作業は大変、次の日は湿気等で変わる

ホールの調整

ピアノに鍵盤が入る、鍵盤のバランホール調整からだ、ここからが調律師としての骨頂でもある整調作業へと進んでいく
全てのピアノはけん盤深さ高さが基本でもあり精密な作業なのだ タッチレスポンスはすべてここから生まれるのだ
これはGPでもUPでも同じこと、整調されているピアノとされてないピアノでは雲泥の差が出てくる、分かりやすく言うと
最高級のピアノで整調されていないピアノと一番ランクの下のピアノで完璧に整調されているピアノを比べるとしよう
触れた瞬間に整調されているピアノをピアニストは必ず選ぶ、それは自分の指さきからの表現というところから
すぐさま人は感触に影響されるところにある、コンサートチューナーが一番時間をかけるのは整調なのだ
調律は決まった時間で完了するが、弾き手の表現を決めるところは整調なのだ
一般的には評価されにくいところでもあるがクリーニングもきれいになるところでは目に見えるので、そうではないところが一番
何よりも大切だということを覚えておいてほしい
とても時間がかかるところだ、直して感触で確かめてはまた治すという作業を延々と繰り返すところに魂が宿っていく

ピアノ口棒塗装完了 磨き〜鍵穴チェック

U3E側面親板が剥がれている向かって右側が一番ひどい 左側は下側が剥がれている
一応はり合わせたが目立たなければいいのかな
黄色いテープのところから右側が剥がれているがすでに接着した

塗装膜の割れていた口棒は塗装準備下塗り

ヒンジは磨いたら塗装が施されます

ピアノ本体磨き作業

ペダル装着

ピアノ調律師の世界も国家資格となる

親板の再接着

U3Eペダル窓クロス交換  ピアノは寝かすことによりより細部までチェッククリーニングができるのだ

ピアノ本体を寝かします底板の取り外し作業が始まります  

鍵穴周辺ここは塗膜が剥がれてしまっている

親板つきいたが剥がれ

ペロリンと来ている〜〜〜〜再接着

ヒンジは磨くのではなく
新品に交換されます

ピアノ本体両側面下部分クラッキングではなくつきいたはがれ発生

ピアノ外装 クラッキングが発生している

ピアノチューニングピン関係のクリーニング作業

棚板〜完全い鍵盤で隠れてしまうところだがやはりシミは気持ち悪いので
綺麗にクリーニングしたい

ピアノを正面から見た時にど真ん中に来る鍵盤木口 ここの黄ばみはたとえ新しくても黄ばんでいると
ものすごく古く見えてしまう所だ 交換することにより音には関係ないところでもあるが
見た目のインパクトは大きいのだ

ピアの棚板についたカビシミ
余りにも強烈なために筬を外しての作業

鍵盤木口の交換加工

鍵盤バフがけ作業

ここで何やら義春氏さっきからなんか変だなと思いながら作業していた

音色のかなめなところでもある、このファイリングはナベサンもうまいいい勝負だ

手剥きなのだが絶品と言われるほどきれいに剥きあげる

また変わったところを補正していく そうすることにより鍵盤運動の一番いいところで落ち着くということだ

ピアノペダル分解作業

ピアノ鍵盤蓋細かいクラッキング発生 目立たないかも
U3Eクラスはすべて外装はラッカー仕上げとなるために年数がたつと割れが入る

レールには何かこぼした??ような跡があり??

ブライドルテープの交換作業〜〜確実な長さでカットされています正確な取り付けにより正確な作動が約束されます

ベテラン修理人よっちゃんですよろしく〜〜〜

鍵穴塗装膜がぺりぺり来てます ここは塗装修理

アクション分解作業 ハンマーヘッドの取り外してブライドルの交換準備
このU3E、この年数がたつとジャック系のからくりが動かなくなること多し
アクションが完成したらそこらを重点的に見たい

ハンマーヘッド弦溝がついてしまっています

チューニングピン関係はみがきGOOD

U3Eバランスキーピンフロントキーピンの磨き作業

極意よっちゃんのファイリングも柔らかな剥きで有名 

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鍵盤木口交換この鍵盤木口ピアノの中心に見えるところ黄ばんで見えるのと白く見えるのではそうとうイメージが違って見えるのだ