弦のクリーニング錆とり作業  音のかなめでもある弦
きれいにクリーニングすることで寿命も延びる

棚板裏側に付くカビ

ぺだる窓クロス交換と底板ペダル分解作業

これらも新品に交換することにより大幅な雑音防止と
柔らかいペダリング性能が戻ってくる

もともとのフェルトの厚さはこのぐらい
365日ペダルのバネレートで押し上げられているために当然つぶれてしまう

カビシミがつくペダル窓

フレンジコード、ハンマーが装着されているので除きこんでも見えないところにある部品、このコードはハンマーが飛び出し次に戻る時に大きな役割を果たすのと打弦時の強さを余すことなくハンマーに力を伝える役目を果たす重要なところなのだ
このコードが切れると連打が不ぞろいになったり音が出なくなってしまう、演奏上そうとう重要な役目をきっちり果たしている
コード交換のみでタッチ感触も大きく変化するのだ早いパッセージの音には瞬時に反応してくれる
たかがフレンジコードとはいえないのだ

ヤマハU3Hピアノクリーニング修理 江東区F様

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ふれんじコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
ハンマースティック修理15000円
調律11000円
アクション総合調整22000円
耐震防音ピアノストップ10000円
ピアノ防音マット18000円(ピアノ背面用)
運送柏〜ピアピット11000円
ピアピット〜江東区14000円
以上税込納品後の調律調整含まれています

ピアノを寝かした状態 上から弦、フレーム、フレーム枕共鳴板(指をさしているところが鳴り響く)その下がピアノ裏側にある支柱、構造的には実にシンプル

フレンジコードアクション系の小さな部品の交換 しかしこの部品1個きれいいるだけで音は出なくなる
ピアノにとって重要な部品だ、コードを交換するだけでタッチ感触は大きく変化する
鍵盤〜発音までの反応は格段にUPするところだ

柏市より入荷しましたU3H 外装等は比較的きれい ひっかっきずはあるものの年数の割には相当に綺麗だ

ブライドルのカッティング

ピアノパネルクリーニング  譜面台のヒンジはこれはすてて新しい新品と交換されます

アクション整調作業 整調なくしてピアノは語れないというほど大切なところ、しかしピアノは整調しなくても音は出る
クリーニング等出した時にこ整調がしっかりとりおこなわれているかいないかでそのピアノの方向性は大きく変わるところだ
素人が見てもわからないし、何もやらずに戻ってきてもおそらく全く気が付かないであろう。
外装が光っているほうについ気がとられてしまうので関心はきれいか汚いかの判断だけになる
それは違う、ピアノの持つレスポンスを最大限に高める作業が執り行われていて初めて修理クリーニングを出した価値
という物が決まる、と私たちは常に気を付けている、

細かい整調作業が続きます

よくある質問その壱
ピアノクリーニングとオーバーホールの違い
ピアノクリーニング修理、まだ使えるであろう部品を生かして再生して直す。消耗品は交換する
オーバーホール、確実に弦の寿命アクションの寿命、すべてをすてて新しい弦を張りこみ新しい部品に交換される
外装も痛みがひどい場合は全て剥ぎ取り再塗装を施す。まあ簡単に言うとこんな感じでしょうか
金額もクリーニング修理だと15〜17万円ぐらい オーバーホールだと40万円〜高くて80万円ぐらいでしょうか
現在くりーにんぐで直しているお客様次の30年後は確実にオーバーホール対象になるでしょう
2042年ご予約承ります。・・・・おら生きてないぞい

つぶやき・・・・
最近スポンサードサーチしませんか?毎度勧誘がある、検索を有利なほうに云々と・・・・・
それは良いアイディアですね〜〜いくらかかるんでしょうか?と問い合わせるとなんと!そんな広告費どこからでるの?というくらいバカ高い
1万2万なんてものじゃなくひっくり返りそうな値段・・・・ピアピット超零細企業ムリムリ、
勧誘してくださる方にはホウホウでお断り〜〜〜聞いたら今広告費3000円なら出せるそうだ(ナベサン曰く)
検索でトップに躍り出る金額はウルトラ級のセレブ企業でしかないということをまじまじと感じた昨日の話・・・・・・しょぼんでしたあ〜〜あっと!

バランスキーピンとフロントキーピン磨き作業

鍵盤黒鍵盤の側面の色禿の塗装 わずかでも剥げていれば塗装します
見えないところ、というかきずかないところですが細部にわたりきっちりと作業します

削除された鍵盤の際

鍵盤際の指垢の汚れ等もきれいに削除

弦にはぽつぽつと錆発生  恐るべし錆の浸食

ピアノがたっているときには全く気が付かないかもしれないが、U3Hこの当時から足等新素材が使われ始めた
指をさしているところつまり妻土台部分これは木ではなく強化プラスチックになる
ピアノの足の部分ということで磨いたりしてもプラスチックとはだれも思わないのだ
譜面台〜拍子木も同様でできている

ぴあのヒンジは磨いた後必ず塗装しないとすぐに変色してしまうのだ

ペダル底板を塗装湿気の上りを防ぎます

こちらはプライベートなギター制作
テレキャスターを作る

ぺだる天秤棒 もよごれてしまっています

天秤のクリーニング

ペダル磨きクリーニング

ペダル等一度すべて分解

バスげん下部分の錆

バスげんの錆とクリーニング後

ペダル窓クロスのところにフェルトがかましてある
雑音がひどかったためにかましてあったフェルトだ

ビスを外して底板取り外すとペダル窓クロスが見える  すでに完全にクロスはペチャンコになってしまっている

腕木磨き終了ぴかぴかになりましてんよ

ピアノ本体を寝かして底板の分解作業 ここがポイント 底板を取り付けているビスはこのようにさび付きまわるビスもあるが
ほとんど回らない、この位置はピアノでも真下、床に一番近いところだ
湿気も上がりやすくほとんどがさび付いている    ピアノを真横にすることはピアノの一生でも1度か2度
今回その1度に値するために細部にわたりシッカリ点検修理を行っておけばこの先何もする必要はないのだ

すごいスラッジが飛び散るためによく一般家庭で「出張できないか」と依頼があるが、粉じんも強烈なのとピアノを寝かしたりできないのと
思い切ってバフがかけられない、ということもあり出張はお断りしている
コンパウンドが天井に飛びちると取れない。

ノンシリコンコンパウンドで磨いていく

調律学校時代アクションにつけたままファイリングを習ったりしたが、今では絶対にNG 肩ヘリファイリングになってしまうところもあるしフレンジを痛める可能性も高いために
アクションからめんどうでも外してファイリングをする

幾層ものフェルトが圧縮巻きつけてつくりだすハンマー その1層づつ削る感じで
時間をかけてファイリングします

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

錆やや浸食あるがひどい状態ではない GOOD 音色は完全にぼけてしまっているが調整により元のタイト感のある音色に戻ることと思います

弱音マフラーも新品に交換します

ピアピット裏庭というよりハラッパ草ぼうぼう

ぴあの調律師の世界も大きく変化

磨き込まれた鍵盤蓋奥丸

きっちり正確にカットされた新しいブライドルテープ
ふれんじコード同様に向こう30年切れない

けん盤蓋表面

無数につくぴあの表面の細かい傷

つるつるに磨き上げる これ気持ちよし

ひかるブルーピン、音のかなめなところもあり
できるだけきれいにしたい

アンティックピアノ修理人長衛門 ミュージシャンでもある

面白いTシャツきてんなあ〜〜

ふれんじコードの変色交換

パネル鍵盤アクションが外されました

長老チョコ

アクション分解作業開始

チューニングピン関係の
クリーニング

鍵盤木口交換  黄ばんだ木口を落としていき
新しい木口を貼りこんでいきます

張りこみ完了

鍵盤下も多くの埃等が入っていない カバーがあったんでしょうかね

ビス系はザビザビ出回らない箇所もある

鍵盤木口は完全に黄ばんでしまっているがどのU3Hも同様な感じですね

クリーニングに戻る

雑草の刈込み作業  伸ばし放題の畑をかる

ぺだるもピカピカだ

ピアノ本体磨きクリーニング  バフがけ

ハンマー整形ファイリング作業 ハンマートップについた弦溝等をきれいにファイルします。素人がファイルすることはNG 音色に大きく影響するところでもあります

ヤマハU3Hベストセラーピアノだ 一番売れ続け完成度も高いために大きな故障はしない
永く作られついづけてられていたピアノでもある、