うでぎ回りのはがれ修理 クランプを外す
割れが消えている〜〜さすがフクチャン

ヤマハU7ピアノクリーニング修理 愛知県岡崎S様

鍵盤表面は爪傷で覆われてしまっています ピアノで一番傷がつくところ、当たり前ですが
常につめ〜指でたたくところです 普段はあまり気にも留めないところですがクリーニング作業となればもう一度きれいに新品時のように戻します

ヤマハU7入荷シミ、色が焼けてしまっています
ここらは何とか直します。腕木の割れはこれはほっておけない、あとからバリバリ来ますのでここは修理とさせていただきます

譜面台につくフェルトも交換します

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう

わずかにちらりと見えるところ こういうところこそいい塗装を
ということでスタインウエイ純正フレームの金粉を塗ります
U7の風格が上がるのだ、かっこいいし

何か衝撃が加わらない限りここはめったに割れない 地震の威力?

運送屋さん等のクリーニングはこの重要なところに時間はかけない
出荷台数によって利益に反映されるため、調整してあります!という言葉だけついてくる。プロが見れば一目瞭然なところだが素人には全くわからないために
良いように扱われてしまうケースがとても多い

鍵盤上面ナラシ深さ調整 すべての運動はここが基準点となり作られていく
この作業を省いての作業は考えられないくらい重要、超重要
GPでもUPでもこの作業から始まる
そしてその差がレスポンスに反映される

地味な作業だが相当時間がかかる所である

いかつい1号工房

やはり一番目立つ鍵盤蓋関係はきれいに戻したいですね

動きの悪いところを抜粋して修理 動かないところ多し

年数の消耗で交換される場所はヤマハでは全機種ほとんどおなじと考えてよい
こういうパーツは30年ごとに交換されるといいと思う

ふれんじコード交換とブライドルテープの交換作業

昭和48年5月29日製造組立の印

ハンマー整形ファイリング この作業は音色を決める所でもある きれいに正確にファイルしなければならない

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

調律師でしかわからない触れないところをアピールしたいところだが、なんせ地味な世界なので・・・・・・
出来上がった音色感触で判断していただきたい

調律師の世界も大きく変化

これらを分解修理し元のきらびやかな音色に戻し精悍なタッチを取り戻したいと思います

タッチ感触を大きく変化させたいところだ、もたっている感が強いU7と鳴りがもう少しほしい所でもある。
改善に向けて全力をそそぎこみたい。こういうところは調律師ならではの意見、とただクリーニングだけをしているんじゃないのだ

くたくたになったフレンジコード
弦溝がザクリとついたハンマー

アクション分解作業

ナベサンが手に入れたチャープロデュース
HIZマックス〜〜〜

U7独特な袴と呼ばれるところ もともと変な鉄色な袴が持たされている ナベサンがダサいダサいといつも
ぼやいているところだ。変なくすんだような色が何度見ても気に入らない

U7鍵盤の際ぞり加工 と鍵盤上面についた爪傷等きれいにクリーニングします

この色がかっこいい・気品あり

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うでぎのところ昨年の忌まわしい地震のせいかもしれないが
ケースを包むチーク材のつきいた、これが剥がれ出すと連鎖的にそこからバリバリ行くので
フクチャンがここはまずいぞ、剥がれをつまんでちょいと引っ張るとパリパリとそこから始まる外装はがれ

全体的に色はやけ古さを感じさせるU7 もともと40年以上も経過しているこの機種であるがゆえに手をかけなければならないところも多い  外装の色やけは大抵焼けてきているのが現状であるが、つきいたのはがれはまずい

ピアノクリーニング65000円
ふれんじコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
調律15000円
うでぎ修理12000円
運送宮城〜ピアピット40000円
ピアピット〜岡崎 27000円

合計212000円
納品後の調整調律含まれます

ピカピカに変身した弦ピン関係

U7、今でも中古人気絶大の機種 古いがこの地味なスタイリングと内容装備が最高なのとで中古でも特異的な人気がある
総アグラフを持つモデルだ

弦ピン関係のクリーニング、大錆はないので磨けばかなりきれいになりそうだ

はがして貼り付ける修理と塗装、修理
 クランプで止める

アールにつきいたが抑え込まれている
ここが割れるとそりゃバリバリと周辺に広がってしまう

ペダル分解

ピカピカになったヤマハU7のペダル 

さあ問題の腕木つきいた修理〜〜一度はがしてしまいます

ペダル窓分解修理、クロスフェルトは交換されます

ピアノを寝かした状態からはいろんなところも見えるし細かいところも手が入るのだ

犬の観察がピアノ底部分から出てきました、昭和44年

鍵盤下の掃除〜ピアノ本体を寝かして外装はがれの修理準備と底板はずし〜ペダル分解作業

中味は年数総応、大体みんなこんな感じで入荷してくるのだ
これから使うに当たり何をおdのように直せば寿命も伸ばし長く使えるか、そこが今回のクリーニングする
ポイントでもあるのだ