ヤマハU1Aピアノクリーニング修理 印西市O様
整調作業開始
やや錆が発生〜
早急に取り除きます
爪傷??なんだろうか 底板のビスはすべてさび付いています
ヤマハU1A比較的新しい(ピアピットでは)モデル入荷
この年代になるとさすがに新しいと思うようになるピアピット。50年70年100年物をいかに動かすか!いかに演奏できるようにするか、ということに頭を悩まさなくてよいモデル。U1Aもう一度リフレッシュして新品同様に戻したいと思います
わずかな鍵盤上面の高さ調整わずかな!が大きくタッチに変化を及ぼす
0.2ミリ違うだけでタッチは大幅に変わる
ペダル窓クロス磨きクリーニング
全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました
ご存じブライドルテープ
1台分1600〜
ジャックスプリング
800円(1台分)
UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)
ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円
しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)
レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻
各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります
譜面台のヒンジ1個180円ぐらい
ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜
ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP
ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)
ピアノ各ボタン数十円〜
全弦ピン交換 170000円(UP) GP230000〜 UPGP工賃込
ピンブッシュ2800円(1台分)
黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)
ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい
ハンマーシャンク2700円(1台)
最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能
ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)
アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円 一台分交換25000円(工賃込)
鍵盤押さえフェルト400円〜
鍵盤木口 ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円
ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト 低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ
1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円
フィンガードがつくこれうれしい
ピアノクリーニング65000円
ふれんじコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
アクション総合調整調律含む22000円
木口交換15000円
運送 印西〜ピアピット11000円
ピアピット〜原階段あり15000円
税込 納品時の調整調律含まれます
段ボールの小さな穴から木漏れ日が三日月になる
これまた不思議 ナベサン次は300年後だからすぐだよ、長生きすれば見えるぞ
近所のばあさんも参戦
チョコお前も見てみるか??
調律師ならではの作業時間がかかる整調準備
実に根気のいる作業
丸々3日かけての作業
地味だが整調なくしてピアノは語れないというほど
重要なポイントだ
外したヒンジは磨き上げて塗装が施される
5月21日今世紀最後の金環日食 朝もはやくからフクチャン、印西ではきれいに見えたらしい
ナベサンはというとこの時間大多喜町へ向かう途中大雨〜〜〜全く見れなかったそうだ残念
指垢等削除
いちどアクション関係はしっかり見ておきたい
動かない箇所等も探すと必ずあるからだ
年数経過によるシャンクウッドのそり等もしっかり調整直したいところだ
鍵盤側面木口加工作業
フレンジコード交換
ハンマーファイリングここは音色のかなめとなるところ丁寧に気を使いながら剥くこれ極意
ハンマー整形ファイリング作業 ハンマートップについた弦溝を削除していきます
ふるいブライドルを外したら今度は新品のコードを長さを合わせてカットしていきます
ヤマハU1Aアクション修理
ハンマーの戻りを助けるブライドルテープをカットしていきます
ペダル窓クロスも新品に張り替えられて 底板を取り付けるビスもすべて新品
弦ピン関係のクリーニング ぴかぴかブルーピンもよみがえりました
細部に入る埃はGUNで吹き飛ばします
ペダル分解クリーニング
この年代のモデルからネズミ返しがついている
ペダル関係は納品してから底板を外すということができない
ピアノの一生でも1度か1度程度、今回はより柔らかなペダリングが可能になり
大幅な雑音防止にもつながっているので
向こう30年ぐらいは行けるでしょう
ペダル裏側に雑音防止の皮がついているが年数によりほとんどがすり減っている
これらもきれいに新品に交換されます
ペダル分解修理クリーニング ペダル等一度すべて取り外しての作業
付随するクロスフェルトも新品に交換されます
ペダル窓クロス交換前 と磨き前
こういう状態にしてみて初めて分かる修理故障もいち早く
発見できるのだ
ペダル底板を外す前
ペダル窓にはワンちゃんがひっかいたような跡
無数についています
チューニングピン磨きクリーニング
下前パネルのクリーニング
ピアノ本体を寝かして底板取り外し作業
そこにたまる埃隅々までクリーニングできます
新しいゆえに意外と困るのが外装
ポリ系の硬い外装を持つ。いったん傷がつくとこれが取れない取れない〜バフが燃え上がるほど回さないと
傷は取れないのだ
さあこれから内部外装ともども調整修理を施して新品同様に戻していきます
入荷時、パネル外す前の写真です
けん盤蓋表側一番傷が多いところ 相当な時間かかりましたが何とかぴかぴかになりました
曇っている鍵盤蓋奥丸
ヤマハロゴ部分鍵盤蓋内側のクリーニング作業 ピカピカになります
一枚磨き上げるのに3〜40分かかるので休み休み磨いております
けん盤蓋奥丸部分の磨きクリーニング ぴかぴかになりました
変色したヤマハロゴ、錆かかっているヒンジ譜面台 鍵穴もさびています