カワイUS60ピアノクリーニング修理 板橋区S様

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カワイUS60の整調作業 クリーニングより何より一番大切な作業
整調なくしてピアノは語れないというほど重要な要素たっぷりなところだ
素人はわからない、整調なくても音は出ますからね、先生ならわかるピアノのチューンナップ
という世界だ。

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう

カワイUS60 作業開始です
パネルは白く曇ってしまっています、まず中身がカビに覆われてしまっているのでパネル等を取り外し
風を通します  アクションはカビとスラッジに覆われてしまっています

天屋根の磨き 下前パネルの磨き作業

アクション分解修理 部品交換

鍵盤バフがけ 鍵盤じっと白い鍵盤を見つめると無数の傷がついているのがわかる、普段は気にもしないところなのだが
こういう時こそ新品時に戻したい 

ピアノ本体を寝かして底板を取り外しにかかります

取り外したピアノ底板部分

カワイのロゴも光りぴかぴかに変身

ハンマー整形ファイリング

ギターはプライベートな趣味 整作までじっくりと自分で作り自分で色付け
まで実にプライベーターな世界だ、 売り物ではありませんあしからず

丸半日磨きに徹する

バランスフロントキーピンの磨き作業 ここは鍵盤下に隠れるところでもある
しかし磨くことによりより快適な鍵盤運動をしてくれる、タッチ感触も大きく変わるところだ

寝かした状態で弦磨き

お見積金額
ピアンクリーニング65000円
アクションセンターピン交換22000円
ブライドルテープ交換18000円
ジャックセンターピン交換15000円
アクション総合調整25000円
調律11000円
運送15000円+18000円
納品時調律調整含まれます

アクション今回一番動きが悪い一番手のかかるところだしっかり治していきたい

鍵盤側面につく指垢 際ぞりもいたします

磨き前

鍵盤のウッド部分カビシミにおおわていますこういうところも
綺麗にしたい

磨き後

磨き前

磨き後

なぜかガムテープがべとっと・・・・

ペダル磨きと同時に必ず交換しなければならないペダル窓クロス
新品に張り替えることによりスムーズなペダリングが可能になり
大幅なペダルから出る雑音を軽減できます

ぴかぴかになったペダル

鍵盤バフがけ作業 鍵盤上面についた爪傷〜汚れカビまできれいに削除

アクション裏側に隠れて見えない部分駒付近埃がたまっています

バスげん

光るとやはり引き締まる

まだ途中だが相当きれいになり始めた
音だしが楽しみになる

弦関係の磨きさび付いてきている弦

US50と60の違い、裏側にある
共鳴板左下のほうがアール曲線を描く
Gカーブ曲線、GPの曲線を作る
GPを立てにしたと思えばわかりやすい
全く50とは別のものだ

音質的には50よりタイト感を味わえるバスも深みがあり音抜けは50よりいいのだ

譜面台がつくパネルのクリーニング終了

外装パネルクリーニング
見た目が大きく変化するところ
新品同様はさすがに気持ちいので期待度100%

、クリーニング終了の譜面台

細かい傷がつく譜面台

譜面台がのるカマチと呼ばれる部分汚れ傷も落ちぴかぴか新品同様になりました
磨きは意外に簡単なようで難しいセクション何よりよごれるため誰もやらない・・・・・・

鍵盤蓋の磨き

やる前の写真とくらべたらわかると思います
細かい細部まできれいにします・・・・・・とても面倒な地味な作業

まずはアクションンからの作業カビシミスラッジをきれいにクリーニングしたいとおもいます

ペダル分解作業
ペダルのぶつぶつまできれいに磨き上げます

弦のほうはまだです

鍵盤を外していきます 鍵盤下には埃がたくさんたまっています

弦バス、ベアリング部分の磨き

譜面台大きな傷〜小さな傷も消えて顔が映るピカピカに
なりました

アクション内部クリーニング すっかりスラッジ等もきれいに取れて最高

アクション裏側もスラッジでまっ黒くなり始めています

悪影響を及ぼすスラッジ系、

チューニングピンはメッキピンがさび始めています

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タッチ感触はとても軽やかになり、極上のUS60に仕上がりました

じっくり時間がかかるところなのだが時間をかけた分しっかりとしたピアノに仕上がる。し音色も十分音量豊かなものになる。
他ではチャチャチャとやって出荷してしまうほど整調には時間をかけない、そういう業者はとても多いということも覚えてこう、なぜなら業者にとっては早く出荷してお金にしたいところだ、それと運送関係業者は整調という言葉すらわからない
時間をかけていること自体がリスクだと言い張る所も調律師と運送屋さんとの関係が分断している証拠でもある

調整しておきました!の意味・・・・・・・・何を?と言いたいくらいひどい扱いも多い
いかんせん素人にはグレーゾーンなところなために手を省きやすいというのも絡んでいるのだろう。

外装本体バフがけ

ひかっているぜ!弦ピン

新東名高速浜松SAで買ったピアノのお菓子
超うまい、おすすめ1800円也・・・・・・ちと高いと思ったがこの味はGOOD

傷だらけの鍵盤蓋