ピアノパネルをつなぐヒンジ
磨くそのあとは塗装をしないと2週間で変色してしまう
他業者のヒンジの磨きのみが毎回のように飛び込んでくる
磨いたその時は光るがすぐに変色してしまうのだ
磨いたらウレタンで塗装だ

ペダル部分底板等を取り外しペダル下にあるクッションクロスも新品に交換されます

ヤマハU1A ピアノクリーニング修理 富士見市S様

本日オークションで落としたファイアーバードが届く
当然奥さんには内緒らしい
時限爆弾のスイッチをナベサン自ら入れちまったようだ
毎度毎度奥さんに後報告なため雷を落とされる、
ナベサン曰く「ほんの数時間じっと我慢してれば通り過ぎる」だそうだ
懲りない反省もない買い方に奥さんの怒り爆発だあああああ

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ヤマハU1A、このモデル実にレンナー製のハンマーフェルトが与えられているなぜかレンナー??
いいハンマーが取りつくモデルだ、この機種U1AU3Aのみとなる、そのために音質はの良さは定評があるが
この機種後モデルはすでにレンアーは使われていないヤマハのフェルトが使用されている

整調、クリーニング等は目に見えるところだけれどもこういうところは
調律師しかわからない、もしくはピアノバリバリの先生しかわからなところ
地味な作業なのだがこれでピアノは良いの悪いのと評価されるところが多いのだ
そのぐらいとてもとても重要なセクション

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
アクション総合調整20000円
調律11000円
運送18000円+16000円=34000円
合計183000円
納品後の調整調律含まれます

なんといっても一番時間がかかる整調作業

UPピアノはGPと違い運動を途中で90度変換させないとUPとして
機能しない、実に90度変換させてもいかんなくピアノとして弾くことができる
UPはすごいと思う,自重で落ちる部品は少ないのもUPだ
GPのハンマーは弦にあたると下へストンと落ちる、跳ね返りを利用している

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう

ナベサンの座右の銘   奥さんの怒りをニュートリノと思い正面からしっかり受け止めゆっくりと体を通過させる  だと!意味不明

後ろの光ってるアンプ、この時は
すごかったぞ〜〜〜〜〜
みんな凍りついた、
ピアノを買い付けに行くお金を持って出たナベサン。いいものが見つからず
帰りがけによった店「ケトナーコンボ入りましたよ」、と言われ「ええね〜ええ音だわ、車に積んで」とピアノがアンプに変わった

会社のお金でアンプを買った。
ありえね〜〜し!!!と怒られまくるナベサンは、くそみそに言われまくられてもどことなく
満足げな顔が図太いというか懲りないやつ
というか・・・・・・・・それ以来ナベサン御財布には数千円しか入ってない。

ナベサン奥さんの逆鱗に触れるの巻
内緒で買う癖が治らない・・・・・・・

Q。 なぜ奥さんに相談しないのか?
A。    だってだめだっていうもん
Q,ばれたら怒られるのわかって?
A.     口答えせず、じっと我慢する
Q、こずかいなくなるでしょ
A、フクチャンに借りたりしてるし


あホンダラの答弁でございました  

ヒンジは磨いた後塗装が施されています
ビスはU1Aから皿ねじではなく盛り上がる丸い
トラスヒンジスクリューを取り付けます
あくまでオリジナルを重視

ピアノ下前パネルの磨きクリーニング

拍子木の磨きクリーニング

ピアノ天屋根の磨きクリーニング相当汚れがこびりついています

時間が空くと譜面台制作
一枚板をくりぬく

やはり30年以上も経つヤマハU1A

ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

フレンジコード交換作業ウルトラ手作業の世界だ

ポリエステルのコードならくさりも切れたりすることもしないが、そこはヤマハ正道をゆく

切れまくるフレンジコード
なぜに切れるのか、ヤマハは絹糸の網こみで作られている
しなやかな絹糸、雑音を配慮してこのコードが採用されている

作業をじっと見つめているハナ、猫の手も借りたいが・・・・・・

ハンマー整形ファイリング ハンマートップに弦溝がザクリとつく 深すぎると
音がぼけ音つまりが発生するのだきれいに打弦点を確保しながらファイリングする

ピアノ本体バフがけ

ピアノ後ろ側
ここは納品したあと掃除は不可能なところだ
埃が積もる。これらもきれいにクリーニングします

ペダル窓部分のパネルひび割れあり

ピアノ後ろ側ここが一番埃がたまるところだ共鳴板

パネルのワックスがけ

ペダル分解組み立て作業

ペダルも外し根元から磨き上げます

ピアノは寝かすと細部まで目が行き届く
立てた状態と寝かした状態では見え方が全く違うのだ
たった一度のクリーニング見逃しは許されないのだ

完全に変色したペダル

弦についた赤さび

ペダルを外しすと初めて見えるペダル窓奥。このように虫に食われてしまっていますね こういうところはペダルがついた状態では判断できないし、見えないところだ、お客様もこういうところは光るペダルには目が行くがクロス系の虫食いはわからない

底板分解作業

弦磨きクリーニング

さびている弦

サンタさん今年の暮れにまた会いましょう

鍵盤下にあるバランスキーピンフロントキーピンのクリーニング

なんかピアノ屋とは到底思わない内部2号工房内 ナベサンの手作りの建物

弦ピン関係のクリーニング開始 ブルーピンが復活 vチューニングピンはクロムモリブデン鋼です

鍵盤下は誇りが一番たまるところでもある
ここは調律時毎回掃除してもらわないと
虫食いにやられてしまう

鍵盤押さえのクリーニング作業

鍵盤下鍵盤バランスパンチングクロス虫食い、おそるべし虫食い

中古を買うときに
Aモデルはねらい目かもしれませんね
レンナーのフェルトということは意外に
知られていないこともあり
中古市場では値段に反映されていないのだ、

基準を一から出し精密な整調こそピアノを云々語れる第一歩
ゆっくり時間はかかるが、抜群のレスポンスは約束されるのだ

木村君ではないかあ

ファイリングしたフェルトかすをGUNで飛ばします

赤さびも取れきれいにクリーニングされた弦ピン関係

ナベサンの作業台・・・・つうかサーフボード修理台と化している

1っ箇所深い傷とうち傷あり塗装がポコンとかけている

なぜに深いこの傷

U1Aペダル、このペダルは鉄の上に真鍮が巻きつけられている、やや薄くなっているのだ

4日目に突入の整調作業

出てきたぞ遊戯王のカード??
鍵盤下から出現

ピアノ前パネルの磨きクリーニング

ペダル窓クロスを新品に貼り替え
磨きクリーニングした底板をとり付け

この板面にクラックがいくつかあり↑

ペダル窓クロスの交換

弦ピンの錆とくもの巣、とよごれ、
クリーニング前

この年代になると新しいなあと感じる、製造番号
400万台ものですね

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新品に交換されたブライドルテープ、 飛び出たハンマーを素早く引き戻す役目、連打の時に威力を発揮するコード