
フリッツクーラーピアノ(東洋ピアノ)ピアノクリーニング修理 佐倉市A様

鍵盤が上がらなくなる症状としても出る
フリッツ38号 結構古いフリッツ、このピアノは意外に多いよく売れた機種で今でも持っているお客様は多い
しかし当時ピアノがバカ売れしていた時代。細かいタッチ調整まで整調をされてなく出荷。当然タッチが作りこまれていない状態で使うとなると
それはやはり具合がよくない、・・・・・まま数十年たってきてしまった、こんなものか、と思いながら使い続けていたに違いない
それは違うんです、タッチレスポンスの正常な状態に戻し確実な整調を施してあげることによりより素晴らしいピアノに変身します





運送関係の大量クリーニングではほとんどこういうところ触らない。このセクションは時間もかかり整調に精通している調律師でないと触れないところだ
早く次から次へと大量出荷しているところは
ノータッチで出荷されている、
自宅に戻ってきたときに大きく音が狂いっぱなしのピアノは整調整音すら施されていない。





磨きこまれたペダルとぺある底板部分のオーバーホールクロス等の張り替え





鍵盤蓋傷も消えツルンツルンでございます











鍵盤蓋の傷このぷつぷつは傷を埋めた後、



タッチ感触は柔らかく音色もコロンという柔らかめがGOOD



ピアノ整調作業、この作業はピアノにとってとても重要なセクションなのだ
時間をかけることによりより高度なレスポンスを作り出すところにある
わずか0,1ミリという寸法はぴあのタッチ感触において相当違うということを覚えておこう



ピアノ整調すべてのこの世に存在するピアノは鍵盤を10ミリ押し下げた時に
ハンマーは46ミリ動く飛び出す、わずか0,1ミリ変わっただけで感触は相当変わるのだ


地味な作業なのだがとてもとても大切な作業だということを覚えておいたほうがいいのだ。
すべてのレスポンスはこの作業から始まる。快適に使いたい
メーカー云々より整調ができているかできていないかでピアノはいいピアノ
悪いピアノと判断されてしまう。ヤマハカワイピアノは出荷時から調整整調をきちっとされている
メーカーですら新品でも何度も整調を繰り返す。
ピアノパネルを止めるヒンジは磨いたあと塗装が施される

動き運動のチェック

整調作業





マフラーフェルトの新品張り替え







鍵盤下にあるバランスキーピンみがき。見えないところでもあるがこの部分はタッチ感触に大きく影響するところでもあり鍵盤運動の
スムーズな動きはこの部分のすべりぐあいで決まる。


ピアノパネルはこのようにツキイタがはがれかかっているシッカリ接着しないとバリンといっちゃったら大変な修理と化す

爪傷を削除クリーニング





黒鍵盤クリーニング作業





鍵盤葉面には細かい爪傷がつく、これらもクリーニング対象だ
ふだんほとんど気にしないところかもしれないが、あらためて鍵盤をよく見ると
無数の傷がついていることがわかる、ピアノで一番傷がつくところでもある






数十年ぶりに光り輝こうとしているペダルだ
ハンマー整形ファイリングは何マー表面の張力を均一に戻す作業、音色は張りのあるきれいな音に変身する



ペダル磨き、ペダル関係を分解して1本1本磨いていくこのときに付随するへたったクロス関係を交換

弦磨き さらに磨きをかける



薄氷の張る中ピアノを寝かして底板を外す作業 隅々まで埃スラッジ等を取り除くのとペダル分解作業



アクションを分解して悪いところを徹底的に見直す、そうしないとタッチの改善はできないのだ



ダンパーレバークロス 張り替え




ダンパーレバークロス裏側にあるスプーンこのスプーンの頭がさびることによりレバークロスを削り取り穴が開く
そうすると弾いている途中で突然音が出なくなる。この穴にスプーン頭が食い込み抜けなくなるために音が出なくなるのだ

奥丸部分両端つきいたがはがれかかっている。

タッチ感触を作り出す整調
基準に戻す作業から始まる
時間が実にかかるところ
というより時間をかけたい所でもある


鍵盤バフがけ作業
磨かれ塗装が施されたパネル等をつなぐヒンジ、と鍵穴周辺のクリーニング

ハンマー整形ファイリングはベテランの仕事



ペダル窓の磨き作業

カシュウ塗料のフリッツ、つやを出すのは至難の技だ
なべさん頑張る



磨きこまれたバスげん
ピアノを買ったときはこんな感じだったはずです




光るプレッシャーバー



チューニングピン関係のクリーニングぴかぴか新品同様になりました



クリーニング前のチューニングピン関係 曇ってしまってところどころ錆発生


ピアノ本体錆とりクリーニング開始



デジタルカメラが壊れた〜〜ナベサンが直すと分解〜〜〜〜治るわけなし!!寿命5か月でした




アクション分解修理ブライドルテープ交換とダンパーレバー系のクロスの交換、


鍵盤蓋表面
クリーニング
光り始めた鍵盤蓋うち傷はやや目立つ
アクションの修理、今回タッチ改善、ここ重要なポイント、ぼたっとしたタッチ感触はナベサンがいやだと言っていた





フリッツクーラーロゴもひかる!!



ブラスのロゴさび付いています これもひからないといけませんね







鍵盤際側面の汚れの削除クリーニング
