鍵盤ブッシングクロス交換準備

ディアパソン132C ピアノクリーニング 埼玉県白岡S様

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132Cモデル。湿気等で動きがすこぶる悪くなっておりタッチ感触もいまいち、これからクリーニング等始めます

何に向かっても吠えるくせにビビりで家弁慶

キーピン磨きここは他業者はほとんど触らないところだ
なぜか!そうです相当時間がかかりロスタイムが大きく出るところなので触れないところだ

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう

同時に虫食いの嵐==鍵盤にダメージあり

なべさんちの佐助7か月 何も芸すらしない

人の手をかむ ただそれだけ

こ聞きながら閉じてね、ピアピットが映画{おんなの子ものがたり」の主題歌のPVに

ピアノオーバーホールとクリーニング修理
これは混同されるところが多い、
わからないのも当然かもしれない
ピアノオーバーホールはわかりすくいうと弦ピン既存のものを捨てて
新しいものと交換します
部品交換とともにすべてを新しくするということ車で言えば
エンジンまでばらして直すもしくは新品エンジンを載せ替えるという作業
になる、
クリーニング系は既存のものを直したり消耗部品等を交換したり
軽めの作業となる。車で言えばオイル交換したりエアフィルターを交換したりアライメントをとったりというような作業だ

ブッシング調整と鍵盤ホール調整

鍵盤バランスホール関係と張り替えたブッシングの調整作業
ともに絶妙さを求められるところ

鍵盤側面の磨きサンディング

アクションの動きの修理 湿気により相当に動かなくなってしまっているセンターピンを交換します

鍵盤バフがけ、鍵盤表面に付いた細かい爪傷等を削除します

黒鍵盤のブッシング張りこみ作業

鍵盤下位置にあるフロントキーピンとバランスキーピン
さびていると抵抗摩擦が増してタッチに影響が出る
ここは鍵盤下に入るのでふだんは見えるところではない
こういう時こそきれいにしておきたい

ハンマー、ディアパソンでも唯一ドイツ製のルイスレンナーシュトゥットガルトの刻印が
入るハンマーだ。国産でもこれ以上の出来の良いハンマーは存在しない
今でも名門中の名門でもありハンマー交換料金はずば抜けて高い
実にいいハンマーが装着されている

残ったわずかなボンドもきれいに削除していきます
これを貼りかえることにより40年は持ちますね、ただしネズミ虫食いのない限り

黒鍵盤ブッシングクロス交換作業 古いブッシングをきれいに削除します

鍵盤ブッシング貼り込み作業

鍵盤にはバランス部フロント部に赤いブッシングクロスが貼りこまれている
鍵盤左右の制御のクロスだ このクロスが虫食いに合うとガタガタになる
これだけで鍵盤は制御不能となりぐらつきとても弾くことができないくらいひどくなる
小さな部品なのだがピアノにはすべてこのブッシングが大昔からついているのだ
そのくらい大切なところ。チェンバロでもなんでも鍵盤楽器にはこの赤いブッシングがつく

熱で貼りこんであるブッシングをはがします 張りこむブッシングはレンナー社製(ドイツ)のカシミヤブッシング

鍵盤を上げると下はネズミハウスが出現 すでに空家でございます

できあ上がった底板を取り付けます
この時ぬいたビスは使わず新品のビスが入ります

ペダル窓クロスの交換クロスフェルトまで新品に交換

弦磨き

底板をきれいにクリーニングしてペダルを磨きあげ クッションクロス等も新に交換され
組み上げていきます

ペダル分解修理

底板には埃スラッジが山のようにたまるところ

外に持ち出しエアガンで吹き飛ばす

クロスパンチング食い荒らされています

ヒンジ磨きこまれ塗装が施されます
塗装しないで装着するとすぐに変色してしまいます

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

見た目はこのよう〜〜しかし残念なことにこの鍵盤下にはネズミの巣が存在するのだ。恐るべしネズミ

持田香織さん「タオ」

粉じん糞〜汚れ等強烈なGUNでふきとばします

ピアノ本体を寝かして底板分解作業

パネルクリーニング ヒンジのビスはすてて新しい新品と交換されます

曇りもきれいになったバスげん

プレッシャーバーも磨かれぴかぴかになりました

チューニングピン磨きクリーニング作業

錆と曇りに覆われて薄汚れてしまっているチューニングピン関係

下前パネルクリーニング終了

いつになったら完成するのか2号工房

下前パネルには汚れが相当目立ちます

鍵穴も光る

傷もきれいに消え新品同様にひかる鍵盤蓋パネル関係 木目がさらに鮮やかに浮き出ますね

けん盤蓋表面いピカピカになりました

コンパウドが飛び散るので一人でパチリ

曇りひっかき傷とうに覆われてしまっている鍵盤蓋

変色した鍵穴

鍵盤蓋奥丸の磨きクリーニング

虫食いの残骸鍵盤押さえフェルトのかす

ピアノクリーニン

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絶妙な鍵盤とバランスキーピンの関係
絶妙な鍵盤とフロントキーピンの関係を作り出す