カワイBl51ピアノクリーニング修理 川越市T様

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カワイBL51 ナベサン曰くおらが入社した当時新品で売っていたそうで、それから30年か〜〜〜時の流れは速い
今現在ではカワイ中国製になってしまった、今全世界でピアノ生産量ナンバーワンの中国
いいものもできれば悪いものも多い現状が今続いている

お見積金額
ピアノクリーニング修理65000円
ハンマースティック修理22000円
ブライドルテープ交換18000円
アクション総合調整20000円
調律(狂い大)15000円
運送16000円×2=32000円
税込

納品後の調整調律も含まれます

音色はBL51のもこもこさが取れていると思います
ナベサンが整音しています
気に入ってくれたら幸いでございます

アクションブライドルテープの交換
このコードはハンマーが飛び出し打弦した瞬間素早くバット部分を引き戻す役目のところだ。

アクションからくり部分のよごれスラッジのクリーニング  丸一日かけて汚れを落とす、スラッジが湿気等を呼び込むので
ピアノは何につけ埃等を嫌う、

屋根を取り付けるヒンジ等をすべて
取り外していきます

アクションのセンターピンの交換作業
ピアノはある程度年数がたつと必ず交換が必要なところだ
音が出なくなったりする所はこれらのセンターピンの交換でスパッと治る

弱音マフラーフェルトも古いものは捨てて新しいものにします

アクション分解修理

意味の分からん看板が出来上がっていた
ついにガレージになった

アクション分解修理、動きの悪いところもチェックしながら分解していきます

鍵盤カビシミも取れてきれいになりました

側面についた際の指垢汚れ等もサンディングできれいにします

鍵盤上面ウッド部分のサンディング
音には関係ないところだがきれいなほうがいいに決まっているのだ

鍵盤表面についた爪傷等の削除

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で30000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう

箱モノの部分がだんだん完成してくる
ここまでは調律師の作業というよりみんなができる作業だ
さあこれからが調律師ではならではの作業が待っているのだ

単なる磨きのように思われがちだがこれ相当に大変な作業だ。照明を当てる中で浮き出てくる錆は相当なもの
それをみつけ手が入らないところは自分で工具をそのためにつくりたったそれだけの工具がピアピットにはゴロゴロしているが。2度と使われないであろう工具もたくさんある
見ては思い出すのもこれも楽しい時間のうちに入るので
捨てずにとってあるが、・・・・実はいい加減捨てたいと思う

、ペダル窓クロスも新品に交換されます

ナベサンバフがけ作業拭きだけでは到底きれいにならない
シッカリバフをかけることで新品時の輝きが戻ってきます

ピアノを寝かした状態 パネル〜アクション外せるところをすべて分解してクリーニング
こういう作業はピアノの一生でそうはない作業、見逃すことなく細かいところまで追求

分解して初めてこういう細かいところまで
手が入るのです

磨き前のペダル

弦磨き込クリーニングなんと手作業なんです

鍵盤下のほこり

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

外装細かい髪の毛のような擦り傷の集合で外装は曇ってしまったように見える

鍵盤上面のクリーニングバフがけと鍵盤際ぞり
けん盤も1本1本丁寧にクリーニングしていきます

バランスキーピンの磨き作業
鍵盤の抵抗を最小限になるまで磨く
ここは鍵盤下に隠れてしまうので見ることはできない、しかしとても重要なポジションでもある。タッチ感触はこの磨きだけでも大きく変化してくるのだ
レスポンスにかかわるところなゆえにきれいに磨き上げたいところだ

ヒンジただ磨くだけではだめなところだ、ヤマハでもカワイでもオリジナルはしっつかり塗装されているので塗装が施されるところでもあります

ペダルも磨きこまれぴかぴか

鍵盤を外して鍵盤の下のほこりをきれいにクリーニング

プレッシャーバーも曇ってしまっています

弦ピンン関係のクリーニング この段階ではチューニングピンとプレッシャーバーの磨き
弦ピンを磨くことにより音質は向上しピアノの寿命も長くなるのだ

ブルーピンンも黒くさび始めています

ベアリング部も錆錆

カワイBL51の内部もっとおお錆がついていると思った、このぐらいの状態でほっとした磨けば新品時同様に戻りますね

ハンマー整形前 弦溝が弾くことによりだんだん深くなると音のつまりが発生
音抜けも一気に悪くなるファイリング整形しながらハンマーヘッドは使う

ウイッペン部分も新品同様になりました

アクション裏側にも黒いスラッジがこれらもきれいにしないと湿気等を呼び込む

アクションこの部分をここまできれいにできるのはたぶんピアピットだけです
本当に面倒な作業だがきれいになれば気持ちよし

アクショ内部カワイのアクションは湿気にやや弱いところを持つ
そのためにこういうところは常にきれいにしたいところだ、一般家庭ではなかなかできないところ

ハンマースティックがややあり動きの悪い状態になっている
まずはからくり部分についた汚れ等のクリーニング作業からだ

ピアピット2号工房いつ完成ともつかないサグラダファミリアみたいだ
広い倉庫を狭くしてしまった・・・・遊び心満載の倉庫だ2階はみんなのスタジオになる予定

磨きのナベサン自ら100点満点だ。ぴかぴかになったカワイBL51の鍵盤蓋表面

あまり深く傷がついたものはバフがけだけでは取れないが
相当にきれいになりつつあるカワイBL51 楽しみですねん

カワイロゴ譜面台についた傷もきれいに落ちぴかぴかになる

このようにしてバフをガンガかける、コンパウンドの粉は容赦なくあたり一面に飛び散る
ここはピアピットの人間でもナベサン以外寄り付かないくらいよごれまくる部屋なのだ

BL51のオーナー様、チェック 厳しいチェックよろしくでございます

一度壁についたコンパウンドは落ちない、 出張クリーニングは手で磨くのみ
そういうことなら自分でもできるのでよくお客様に教えてる

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機械磨きと手磨きは雲泥の差があることをご覧になると一目瞭然でわかるのだ。ミクロン単位で均等に削り出す技はナベサン

吹き飛ばしたくらいではなかなか落ちないスラッジ