カワイUS50 ピアノクリーニング修理 笛吹市K様
中身アクションは湿気で動かない
動きがすこぶる悪いところ多々あり
これは直さないと演奏上で非常に困る
実はUSでもBLでもこの当時の機種すべてこのような現象に陥るのがほとんど
今まで入荷した中で何もなかったというものはない、
中身スラッジに覆われてしまっています
ほこりもたくさん入っていますね
これらも湿気を呼び寄せる原因となります
なべさんまずアクションのクリーニングから始めます
ピアノ弦ピン関係ややさび発生
プレッシャーバーは完全に曇ってしまっています
バス弦のチューニングピン磨き終了
弦ピン磨くクリーニング開始
ぴかぴかになればそれだけ音質は上がる
音伸びも抜群によくなる
修理クリーニングファイリング前のアクション
弦のみぞがざくっとついていますこれらもきれいにファイリングします
アクションのクリーニング
スラッジもきれいに取れぴかぴかになりました
これだけで丸々一日かかりました
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山梨県からはるばるピアピットへようこそ〜〜
カワイUS50、私これが発売された当初河合楽器サービスセンター(技術課)にいました
売れましたね当時、BL71からそのまま譲り受けたボデーはベストセラーとなりました
カワイUS50の譜面台
渾身の磨きこみ作業 ピカピカになったUS50の譜面台
鍵盤蓋部分のクリーニング
鍵盤蓋上面には細かい傷が覆われてしまっています
鍵盤蓋にソースのようにコンパウンドを振りかけます
光る鍵盤蓋
本体中身のクリーニング鍵盤をはずしていきます
鍵盤下にはほこりがたまっています
バランスキーピンもさび付いていますね
ピアノ本体を寝かして底板部分をはずします
底板を取り付けているビスはほとんどさび付いてしまっています
ワイアー弦のクリーニングわずかなさびもきれいに落とします
ペダル分解修理とペダル窓〜〜上がヤマハ下がカワイUS50
フェルト類は押しつぶれてくたくたになっています
ペダルクリーニング
ペダルは底板からはずして磨き上げます
ペダル分解修理
ペダル窓クロスも新品に張り替えられました
出来上がったペダル部分の装着
なべさんのサーフボード
1号工房
調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
アクションの動きが悪くなったときにフレンジごと交換、1台分6000円
ヤマハ、カワイ用
レスロー弦、ドイツ製、今は国産と輸入弦もそうは値段は変わらない
ちなみに500グラム2000円前後 ピアピットでは2キロ分大量に輸入しているので
もっと安いはずだ
ダンパーフェルト平1本100円
ハンマーヘッド15000〜30000円
いろいろ種類が豊富
黒檀鍵盤21000円(1台分)
バット系アッセンブリ1台分88個18000〜25000円
鍵盤木口部分1台分1500円
鍵盤押さえフェルト300円
鍵盤アイボリー鍵盤真っ白ではなくややクリームっぽい色
また人気急上昇だ 3200円(1台分)
ヤマハ用ダンパーフェルト、GP用とUP用 1本800円
各メーカー穴の位置が違うのでヤマハならそれようにあり
河合ならそれようにある。
ヒンジこのようなヒンジは磨くのではなく交換してしまいます
磨く手間を考えたら新品に交換したほうが早い
いくつか入って1050円なり1個190円です
まだまだ5000パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても10000円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ88個20000円前後
4,5のクロス500円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
4〜5台分で600円
ヤマハゴムボタン800円
ゴムボタン10個いりで350円
3ミリフェルト350円
ヤマハ用鍵盤木口1台分1800円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分1500円
ピアノバランスキーピン1台分88本1200円
レンナー製ブッシングクロス  巻き10メートル6000円
カシミヤのGOODなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分2500円     鍵盤手前の長さが52ミリがヤマハ、50ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で25000円〜50000円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
今回はクリーニング修理!!あと30年後はオーバーホールです
その間交換したりするところも出てきたりします
そのときに役に立つので永久保存版(2年に一度10%のぐらいの値上げがあります)
ハンマー関係を取り外されたアクション
バランスフロントキーピン磨き
アクション分解修理
ハンマー整形ファイリング作業も同時に行われます
ブライドルテープのこうかんさぎょう
ハンマー整形作業ここはベテランと素人のファイルの仕方では雲泥の差が音に出るところだ
重要かつ慎重な作業だ
鍵盤バフがけ作業
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鍵盤バフがけ作業
鍵盤上面についたつめ傷等を削除します
鍵盤上面のきわぞり
アクション修理と整調作業この作業はUSの持つレスポンスを最大限に引き上げる作業
時間をかけてしっかり整調します
鍵盤蓋につくフェルト類も新品に交換します