鍵盤際についた汚れもきれいに削除します

カワイK20 K様 ピアノクリーニング修理 消音ユニット取り付け

カワイピアノ昭和30年後半〜40年代初頭のモデル
鍵盤はセル系なのではがれたり黄ばんだりする
今現在はアクリルなので黄ばんだりすることはないのだ

鍵盤センサー位置だし

カワイK20そうです50年も前のピアノがハイブリットなピアノに変身します
昔はこういうのがつけられるなどという発想すらなかったことだ
完全に音を消し去り隣にテレビがあろうともガンガン弾きこむことができるなんて
誰も発想すらできなかった、また夢の夢のアイテムが
現実となり今取り付けられている。
防音工事で数百万ということを考えれば120000円で完璧な消音ができるのだ、

ペダル分解修理、ペダル関係を一度すべて分解してからくみ上げていきます
この時にペダル窓クロスも新品に交換しないと納品後では交換不可能なところなんです
この交換修理でスムースなペダリングとペダルを離した時の雑音が大幅に軽減されます

外したペダルもピカピカに磨き上げます

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる

バランスフロントキーピンも磨きこまれてそのあとクリーニングが終了した
鍵盤が差し込まれていきます

一度抜いたビスはすべて捨ててしまます 新しいビスを入れていきます

ピアノヒンジ。磨いた後塗装、この塗装が施されていないと
すぐに変色してしまう。磨きっぱなしで出している業者多し、注意

K20音上げ、かなり大きく狂っています、

パネルの仕上げとヒンジの取り付け作業

キャプスタン頭の黒鉛が剥げている、黒鉛塗布

消音ユニット鍵盤センサー

消音ユニット取り付け前の整調作業
シッカリベースとなる整調はしておきたい

ヒンジは外して磨き、塗装が施されます

交換したわけではありません磨きのみです

鍵盤もともと黄ばんでいた鍵盤がみがきをかけるとこのように新品時の
白い鍵盤に変わります

絶妙なところでのバフがけ木村プロは福ちゃんの一番弟子だ

特にバフをかけるときにコーナー箇所は実に慎重にやらないとすぐに
下地が飛び出てしまうのだ

プロが磨くときれいになる素人が磨くと
ラッカー下の下地が出てしまう

コンパウンドを使い分けて本体を磨く
木村君

K20の外装塗装はラッカー仕上げ年数の経過で薄くあせ始めてしまっている

ピアノ本体を寝かして底板を外しペダル分解作業の準備

カワイK20のチューニングピン磨き プレッシャーバーも変色してしまっています

鍵盤側面の指垢汚れを削除していきます

鍵盤下の埃

鍵盤バフがけ

お見積金額
ピアのクリーニング65000円
ブライドルテープ交換作業18000円
アクションフレンジ交換22000円(バット部)
鍵盤調整13000円
調律20000円
ジャックスティック修理12000円
消音ユニット取り付け120000円
運送大田区〜ピアピット16000円
   ピアピット〜西東京??17000円(1F)・・・・・・2Fの場合
                                5000円まし

以上納品後の調整調律も含まれます

アクション内部のスラッジホコリ等を取り除きます

かなりきれいになります。

ヒンジを外してパネルを分解してから1枚1枚磨き上げていきます

パネル表面にはこのように細かい
擦り傷が無数についています

ピアノ鍵盤蓋完全に曇ってしまっています
ぴかぴかになると思います

パネル外装磨き作業

ピアピット1号工房
なべさんが20年も前に建てた
ここだけでは手狭になり新たに向かいに2号工房を作るが
広いスペースを狭くするのでなんとか広いままにしてほしい

k20のパネルとは思えないくらいきれいになったピアノケース

ここまでの作業は
序の口というか、ピアノのトータル的なところまではまだ行きません、細部にわたり50年の年月ありきでありまして、細かい部品も交換しなければなりません
センターピンを交換、フレンジを交換とまだまだ
先は長いところでもありますが、時間をかけた分だけのレスポンスは取り戻せそうですね

ハンマートップの弦溝

アクション中身は
スラッジ等で汚れてしまっています

外されたハンマー部品

ハンマースティックも数多く音が出ないところも多し
ハンマーヘッドがパンクしていないのは奇跡的だ
ほとんどパンクしてしまって入ってくるケースがほとんどだ

地味に見えるところだがピアノにとって深さ高さは
運動働きをつくリ出すところ、とても大切なところだ

問題はアクション内部の動きのところだ

光り始めたチューニングピンこの後錆止めをしっかり塗ります
錆止めはバリストルオイル(銃砲用)

輝きがよみがえるK20、こういうところはきれいさを追求するところ

鍵盤を外していきます、鍵盤下は埃がたまっています

こういうフレンジ割れはしょっちゅう
ありますね

ハンマー整形ファイリング作業
この作業はやはりベテランでしか触ることができない箇所なのだ

ハンマー整形作業
ハンマーについた弦溝を削除していきます
音色は大幅に変わりタイトな音色がよみがえります

古いブライドルテープをカット

見えないところほどほこりスラッジがたまる

ブライドルテープの交換1本1本手作業で交換していきます

ピアノパネル表正面部分
傷があるが年数相応というより意外にきれい

ピアのクリーニングに戻る

アクション分解ブライドルテープの交換作業が始まりました

やはり今住宅事情もこのようなアイテムは必要不可欠な時代となりつつあるのも現実だ。ますます消音の需要は増えると思いますね

未来の消音ユニットはネットから音源をダウンロードできるような感じになると思いますね。そうすればスタインウエイの音源がほしい、べーゼンの音源が
ほしいと各自いろんな音源を買う、こういう風になるのも近いでしょうね

消音ストップバーの取り付け