カワイUS60M ピアノクリーニング修理 消音ユニット取り付け Mさま
静岡県からはるばる入荷
なべさんが現地で見ている。湿気の多いところにあったのを引っ張り出して
修理します、動きの悪いところ多数あり
US60ピアノの中でも高級機種だ、弦ピン関係が真っ赤にさびていないのは助かる
いまだに人気の高いモデルだ
BL82を思わす高級感のあるつくりになっている
アクションはABS樹脂製
スラッジほこりに覆われてしまっています
まずはアクションのクリーニングからはじめたいと思います
ウイッペン部分に必ずスラッジ汚れがたまるんです
弦溝はついているが相当使った感は感じられない
それよりも使わなかったための動きの鈍さが相当感じられる
パネルj表面にはかびしみが多数ついています
チューニングピン弦のクリーニング作業
くもってしまっているピン弦
さびてしまっているバス弦ベアリング部
さびが回ると切れやすくなるために早めに磨きます
めっきピンもきれいにクリーニング
鍵盤をあげると鍵盤下はほこりとクロスパンチングは虫に食われてぼろぼろな感じです
まずは掃除掃除
虫食いにあったバランスパンチングクロス
湿気等で変色してしまったバランスキーピンフロントキーピンの磨きです
鍵盤バランスを制御するところでもあり鍵盤運動のスムーズな動きを助けるところでもあります
さび付くと摩擦抵抗が増え鍵盤は重く感じます
快適に動くこれが一番
きれいですべりがよければ摩擦抵抗は必然的に少なくなり相当効果現れますね
虫食いのクロスパンチングと
新品クロスパンチング
ハンマー整形ファイリング
整形
しつこくpキーピン磨き
そりゃしつこいですよ〜〜〜〜〜〜
私たち徹底的に磨き上げます
そうですとにかくひたすら磨く地味な作業なのです
ピアノ本体を寝かして底板部分をはずします
ピアノ本体底板を留めているビスはすべてさび付いてしまっています
取り外されたカワイの底板ペダル部分
この時代からねずみ返しがつくようになり、ねずみの被害が少なくなりました
カワイ独特のペダルのさびのぶつぶつ
底板にくもの巣発見
低音部バス弦に忍び寄る赤錆
クリーニング
ペダルのクリーニング
ペダル窓のクリーニング
ついでに裏側もクリーニング
消音ユニット取り付け前の整調作業
整調作業鍵盤ならし
この作業はピアノをこれから弾くに当たりなくてはならない作業
じっくりと時間をかけた分だけピアノの反応と鍵盤に触れた感触のよさは跳ね上がるのだ
消音ユニット鍵盤センサー位置だし
弦についたぽつぽつのさびは確実に取り去りたい
さびの侵食は音にも大きく影響しますね
きれいにクリーニングされた芯線
バス弦部分のクリーニング
アクションをはずして消音ユニットストップバーの取り付け
ピアノ発表会の打ち上げいるメンバーだけで食事会
US60整調作業開始