ヤマハU3H 静岡県清水区S様 ピアノクリーニング修理と消音ユニット取り付け
ヤマハU3H入荷しました
虫食いがあり弦ピンもさび始めています
もう一度ご実家から引っ張り出しましてピアノクリーニングを施して新品のように戻します



譜面台ヒンジさび付いてセンター軸のピンが抜け始めています、これらは磨きではなく新品に交換されます
マフラー軸についているフェルトグリーンも虫食いによりぼろぼろになってしまっています
ピアノの天敵さびもそうですが虫食いもこれも厄介なのです
ありとあらゆるフェルトを食い荒らしぼろぼろにしてしてしまいます
鍵盤押さえも虫食いにやられてしまっています
天屋根内側を空けるとカビ発生 鍵盤下はほこりがたまっています
50円発見!! 黄ばみ変色している鍵盤木口
赤い鍵盤バランスブッシングクロスも虫食いにあっていますね
恐るべし虫食い
この部分に今度は鍵盤センサー
消音ユニットが搭載されます
水物厳禁となります
弦も変色しています
磨き上げもう一度リフレッシュさせます
アクション内部
フレンジコードとブライドルテープの交換作業
このコード類はハンマーの戻りを助ける重要な役目を果たすところです
今回の交換により30年は大丈夫です
古いコードを溝から1本1本かきだします
そして新しいコードをはりこんでいきます
このときにハンマーもすべて取り去ります
ピアノを寝かしてのU3の底板を取り外しペダル部分の分解修理
ペダル窓
裏側から見ると真ん中ペダル部分おく側にカワが張り込まれています、これらのカワ、クッションクロス系は完全に
押しつぶれていましてペダルを放すたびにドカンと大きな雑音がします
これらを新品に交換することにより大幅な雑音の低下を実現します これらペダル窓クロスの張替えは底板をはずさない限り不可能なところです
弦磨きこみ作業
手作業となりますね。
なにぶん地味~~~な作業なのでどうコメントしたらいいかわかりません
細かいところまでチェックしながらさびを落としていきます
さびとり作業
後藤さんと小沢さん
ペダル窓クロスも新品に張り替えられました
磨き前のペダル真ちゅう製
磨くとぴかぴかになるのだ
ペダル磨き  手作業はきついところこればっかしは機械磨きとなります
分解修理ペダル部分
一度部品をすべてはずしてチェッククリーニング修理してから
もう一度組み上げていきます
バス弦の磨きこみ
ペダル完成 ペダルにも消音ユニットセンサーがつくので
水物厳禁
真上からのショット
外装パネルはまだ磨いていません    ピアノ本体を寝かして作業します
ペダル部取り付け
ハンマー整形作業
なべさんの弟子斎木ちゃんがやることに
きれいにむけばきれいな音がする、汚くむけば汚い音がする
見事に反映してくるところなのででき不出来が音色でわかる
1本1本実に丁寧に剥く
きれいな剥き方こそいい音につながるのは間違いないのだ
鍵盤バフがけ作業
ヤマハUPに限って経年変化で交換しなければならない部品が出てくるわけですが
こら変中心が30年選手で多いところだ
これから先30年には今度はハンマー〜など弦などと交換しなければならないところが出てくるが、それもまだ30年先と考えてよい、もちろん使用頻度によって大きく異なる
クラシカルな楽器がゆえに消耗するところは多い

これからのユーザーは自分のピアノの部品の値段を知らなければならない
これを頭に入れておくと楽しくピアノが思い切り楽しめるのだ
チューニングピン磨き作業
GOOOOD
バランスキーピン磨き準備
ブライドルテープの交換作業
おじさんの休息風景
木村君ギターをフクチャンから教わる
ハンマーがややパンク気味になってきているのがやや気になるところだ、同時に接着をしながら1個1個見ていきます
ハンマーアクション部の修理をかねて細かいところまでチェック
を繰り返しスティック部分を直しながら戻していく作業だ
バランスキーピンの磨き作業
きれいにクリーニングされた弦とピン
ヒンジは磨き塗装が施されます
磨き前のヒンジ
青空〜〜〜空にかざす鍵盤
2号工房
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ギターを作る
ベースはもちろんフェンダーUSA
鍵盤ふた表メイン部分
鍵盤ふた内側ヤマハロゴ部分の
クリーニング
クリーニング前の鍵盤ふた
整調作業開始
ピアノ上面ならし
消音ユニットマジックスター取り付け作業
鍵盤センサー位置だし                    ペダルセンサー取り付け
譜面台ヒンジの交換
音源ボックス
いまや消音ユニットは当たり前のように発注される方がとても多い
昨年度よりも相当数多く注文をいただいている
これも住宅事情からというものだと思う
なにより夜弾きまくることが可能だということは、昔では殺人事件に発展した社会現象がいまや気兼ねなく演奏することができる装置だ

デジタルの進化はすばらしく、昔は取り付けても最悪なタッチ感触で
我慢しながら夜弾いていたユニットが
昨今のユニットではまったくタッチ感触に違和感はなく演奏できる
おまけに音質もすばらしい進化を遂げている
昔の音はしょぼかったし、ちっともよくなかったが値段は破格の20万円ぐらい、それに比べたら約半分の値段で最高の音色とタッチ感触を得ることができれば何も言うことはない。

時代とともにデジタル技術は進み
ピアノ製造部門は先細り・・・・・・
消音ストップバー、寸止めを可能にした消音バーだ
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