ヤマハU3H 日立市S様 ピアノクリーニング修理
茨城県河原子からピアピットへ運ばれてきました
河原子、震災で津波の被害等もありお見舞い申し上げます
なべさんが大好きなサーフスポットなのだ、河原子にあるセブンイレブンで腹ごしらえしてから海に入る
景色もういいきれいな海が広がる絶景の場所らしい
話はそれて申し訳ないが
ピアノ本題にもどります
外装は曇りあれど大きな傷は無く良好
鍵盤木口は変色してしまっています、これらはどのU3Hをとっても同じことなので
問題は無い、交換すればきれいな鍵盤に変わります
ホコリスラッジ等で汚れていますがきれいにクリーニングしてもう一度新品時のような鳴りをと戻すことが出来ます
河原子、海に近いところなので弦に付くさびは特にきれいにしたいところだ
さび始めているチューニングピンと弦さび
チューニングピン関係のクリーニング
アクション関係ハンマー等弦溝が付いています
壊れてしまっている部品等はありませんが、経年劣化で交換する部品等しっかり交換すれば元のようにアクションは動いてくれます
曇っている外装
細かい傷は無数についています これからなべさんがきれいにクリーニングしてくれます
リフレッシュさせると相当きれになりそうだ
さびてしまっている譜面台のヒンジ
これらのヒンジはミガキではなく新品に交換されます
パネルヒンジをはずして磨き準備に入ります
普段は出張で全国を歩き回るなべさん
奇跡的に今回バフガケの担当
磨くぞなべさん
なべさんの頭の中では
これが納品になればもしや波に当たれば
河原子もしくは日立港でサーフィンが出来ると
バフガケサンダーにも力が入る
きれいにクリーニングされた鍵盤ふた表
中身弦ピンのクリーニング作業
弦には音も立てずに忍び寄るさび!! しっかりとりさび止めをきっちり塗れば寿命はさらに延びる
クリーニングされたヤマハU3Hの鍵盤ふた裏側
ヤマハのロゴもぴかぴかになり気持ちよし
ピアノ本体を寝かして底板の分解作業
底板をとめいていたビスはほとんどこのようにぽきぽき折れてしまう
湿気は下から上がるので金属ビス類は完全にさびにやられてしまっています
ペダルクリーニング
ぴかぴかになって新品と変わらないペダル
ペダル部分解作業
ピアノお見積もり金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
鍵盤木口交換15000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理(部分)17000円
アクション総合調整調律含む30000円
耐震用ピアノストップ10000円
運送18000×2=36000円
以上納品後の調整調律も含まれます
調律師の業界でもいよいよ来年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
ペダル窓クロス
ペダルのバネレートにより常にうえに強制的に押し付けられているペダル
当然そこに付くクロスは完全にへたってしまっている
ピアピット これら全部なべさんが基礎から建築
今でも2号工房建築中でございます
完全に出来るのは来年ですね
これから本体の磨きに入ります ヒンジのくすみはきれいにクリーニングされ
さらに塗装が施されます
磨き前の腕木
磨いた後のペダル窓
ペダル窓クロスも新品に交換されます
ピアノ本体したまえパネルをはずすとバス弦下部分が現れます
湿気は下から来るためにピアノ本体上部より下のほうがさびていることが多いんです
黄ばんだ鍵盤木口の交換作業
意外に目立つ鍵盤木口
鍵盤ふたを開けとくと特に目に付く鍵盤木口
家庭で座ったりしたときに真っ先に目に飛び込んでくる場所なのだ
鍵盤バフガケ作業
鍵盤表面には無数の傷が付いています
もう一度新品同様に傷を取ります
ピアノで一番傷が付くところ鍵盤
外装も同じなのだが鍵盤はつめ傷が必ず付きます
そういうところを落とす、これクリーニングなり
黒鍵盤クリーニング
鍵盤が入りましてん
ティータイム、コーヒーブレイク
アクション修理フレンジ分解作業
ハンマー整形ファイリング作業
意外と使い込んでいないU3H
弦溝をきれいに削除
新品同様で使えるハンマーになりました
フレンジコード、ブライドルテープ交換作業
はずされたヒンジ等は磨きそして塗装されます
ヤマハU3Hクリーニング終了のパネル組み上げ