ヤマハU1G  ピアノクリーング修理 石川県金沢市M様
外装クリーニング開始 前パネル部分
傷とカビに覆われてしまっています
ヤマハU1G けん盤ふた屋根蓋を開けると内側はカビがびっしり
中は当然かび臭い、しばらく風とおりのいいところで放置した後パネルをはずして外装のクリーニングから始まります
40年、経つヤマハU1G
でもこの当時のピアノは丈夫に作られているのだ、つぶれる!ということはまずない
メイン部分に当たるけん盤ふた上面に付いた無数の傷の嵐
ヒンジ等も取り外してパネルけん盤ふた奥まる部分の磨き作業開始
傷擦り傷うち傷
鍵盤バランス位置にあるバランスキーピンのさびと虫食い
100点満点です〜〜〜〜
渾身こめて磨き上げるなべさんの磨きテクニック
朝早くから磨いていたらしく8時半にはパネルが出来上がっていた
世界最大級のストリートオルガン
各クロスパンチングも虫食いにやられてしまっています
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まったく顔も映らない状態にまで傷が付いてしまっています
このあたりはなべさんが燃え上がる瞬間汚ければ汚いほど燃えるなべさん
渾身の磨きをご覧下さいませ
拍子木磨き
カビだらけの屋根部分
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クロスをかじりつくした跡
鍵盤、鍵盤表面につくつめ傷
普段さほど気にはならないが改めてクリーニングの感覚で見てみよう
蛍光灯の下で目を凝らすと無数の傷に覆われているのがわかる
これらもしっかりと削除したい
蛍光灯が写りこむキレイさ
バフガケが終わったら鍵盤木口交換
黄ばんだ木口を落とします
アクションの動きが悪くなったときにフレンジごと交換、1台分6000円
ヤマハ、カワイ用
レスロー弦、ドイツ製、今は国産と輸入弦もそうは値段は変わらない
ちなみに500グラム2000円前後 ピアピットでは2キロ分大量に輸入しているので
もっと安いはずだ
ダンパーフェルト平1本100円
ハンマーヘッド15000〜30000円
いろいろ種類が豊富
黒檀鍵盤21000円(1台分)
バット系アッセンブリ1台分88個18000〜25000円
鍵盤木口部分1台分1500円
鍵盤押さえフェルト300円
鍵盤アイボリー鍵盤真っ白ではなくややクリームっぽい色
また人気急上昇だ 3200円(1台分)
ヤマハ用ダンパーフェルト、GP用とUP用 1本800円
各メーカー穴の位置が違うのでヤマハならそれようにあり
河合ならそれようにある。
ヒンジこのようなヒンジは磨くのではなく交換してしまいます
磨く手間を考えたら新品に交換したほうが早い
いくつか入って1050円なり1個190円です
まだまだ5000パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても10000円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ88個20000円前後
4,5のクロス500円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
4〜5台分で600円
ヤマハゴムボタン800円
ゴムボタン10個いりで350円
3ミリフェルト350円
ヤマハ用鍵盤木口1台分1800円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分1500円
ピアノバランスキーピン1台分88本1200円
レンナー製ブッシングクロス  巻き10メートル6000円
カシミヤのGOODなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分2500円     鍵盤手前の長さが52ミリがヤマハ、50ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で25000円〜50000円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
ピアノ底板分解作業
磨き前のピン弦
カビが付着しています
底板をとめているビスはほとんどさび付いています
変色したペダル
虫に食われてしまっているクロス
弦にも斑点状のさび発生
ピアノ底板分解作業ペダルからクロスまですべて取り外します
他のクリーニングではここまでしない。そうそこまでやるか!!!がピアピットのいいところとバラス人間が
全員調律師というところにある
鍵盤際の加工作業
ペダルバフガケ、変色したペダルは根元から磨かれます
さらに底板サンディング、カビしみ等をしっかり削除したい
天秤棒も磨きこみます
ペダル窓クロス交換作業、このペダル窓クロスは
ペダル底をはずさない限り交換不可能なところ
なぜならペダル窓クロスの赤いところは半分接着で半分は接着されないという張り込み方なのだ
ペダルが付いたままでは絶対無理
ペダル窓クロスフェルトも交換されます
やわらかいシフトが可能となり大幅なペダルから出る雑音軽減になります
ゴジラファイナルボックス
なべさんの宝物
再度底板を付け直す、そのとき底板ビスはすべて新品に交換
ペダルの天秤棒下に付くクロスも新品に交換されます
小さなところですが大きく雑音防止に役立ちます
アクション分解作業
ハンマー整形ファイリング整形ひとつで音色はがらりと変わるのです
キレイに剥くことが一番大切
均等にハンマーをファイルする、一台丸々剥くときは何本か固定して均等にファイルするのがベスト、1本1本ファイリングはでこぼこになってしまい、ハンマーの寿命を一揆にちぢめてしまうのだ、、アクションに取り付けてのファイリングもバット部分に大きな負荷がかかるので部品自体をいためてしまう
整形ははずしてファイルするのが正当なやり方だ。
学校でははずす手間を省くためにつけたまま剥くことを教えるが
これは絶対にNG
調律開始
ヒンジも磨かれ塗装されます