ヤマハU1D 白井市T様 ピアノクリーニング修理と消音ユニットの取り付け
ヤマハU1D50年以上経過しているモデルですが、壊れて修理不可能になっているU1Dを見たことがない
これが以外に古さを除けば使える機種なんです、中には買い換えてしまった方もいるかも
もったいない、と思う  2本ペダルだけのことで相当丈夫に作られている
下前パネルのクリーニング
U1Dヤマハのロゴが正面のパネル右上に付く
当時U3も同様に右上に付く
でも機種自体が古く昨今ではP1と同じくらい見なくなってきましたね
前パネルのクリーニング
外装はラッカー仕上げ
つやのなくなっている鍵盤蓋部分
けん盤ふた奥まる部分の磨き
ヒンジを取り外します
けん盤ふたの磨きこみ作業
パネルクリーニング
鍵盤をはずしてアクションもはずす
鍵穴周辺もさび付いてしまっています
パネル〜アクション鍵盤が取り外された
ヤマハU1D
ピアノ本体のクリーニング
鍵穴周辺もつやが出てきました
腕木〜天屋根まで光り始めました
ピアノを寝かして底板の分解作業
底板はカビに覆われてしまっていましたキレイに削除してから
底板〜今度はここに消音ユニットペダルセンサーが付くので
カビ等はNG!!故障の原因となるので塗装を施します
ペダルも新品同様になりました
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ヤマハU1Dの弦磨き作業
50年分のさびスラッジを落としていきます
弦が輝くと音まで変わります
ぴかぴかにしたいですね
この作業は見てのとおり手作業の世界です
何かを収集しているかのような作業
これはチョコチョコ細かいところのさびをとる作業です
チューニングピンのブルーピンが復活
チューニングピンの材質はクロムモリブデン鋼
レアメタルと呼ばれる
鍵盤バフガケ作業
鍵盤の表面についた傷を落としていきます
なべさんも1本1本磨き続けます
50年分の汚れつめ傷等もすっかりきれいになり新品同様になります
私が義春です、
鍵盤木口交換作業
すっかり新品のようにぴかぴかになった弦ピン
ハンマー整形ファイリング作業
なべさんが剥きまくるハンマーヘッド
きれいに剥くことが出来る
技ですね
なべさんは普段は大工仕事
こういうファイリングのときだけ召集され剥き終えるとまた
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ブライドルテープ交換作業
フレンジコード交換作業
アクションの動きが悪くなったときにフレンジごと交換、1台分6000円
ヤマハ、カワイ用
レスロー弦、ドイツ製、今は国産と輸入弦もそうは値段は変わらない
ちなみに500グラム2000円前後 ピアピットでは2キロ分大量に輸入しているので
もっと安いはずだ
ダンパーフェルト平1本100円
ハンマーヘッド15000〜30000円
いろいろ種類が豊富
黒檀鍵盤21000円(1台分)
バット系アッセンブリ1台分88個18000〜25000円
鍵盤木口部分1台分1500円
鍵盤押さえフェルト300円
鍵盤アイボリー鍵盤真っ白ではなくややクリームっぽい色
また人気急上昇だ 3200円(1台分)
ヤマハ用ダンパーフェルト、GP用とUP用 1本800円
各メーカー穴の位置が違うのでヤマハならそれようにあり
河合ならそれようにある。
ヒンジこのようなヒンジは磨くのではなく交換してしまいます
磨く手間を考えたら新品に交換したほうが早い
いくつか入って1050円なり1個190円です
まだまだ5000パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても10000円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ88個20000円前後
4,5のクロス500円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
4〜5台分で600円
ヤマハゴムボタン800円
ゴムボタン10個いりで350円
3ミリフェルト350円
ヤマハ用鍵盤木口1台分1800円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分1500円
ピアノバランスキーピン1台分88本1200円
レンナー製ブッシングクロス  巻き10メートル6000円
カシミヤのGOODなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分2500円     鍵盤手前の長さが52ミリがヤマハ、50ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で25000円〜50000円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
消音ユニット取り付け前の整調
ゴジラファイナルボックス
世界最大級のストリートオルガンあります
横4メートル高さ3,8メートル
鍵盤センサーが収まる部分もきれいに
クリーニング
鍵盤センサー位置決めと取り付け
ヒンジは取り外して磨き塗装します
消音バーの取り付け
鍵盤下に収まる消音ユニット鍵盤センサー
整調作業 ピアノはこの整調により大幅なタッチ感触の変更が出来る
ほうっておくと動かなくなるのがピアノの常でありそれをもう一度反応よく
動かさなくてはならない、時間のかかる作業だ
お見積もり金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
鍵盤木口交換15000円
アクションハンマースティック修理25000円
調律15000円
消音ユニット105000円
運送16000円+11000円=27000円