カワイKS2F ピアノクリーニング修理 目黒区Aさま
カワイKS2F、なべサン的にはとても懐かしいピアノだ
カワイサービスセンターにいたころBL〜KSに移行するころなべさんはカワイに入社昭和55年ぐらい
何百台も調律してきたそうです、当時予算というものノルマがあり月90台調律していたらしい
相当厳しいノルマだったらしく帰るのは夜遅くなるという毎日
成人式も出られないくらいハードな会社だったらしい
外装は手垢傷が無数についています
KSは足ぶぶんは鉄足になっているためその鉄足がさびると塗装が侵食されぶつぶつの状態になります
ペダルも塗装が施されているためにしたの真ちゅうのペダルがさびても磨くことができないんです
そのためピアピットでは何度も磨けるように磨いた後は塗装しませんので、ホームセンターでピカール(300円ぐらい)を買うそれで暇なとき見つけて何度も磨けば永久的にぴかぴかの状態を維持できます
ピアノ上のふた屋根ふたを開けると内側はカビに覆われてしまっています
西部デパートで取り扱っていた河合ピアノ、三越、高島屋、松屋と当時デパートで展開していた
ピアノ内部のカビとアクションに付くスラッジアクションのスラッジは
たまると湿気を呼ぶ、そうなると動きも悪くなるんですね
きれいにクリーニングします
このクリーニングは徹底的にきれいにしますよ
ウイッペンにたまるほこり
ダンパーについたほこりスラッジ
丸々一日かけてアクションクリーニング
ぴかぴかになりました
側面の汚れ
相当きれいになりますね
鍵穴周辺の磨きこみ作業
磨き前の弦〜ピン
KS2Fデパート系で買うとチューニングピンはめっきピンにグレードがUPされている、直営で買うと普通の黒ピンが装着されている、同じKS2Fが2つ存在することになる、デパート系では豪華に仕様が変更されていた
納品調律によく伝票が回ってきていくとめっきピンだったりめっきされてなかったりということが普通だったですね、今考えると不思議なんです。
めっきピン弦もさび付いていますが、良好ですね
磨けばまた新しいぴかぴかに戻ります
弦ピンのクリーニング作業
下前パネルの磨き作業
なべさん3月2日から奈良〜大阪〜兵庫〜東京〜夷隅(千葉)と周り昨日夕方かえる、本日は磨き作業、明日から姫路へ、
車もとうとう新車で買って3年あまり20万キロ以上走る、エンジンが壊れ乗せ換え、なべさんの軽自動車もオーバーホール中
バランスキーピンとフロントキーピン磨き
お見積もり金額
ピアノクリーニング65000円
アクションスーパークリーニング(カワイ)のみ18000円
ハンマースティック修理15000円(部分)
調律11000円
アクション総合調整22000円
運送15000円×2=30000円
以上
外装パネルのクリーニング鍵盤ふた奥まる部分
鍵盤ふた内側ぶぶん
ピアピット裏の畑雪景色ですね
ハンマー整形ファイリング作業
ハンマー整形きれいに正確に剥く、これは音色に大きく関係するところ
けばけばに剥くとタイトな音は出ない、同時打弦も見ながらのファイリング
アクションレールにはんまーを取り付けていきます
ピアノ側面の曇りと傷
ピアノ底板のビスは完全にさび付いています
底板部分のスラッジと汚れカビ
ペダルの磨き
ペダル窓クロスの交換
底板裏側も再塗装
鍵盤何かヤニのようなものが付着
黒鍵盤の磨き作業
ひととおり磨き終えた本体を作業工房へ移動
尻に日が付くぞ〜〜チョコ
カワイKS2F 整調作業
弱音マフラーも貼り替えます