ヤマハG3ピアノクリーニング 千葉県長生 H様
G3入荷しました
手前側はカワイのGPきれいな黒、しかしお客様の要望により白に色カラー変更
音には関係ない所なのだ、昨今は見てくれも重要なところなのだろうか
6十万台のG3側面には免税シール
なぜにあのようなシールをベタリと貼ってしまう制度は理解に苦しむ
取れないし無理してとれば跡がくっきりわかるくらい強烈な丸免マーク
ぜいたく品に掛けられる税金15%なのだから仕方ないのか
当時15%の掛けられていたのか・・・・
曇ってしまっている譜面台
ピアノの中もスラッジと汚れで覆われてしまっていますがこれらは年数相応で
どのピアノもこんな感じになる
本体のクリーニング開始準備
外装の傷
細かい傷は相当数付いていますね
外装の傷をチェック、ヒンジ等分解準備
鍵盤ふた表面
この当時ラッカー仕上げの鍵盤ふた
何度も拭くたびにこすれて下地が出始めているかも
準備できたところで
弦ピンクリーニング開始
共鳴板はベトベト一歩手前に陥っているので出来るだけホコリを落とさないように
新聞紙を敷き詰めてクリーニングの開始
福ちゃんはお客さんから頼まれた椅子の塗装
40年前にお嫁にきたときに持ってきたものだそうだ
捨てるに捨てられないものもありますよね~~~気持ちわかるなあ
なべさん
外装バフガケ
スッカリ夜になってしまったが、静かで涼しいと
ふんばるなべさん
弦チューニングピンの変色さび
汚れとさびに覆われてしまっているヤマハG3の弦
磨き前の準備段階でアクションを引き抜くと中からどんぐり〜〜もろもろ
ポッキーまで出てきました
外装が少しずつ光り始めました
ダンパーの取り外し
弦を磨くにあたって邪魔になるので
いったん取り外します
人海戦術
ピアピット恒例GPの弦磨き
ハンマー何度かハンマーの整形を行っている
限界に来ているので
やんわりファイルしなければならない
磨き前のアグラフ周辺
うすら汚れていたフレームもきれいになりました
弦も光はじめましたね
ダンパーヘッドの汚れ
しらぬまにこういう風にゆっくりと汚れがs付くんですね
ダンパーワイアー磨き
ダンパーヘッドの磨き
磨かれたバス弦
譜面台の磨きクリーニング
鍵盤下筬部分ホコリがたまっています
鍵盤に付く無数の擦り傷
鍵盤側面につく
汚れ指垢もきれいにクリーニングします
鍵盤木口加工が終了したら鍵盤上面に着いたつめ傷を削除していきます
普段はそんなに気にしないところ
あらためてそういわれるとすごいということに気が付くのだ
ハンマーヘッドすでに限界を超え始めている
丸い形状ではなくなっている
さてここからなんとか整形に持ち込みたいところなのだが
ハンマーヘッドフェルト切れフェルト繊維がピッカーにより切断されてしまっています
相当針を打ち込みすぎ、形状を何とか整えるしかない
ここまでくるとハンマーはすでに寿命の世界です
ペダルロッドの磨き
GPキャスターもきれいにクリーニングされ塗装が施されます
GP大屋根に付く大型ヒンジも磨き塗装されます
調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
なべさんが特注したハンマーが出来上がり・・・多少時間はかかったが
ハンマー加工からはじめます
ハンマーテールの加工側面部