ヤマハグランドG2 ピアノクリーニング修理 横浜市Y様

ピアピットHPへ

ヤマハG2 入荷し中身をチェック、以外に年数の割にはきれいなのだ細部にめをやるとやはりさび発生のところも多く
こういうところをもう一度キレイにリフレッシュさせてG2を復活させたい
まずは鍵盤をピアノ本体からはずし抜き取ります 
鍵盤木口も黄ばんでしまっています
大屋根を支えるヒンジも取り外します
表面外部にはかび発生
弦ピン関係、ものすごいさびというわけではないがぽつぽつと忍び寄るさびがいやですね
確実にキレイに削除したいものです
G2のけんばんを筬部分からはずします
鍵穴〜を取り外しますGPのかぎ穴だけは昔から変わらないからくりで私は好きだ
ペダルロッドのさび
相当さび付いてしまっています
ペダルもぺだるボックスから分解してクリーニングを進めます
中身のOHですね
チューニングピン磨きこみクリーニング
さびを1個1個削除していきます
なべさんが作る作業台
サーファーのにおいがする作業台
磨きこみ作業230本のピンを1個1個磨いていく
ブルーピン、材質はクロムモリブデン鋼レアメタルだ
バス弦のクリーニング
アグラフ磨き
鍵盤木口交換
ペダルロッドもキレイにクリーニング
完成したペダルボックス
汚れて曇ってしまっているダンパーヘッド
クリーニングベアリング部分
ハンマー整形ファイリング
変色してしまっている鍵盤バランスキーピン部分とフロントキーピン部分
この部分は鍵盤摩擦抵抗があればあるほどタッチの感触大きく影響するところです
鍵盤バフがけ作業鍵盤に付いた汚れ傷等を削除します
バランスキーピン磨き
ぴかぴかになったバランスキーピンとフロントキーピン
鍵盤側面に付いた汚れをサンダーでさくじょします
なべさんが廃材をもらってきては一人で立て続ける工房
子猫のハナちゃんです
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伸びて伸びて伸びまくっている木苺
G2もともと2本ペダルをソステヌート機能を取り付け3本ペダルに変更
これがタンジェントが付いたブロックの交換
このレバーブロックをすべて取り外して新しいタンジェントつきのブロックに変更かします
すべてのダンパーヘッドを取り外します
レバー丸ごと取り外します
ブロックのチェンジ
手前が交換されたブロック奥側は交換前のブロック
日立で買ってきたサザエのつぼ焼き
ただ単に交換すればいいというものではないフレンジとレバー本体の擦り合わせを細かくチェックしながら1個1個丁寧に交換されていく
ラスト手前1個
レバー部分ブロック交換終了
これからの作業はとても大変なところ2ペダル分だった棚板の穴を1個増やさなくてはならない
ペダル突き上げ棒位置を正確に割り出してまずドリルの道穴を開ける
道穴が出来たら今度はビットを専用のものに取替え穴あけ作業
新しいタンジェントが付いたレバーその下には真ん中ペダル突き上げ棒
が伸びてくる穴
ペダルボックス
部品格納庫
2号工房なんとなべさんが怪しさ200%のやれたかんじに塗装
こわいよ〜〜〜おばけやしきだよ〜〜〜〜
あまりに不評なためなべさんが描いたものは
スマイル・・・・・・・微妙
これを見てあっピアノ屋さんだ!という人はまずいないのだ
ううん恐ろしくレアな感じでイタイ
お見積もり金額
ピアノクリーニング85000円
鍵盤木口交換17000円
ソステヌート機能変更135000円
ハンマースティック修理13000円
整形ファイリング18000円
アクション総合調整調律30000円
黒檀鍵盤変更30000円
運送港南区〜ピアピット18750円
ピアピット〜18750円プラス5000円(UP)
以上納品後の調整調律含まれます
相当さび付いている鍵穴
忘れていました〜^黒鍵盤ベークラ〜黒檀に変更します
なべさんがずっと誰かのピアノ黒檀に変更だよ〜〜誰だっけ〜〜とあちこちに電話してました
鈍く光る黒檀鍵盤
天然素材はすでに輸出伐採までも法律の網が全世界で掛けられている
黒檀の裏側はしっかり目が詰まる黒檀ならではの物
プラ鍵盤の裏側
調律師の業界でもいよいよ来年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい