ヤマハU3H ピアノクリーニング&修理   神奈川県大和市S様
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入荷しました、ヤマハU3Hです170万台のモデル既に35年以上経過していますね
しかし外装はきずがおおいですが年数相応と言う感じでしょうかね
これからクリーニングと修理をかねて新品同様の状態にまでU3Hを元に戻していきます「
外装、鍵穴周辺もさび付いています今のままでは鍵もまわらない状態になっています
腕木も傷が多し
ピアノ全面右がわ出で出でで。と何かで引っかいたような傷
やや打ち傷気味なんですね
〜〜〜〜足妻土台部分ははげあり
鍵盤木口かんぜんに黄ばみ変色して変形しはじめています
真ん中のペダルをよく使っていたのであろうか、恐らく真ん中フェルトに穴が開き応急でひっくり返して張られています
拍子木にはぐりぐりしたような傷
ブライドルテープは千切れ始めています
なかなか使ってた感のあるピアノですね
ピアノ向かって左側面にはびっしりとカビが・・・・・・・
左腕木にもカビが・・・・
U3Hの鍵盤無数にすごい傷が付いています
当然弾くことにより必ず付くところですけど
これらも綺麗に傷が消え新品同様になります
鍵盤側面の指垢
ヤマハU3H
これからパネル類のクリーニングから開始します
まずはヒンジビスはずし、はずせばこのようにすべてさび付いてしまってます。
これらのヒンジビス類も新品に交換されます
譜面台付近。このあたりはやはり楽譜を置くので傷が付きやすいところでもあります
この細かい傷、数箇所打ち傷あり
ナベサン渾身の磨き
とこや好きのナベサン、今日も床屋ですっきり
ヤマハU3Hこの年代のピアノ、腕木はラッカー、正面から見える、前パネル下前パネルけん盤蓋
はポリ、見た目はわからないが、塗装自体の硬さも違うのでセクションごとにコンパウンドも使い分けないといけない
磨かれたヤマハU3Hのけん盤蓋〜〜
傷も9割取れた状態、しかし打ち傷は治らない、また目立つので目立たないようにしておきます
ヤマハU3Hの鍵盤の下 ホコリの山になっています
10円玉発見
ホコリは吹き飛ばします
外装磨きかなりの傷がどこまで取れるか・・・・
この棚についたががががががっと付いた傷は取れません、取るためには再塗装しかありません
底板ビスは全て錆びています
妻土台周辺もたくさん傷が付いています
ぼろぼろになったペダル窓クロス
真ん中ペダル部奥のスキンも完全に擦り切れています
ペダル窓張り替え準備
新品に張り替えられたペダル窓クロス真ん中奥ペダル部分の皮も新品に交換されました
この部分はこうして底板をはずさない限り張り替え作業は不可能です
ペダル分解修理作業
ペダル磨き作業
やはり30年以上も経つヤマハU3H
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう
チューニングピン磨きと弦磨き
アクション内部にもかなりのスラッジがたまっている
弦ピンクリーニング作業
ブライドル交換作業
ハンマー等も全てアクションレールから取り外します
これらのスラッジ等も綺麗にクリーニングします
U3Hのペダル下位置にあるクッションクロス
完全に押しつぶされてしまっています
真ん中ペダル裏側に付くスキンこれは雑音防止用
これらも新品に張り替えられます
ペダル部クリーニング修理終了
フレンジコードの交換作業
ハンマー整形ファイリング作業
ハンマーにざっくりと付いた弦の溝を整形します弦溝が付き始めると音の輪郭が薄れ
タイトな音が犠牲になっていきます
音の立ち上がりの決め手となる打弦点を確保します
ブライドルテープ交換
打弦時ハンマーの戻りを助ける役目をします
フレンジコード
このコード1本切れることにより
ハンマーの戻りが悪くなり
連打が出来なくなったりします
黄ばんで変形した鍵盤木口の交換作業
同時に鍵盤バフがけ、鍵盤上面に付いたつめ傷を落とします
ピアノで一番傷が付いている場所ですね
普段気にならないところなんですが蛍光灯等の下でよく見るとものすごい傷が付いているのが解ります
ブルーシートが貼られている新品の鍵盤木口
ダンパーフェルトの交換、一応上に書かれた部品の金額、びっくりしたことと思います、中にはやや高めの部品も沢山ありますが
消耗品パーツは比較的リーズナブルなわけです。
まだまだ5000パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても10000円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ88個20000円前後
4,5のクロス500円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
4〜5台分で600円
ヤマハゴムボタン800円
ゴムボタン10個いりで350円
3ミリフェルト350円
ヤマハ用鍵盤木口1台分1800円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分1500円
ピアノバランスキーピン1台分88本1200円
レンナー製ブッシングクロス  巻き10メートル6000円
カシミヤのGOODなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分2500円     鍵盤手前の長さが52ミリがヤマハ、50ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で25000円〜50000円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
鍵盤木口この部品等の交換もあり
これからさき何かあったときにやはり役立つ、ピアノのパーツの価格
を覚えておいてほしい
張り替えた鍵盤木口の削りこみ作業だ
元々規格の木口の大きさより大きくカットされている木口
それを手作業にて鍵盤側面ツラに合わせて削り込み、ここは指先が触れる、所でもあり
下手な削りこみは鍵盤感触の致命傷にもなりかねない
地味な作業だが大切なところだ
削り込みと同時に鍵盤際に付いた汚れ等も綺麗に削除されます
鍵盤バランスキーピンフロントキーピン磨き
鍵盤左右を制御しているピンだ
確実に鍵盤を押さえるたびに摩擦抵抗が加わるところ、少しでもすべりを良くするだけでもレスポンスは大きく変わる、磨くだけで感触は一変する
出来るだけ抵抗はなくすべく磨きクリーニングは必至だ
磨くといっても最新の機械があるわけでなくご覧の様になんとウルトラ手磨き作業なのだ
この部分は色々とピアピットで工具を造り試してはみたりしたのだが、やはり手磨きのほうが細かい所まで手が届くと言うことでいまだに手磨き作業
ピアノ天屋根の磨き
磨いた後の天屋根
ピアノ下前パネルの磨きmかなり深い傷が付いている
コンパウンド、バフの番手を変えながら研磨するナベサン
ヒンジも磨かれそれに先ほど磨いた天屋根が取り付けられました
お見積もり金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
調律長年空き20000円
ハンマースティック修理14000円
運送18000円×2=36000円
以上になります
アクション整調
かなりの狂いが生じている
調律師の業界でもいよいよ来年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい