ヤマハU3Hピアノクリーニング＆修理 横浜市S様
横浜３Fからピアピットへ、相当な傷に覆われているヤマハU3Hの外装
しかし運よく打ち傷は少ないのでキレイになります
U3ｈ腕木はラッカー仕上げ
まくりはポリ、
3Fにおいてあったために真っ赤にさび付くことはなく
やや良好、しかし中身はカビ発生
外装譜面台周辺は本傷ありヤマハロゴも変色
鍵盤手前木口は完全に変色、黒鍵盤はカビに覆われていますペダル変色。
ある時期弾いていてある時期からそのままの状態で今日まで
動くところは当然動きが悪くなるのだ、ピアノって弾くこと前提に造りこまれているので弾かないとすぐに動かなくなる
U3Hクリーニング開始
譜面台ビスを取り外していくとほとんどがさび付いてしまっています
ナベサンが植えた木苺の木今年初めて実をつけた
内部アクションの修理
ハンマーヘッドのファイリング
、ハンマーヘッドを均一に剥く
ベテランでないと悲惨な結果となる
フレンジコードの交換作業
整形されたハンマーヘッド
トルク感が大幅にアップするフレンジコード交換
ハンマーヘッド部分を全てはずしての作業だ
工程は1本1本交換すると言うとても地味な作業が
延々と続く
プレッシャーバー磨き
鍵盤下部分のホコリを取り去ります
弦磨き
チューニングピン磨き作業
ナベサンのギター久々に弦交換
木村君ストらとを買う、Fコードが押さえられない
ギターのクリーニング
ピアノ本体をマスキング側面にはないかひいたような傷あり
これからコンパウンドを使いキレイニクリーニングしていきます
何かで引いた傷〜〜〜
工房の中では電話が鳴っている
しかし誰も出ない、集中しているときは
出ないと言うことになっている。
ナベサンの集中力はすごい、どんなに電話が鳴ってても出ない、そうバフがけしているときは特に出ない
お客さんだろうが業者さんだろうがまず出たことはない。
つやを追いかけているときは恐ろしいぐらい集中するために、ピアピットでも誰も声をかけない
鍵盤押さえのフェルトも交換します
ヒンジも磨きこまれ塗装されます、この塗装が大切なので、必ず塗装されているか確かめること
塗装されていないヒンジはすぐに変色する
ヤマハUPに限って経年変化で交換しなければならない部品が出てくるわけですが
こら変中心が３０年選手で多いところだ
これから先３０年には今度はハンマー〜など弦などと交換しなければならないところが出てくるが、それもまだ３０年先と考えてよい、もちろん使用頻度によって大きく異なる
クラシカルな楽器がゆえに消耗するところは多い
これからのユーザーは自分のピアノの部品の値段を知らなければならない
これを頭に入れておくと楽しくピアノが思い切り楽しめるのだ
ダンパーフェルトの交換、一応上に書かれた部品の金額、びっくりしたことと思います、中にはやや高めの部品も沢山ありますが
消耗品パーツは比較的リーズナブルなわけです。
まだまだ５０００パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても１００００円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ８８個２００００円前後
４，５のクロス５００円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
４〜５台分で６００円
ヤマハゴムボタン８００円
ゴムボタン１０個いりで３５０円
３ミリフェルト３５０円
ヤマハ用鍵盤木口１台分１８００円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分１５００円
ピアノバランスキーピン１台分８８本１２００円
レンナー製ブッシングクロス 巻き１０メートル６０００円
カシミヤのＧＯＯＤなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分２５００円 鍵盤手前の長さが５２ミリがヤマハ、５０ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で２５０００円〜５００００円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い！しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
忙しくともピアピットでギターを弾くなべさん
ヤマハU3Hきわぞり、クリーニング、丁寧に1本1本削っていく
特に狂いが大きく。1音下がっている
相当な狂いだ、ここで一度音を上げておかないと大変なことになる
