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カワイKU5Dピアノクリーニング&修理  埼玉県三郷市A様
傷はやや多いが通常の使い方だと思う
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早くも入荷しましたカワイKU5D当時のフラッグシップモデル
高級感と存在感を同時に持ち合わしているモデルだ
外装はややカビ発生しているところも見受けられるが、この当時外装はラッカー仕上げ
50年近く経つと当然表面に細かいクラッキングが発生している物が多い中奇跡的にいいコンディションを保っている
ピアノ内側中身はかび発生、と同時に
運動機能アクションは鍵盤が相当虫に食われてしまっている
当時は珍しいメッキピンとハンマーにはレンナーが使われている
最高級モデルにふさわしい仕様だ、今では絶対に使わない高級機種にレンナーのハンマー
当時メーカーでもレンナーのハンマーのレベルの高さを認めざるおえなかったところもあった、
錆びにくいメッキピンもっても相当な年数を経てきているためにさびが多く発生しているが音は生きている
ルイスレンナーの刻印が押されたハンマーヘッド
ピアノクリーニングを開始しますまずはカマチといわれる部分
このタイプにしか持たされていないところだ
KU5Dけん盤蓋
コンパウンドは車に使うコンパウンドを使用します
番手がすごく豊富で選びやすく研ぎやすい
鍵盤ブッシングクロスはかなり虫食いにやられています
けん盤蓋もクリーニングすることにより新品時に近い輝きがよみがえりました
譜面台~^顔も映りこまないくらい傷に覆われてしまっています
パネルはこのように全て1枚として1枚づつ丁寧に磨きこまれていきます
KU5D外装クリーニング作業
この日誰も写真を撮ってくれないくらい忙しく
ナベサン自分で一生懸命に撮影してました、
蕃爽麗茶血糖値が高いナベサンの飲み物
コーヒーブレイク!!ドンだけ長いブレイクだ
今回中身が動かないところ多数
中身中心にクリーニング修理が進んでいきます
鍵盤バランス部フロント部共に虫に食われてぼろぼろ
ブッシング交換作業開始
フロント部虫食いの状態です
熱を加えて取り外していきます
クロスパンチング系は虫にやられてしまっています
鍵盤バフがけ
鍵盤上面バフがけ作業
虫に食われたパンチングクロス
磨き前のフロントキーピントバランスキーピン
新品のパンチングクロス
禁煙に命を燃やして30年
いまだ禁煙できずのなべさん。しばらくやめていたのに・・・・・・久々にすったらうまいのなんの・・・・
400円オーバーはきついきつい、ほんとやめようか、買いだめはしていないはず。値上げの重さを痛感しないとやめられないと言っているが、いままで何度も値上がってもやめられない人は今回もやめられない!!!!
磨きこまれたバランスキーピンとフロントキーピン
調律師の業界でもいよいよ来年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
レンナーカシミヤクロス
アップライト用シャンク部品1台分2700円意外に安いピアノのパーツ類
外装側面カビと汚れがいっぱい付着
磨かれた本体
ペダル窓クロスも虫食い
ペダル底板部分は相当湿気にてやられてしまっています
ベアリングに赤錆発生
整調アクション修理
ハンマーのはしりねじれをとる作業
根気の要る仕事だ
ハンマー整形ファイリング
バランスホール〜ブッシング調整