カワイK8 クリーニング&修理

ピアピットHPへ

50年は軽く時を経てきているカワイK8モデル
ちまたでは3本ペダルが主流の中既に2本ペダルは需要すらなくなってきているが
そこはピアノ年数関係なく使えるのもピアノ
カワイK8外装はラッカー仕上げ、この年数のものはやや外装にクラッキングが発生しているものが
多い、しかしそれらも年数を経てはじめてクラックが入り始める、ビンテージとなるゆえんかもしれない
それらもいい味が出てきていると表現したほうがいいのかもしれませんね
左上写真、口棒と棚板がボロりと取れてしまっている
非常に珍しい、ピアピットもカワイでこのような症状ははじめてのケース
ダンパーフェルトは完全に硬化
止音時に雑音が発生している
フェルトを張り替えることによりその雑音は完全におさまり、止音状態も格段にUPするのは確実だ
カワイK8のハンマーヘッド、奇跡的にパンクは免れているがほとんど寿命が着ている
鍵盤前側の部分がそぎ落ちたK8
鍵盤もやや黄ばみかかってはいるが汚れを落とすクリーニングにて綺麗になると思います
鍵盤バフがけ作業
鍵盤側面部の際の汚れを削除します
ピアノ本体を寝かしますっ底板の分解作業
完全にさび付いたビスを抜く作業
これが大変なのだ、途中で折れるわ、頭がつぶれるわ、
カワイK8の弦磨き作業
何とか底板をはずす事に成功
ペダル分解修理開始
ペダル磨き
ピアノ本体を寝かしたついでに外装のツキイタはがれなおし
抜いたビスは全てこのように
真っ赤にさび付いています
キャスターにひび割れ発見
これは危ない!!!
早々に取り外すとたちまちばらばらに、ピアノ本体後ろ側のキャスターは全滅、交換です
抜き取ったビス類は全て捨て新しいものに交換されます
キャスター交換
ダンパーフェルト交換
クリーニングに戻る
この口棒部分が今回剥がれ落ちていた
磨きをまず施します
棚板部分の脱落も完全接着
見てのとおりの状態です
天屋根部分磨きクリーニング開始
鍵盤押さえのクリーニング
ナベサンのギター
クランプで強固に固定
今しばらくこの状態が続きます
下前パネルのクリーニング
真ん中にセンターラインを持つカワイ独特の前パネル
カワイK8ハンマーヘッド交換作業
本体K8を磨きながらナベサン、「よくあそこからこのピアノでたなあ〜」としきり
出ないと思っていたらしく、非常によく覚えてる
ハンマー交換とダンパー交換
センターピンの交換も必要だ
通常だとこういうところが剥がれ落ちるということはまずない、
はがそうとしてもはがれるものではないところ、不思議だ
キャスターはずすとこのようにばらばら、重さで押さえつけえられていたために
倒れなかったが、危ない危ない
カワイK8ハンマーヘッドだんぱーが取り付きました
アクションも各部はずしていけばわれもでてくるなあ〜〜
トヤサンがハンマー硬化剤をつくっつている
数十年の間に無数に付いた傷
ヒンジ等は磨かれ塗装が施されます
カワイK8 整音作業音造り
台風により久々の雨
取れていた口棒も綺麗に直りました