カワイBL71 ピアノクリーニング&修理消音ユニット取り付け世田谷区S様
カワイ外譜面台のフルサイズモデルBL71、私がこのBL時代河合の技術にいたとき良く売れたピアノだった
通常のカワイモデル!!とおもいきやハンマーはレンナーが持たされている
BL82タイプにはレンナーのハンマーが持たされているのはあったが非常に珍しいモデルだ
パネル奥まる部分(カマチ)この上に譜面台が載っているのだがほとんどこのタイプは譜面台下に付くゴムボタンが磨り減り
ボタンをとめているビスの頭がむき出しになり塗装を干渉してしまうケースが必ずといっていいほどあるのだ
譜面で付いた傷
鍵穴周にも傷が多数
両脇に付く傷
けん盤蓋も結構傷が付いていますね
磨かれたカマチ部分
カワイネームロゴもさび付いています
外装バフがけ
つやが戻り最高の状態ですね
譜面台ですね、一番傷が付きやすいところです
譜面台全面もキレイニクリーニングされました
アクションハンマー整形作業開始
カワイBLのアクション樹脂系のアクションだ樹脂割れ発見
このアクションはビスを少しでも強く締めすぎると受けが樹脂なために割れてしまうことしばしば、強く締め上げないことが大切だ。
湿気のより動きが悪くなっているところもかなりあるのとハンマーが弦溝がつき硬く硬化してしまっているために素直な音ではない。カーンというシンの実に細い音と化している、この年数経っているBLはほとんど同様の症状になっている
お見積もり
ピアノクリーニング65000円
アクション修理25000円(ハンマースティックセンターピン交換)
音色変更12000円
虫食いクロスパンチング交換調整8000円
調律(狂い大)20000円
消音ユニット取り付け105000円
運送あきる野〜ぴあぴっと17000円
ぴあぴっと〜世田谷2Fクレーン22000円
以上納品設置後の調律含まれます
アクション修理
鍵盤の下はほこりがたまっています
なんと、虫食い・・・・・・・アクション部はなんともなかったのに・・・・・
鍵盤バランス、鍵盤の高さをつかさどるところ
鍵盤の下から得体の知れない物体発見
むむむむ???
梅干とみた、!もしくは梅の実??か
アクションクリーニング終了
バス弦部ベアリングがかなりさび付いています
ベアリングのさび取り終了
ピンに付くさび
マキセンのクリーニング
だんぱーが載るところが錆びています
錆び取り終了
駒部分駒ピンが白く錆び始めています
光る駒ピン周辺
ピアピット玄関
そうここは秘密基地としてナベサンが基礎から造った
所詮素人の造りとなっているが、機能性は極めて悪い、台風が来るとやや雨漏り発生
これを見てピアノ屋だ。という人はまずいない
内部はうなぎの寝床の様につながる
炭鉱の入り口というお客様がおおい
しかし子供にはやたらウケテル
塗装技師フクチャンのお部屋
LEDライト500発がまぶしい(ナベサン作)
この部屋でウルトラ級の塗装を施すフクチャン、全国から車〜椅子~オーディオ
と依頼が途切れたことはないが、忙しいと受けてくれない、それでも待ちのお客様が途切れることはない
ピアノの中から1セントのコインが出てきました
鍵盤下のほこりの掃除
ピアノ本体磨き
ピアノ本体を寝かし底板をはずします
マフラー弱音器ノワイアーをはずします
ペダル底板を留めているビスは全てさび付いています
低音部の弦さびが発生しています
磨り減っているペダル窓クロス
はずした底板部分
ペダル下のクッションフェルトは虫に食い荒らされています
弦の磨き終了
クリーニングされたバス弦
ペダル分解作業
ペダル窓クロスの張替え
同時に消音ユニットの取り付け準備加工
鍵盤バフがけ
消音取り付け前の整調作業
消音ユニット取り付け作業
消音ユニット鍵盤センサー取り付け
消音ユニットヤマハでもカワイでも何でも付く時代になりますます需要が増えている、やはり防音のことを考えれば一番安価で完璧なものなのかもしれない
家部屋を改造することなく
数時間で取り付けられる、ピアノが変わればまたはずして取り付けできる
狂いが大きいBL71下律をしてから本律調律を施します
ビニールのカバーがかけられているのではなく
向かいにあるピアノのビニールカバーが映りこんでいる、そのぐらいピカピカになりました