ヤマハグランドNo20   ピアノクリーニング&修理
入荷しました〜昭和20年代のピアノ
白い特注モデル
ダンパーワイアーもさび付いています
とにかく弦のさび、ピンのさびがすごい
ボルトのさび
バス弦の変色
ヒンジもさび付いています
はずしていきます
さびたヒンジ
外装の部品をはずしてここに磨きを加えます
弦のサビとり開始
ねずみのうんち見っけ
ぎんぎんにさびている弦〜ピン
黙々と弦さび取り作業
バス弦のさび取り
チョウエモン自動ピアノ取り付け(アンティック)スタインウエイ
ペダル分解作業
ペダルボックスの分解
はずされたペダル
各部ヒンジ真鍮パーツの磨き
ピアノペダル足の汚れ、右がクリーニング左がクリーニング前
磨かれたペダル
細かいところは手作業の世界
黒鍵盤の磨き
今日丸一日弦磨き作業
ナベサン山中湖からとんぼ返り
すぐに作業参加
汚れたフレーム
バフがけ後側面の再塗装
ペダルボックス完成
死ぬ気で磨きこむ
クリーニングに戻る
響板も汚れまくっている、ピアノ本体の色は白きれいになればかなりキレイに見える
奇跡的に状態がいいNO20
おおきれいになるといいなあ
とにかくほこりさびにまみれている
だるま足、これは芸術の世界だ〜〜
弦も光り始めてご機嫌です
クリーニングしたフレーム
手が入らないところはこのように木の棒を使いちまちま掃除していきます
何とかバス弦が生き返ればいいのだが
音だし作業からのところだ
、気になる、
鍵盤が収まっている筬さらにその上にアクションが乗っている
アクション
汚れているダンパーヘッド
ミッキーねじ、ミッキーさんの耳の様に見える
さびていてはかっこ悪いので
再塗装
足を磨いているので代わりのピアピットにある
NO20の足を代用、同じ足があるのも珍しい
というよりNO20が同じ場所に2台あること事態が珍しい
キャスター磨き
鍵盤はがし
装飾カップブラスリングの磨き
突き上げ棒頭ロッドの磨き
雑種のきわみ
チョコですピアピットの住人
ヒンジもはずされ再塗装
予想以上に苦戦している鍵盤はがし
毎日すごいメールが届く
しかし返事しているだけで2時間が過ぎる・・・・・・・
義治氏子沢山の神様だ子供8人のぱぱ!
白いピアノを磨くときに最大の欠点は磨き始めるととにかく目が痛い
白色の磨きは長時間すると目がしょぼしょぼしてくる。
目に優しくない色、だ
細かいヒンジビスも磨き
再塗装
ヒンジも磨きこみ再塗装
鍵盤際あわせ削り
大屋根も磨きヒンジを取り付けていきます
屋根ヒンジも新品同様になりました
ハンマー整形、このセクションはベテランの世界
素人とベテランのファイルの仕方ひとつで音色も変わる
とても重要なところだ、斜めに削り込めば同時打弦が出来なくなる、当然音色も変わる
きれいにファイルすることが出来れば気持ちいい音色で弾くことが出来る

キレイにファイルすることが出来ればコテあてをしなくてすむのだ
汚いファイルを隠すためにコテあてをする業者もいるくらいだ。最悪の結果となる
右側のペダルを踏み込んだときにこのダンパーを持ち上げる、そうすると音が伸びる
ダンパーフェルトのワイアーも緑青が出てさび付いている、1本1本手磨き
磨きが終了したら、ワイアー曲げチェック、ワイアーが通るガイドホルダー
との関連する大切なところだ、わずかな曲げの狂いでワイアーが
ガイドホルダーに引っかかり音が止まらなかったりするのだ
天秤の元の軸がなかったので作らなくてはならない・・・
その軸がないとペダルが利かない
だんぱーがつきました
貼った鍵盤の削りこみ。黒鍵盤との関連
アクション~鍵盤の細かい直しと調整
NO20さすがに古いところであり、繊細なアクションをもつ、そのために動かないところ多数あり
センターピンの交換作業
ピアノはどのパーツ1個でも動かなければまったく音が出ない、5000個にも及ぶパーツ
を見極めなくてはならないわけで、この世界はベテランでしか見極めることが出来ないかも
それと、台数と経験が大きく物言うところだ、一瞬にしてここが悪い、と感じることが出来れば
一人前だ。
1個の部品が正確に動いてこそ、初めてポーンと音が出る
そこに行き着くまでには多数の難所をすべて克服、クリアーしなければならない、根気のいる作業だ
湿気とさびで各部セクションが動かない
動きも快調になり調律が始まる
これが終われば出荷できますよ〜〜〜
みんなでやれば早く終わるが、めちゃストレスらしい
ジミーなところだがこれから使うという意味で
一番大切な作業、タッチを作り出し発音までの作業だ
GPに関してはスペシャリストの腕を持つ小沢さん
ヤマハGP技術グレード2級という資格も持つ
コンサートチューナーより修理のほうがしたかったみたいで
昨年からここへキタイキタイといっていた
念願かなって7月からピアピットにいついた
GPの整調はUPとまったく違う
UPの整調は出来てもGPをいじれる人はそうはいない
そのぐらい奥の深い技術なのだ、
いすも壊れているので直す
ピアノクリーニング、では収まらない作業、整調、ここはピアノ機能運動時のところだ、どんなに外装がきれいになっても中身が正確に動かなくては
何のための持ち出し修理なのか、ということだ、アクションの手入れ整調は1日2日では終わらない、
それは各部品1個たりとも見逃せば演奏上にて不具合が生じる事なのだ、車で言えばまあ88気筒エンジンということだ
どんなチューニングを行うとしてもこの88気筒のエンジンをすばやく正確にトルクフルに動かすということに尽きる
一言で整調といえども「整調が終わり音も出ます」と素人が聞けば「そうなんだ」と思うしかわからないところだ。
いい整調なのか悪い整調なのかは判断できないと思う、音が出ていればまあ弾けるかな、と思うのがせいぜいのレベルだろう
アクションにはスプリングを使い構成されているサポートという部品とハンマーシャンク根元に着くローラーとの関係、はたまたハンマーと弦との位置関係、あたり、または音を伸ばすペダルから弦に乗っているダンパーヘッドまでの部品の動き、すべり、等すべてをあわす作業は
根気と正確さ、とGPに熟練しているものしか触ることが出来ないのだ、
調律に関してはUPもGPも精度の世界なのでチューニングピンをまわす技術、これは調律師の出来不出来の世界だ
UPの整調は出来てもGPは出来ない調律師は以外に多い。この整調はまずノーマルの状態に戻すという作業をしている、それと同時に
磨り減っている部分とうを絡み合わせピアノにあった最高地点までアクションの反応を上げてく作業だ。
見ていても時間のかかる作業なので簡単にチョイチョイとやれるものではないというところを理解していただけたでしょうか。
間違いなく出来上がったピアノはノーマルでは味わえないほどの恩恵を得て納品されるでしょう
それはこれから使う人、これをもって今まで使っていた人にもう一度弾きたくなる、衝動を与えること間違いないと
確信しています、本日も朝から晩までかかりっぱなしの小沢さんが作り出すレスポンスを楽しみに待っていてください
いすがあまりにも傷だらけでひどい
ついにふくちゃん塗装し始めた
ここからがナベサンの妙技、整音作業
柔らかとダイナミックさを与えるウルトラ要の作業。
弦の古さもあり芯のない細い音
これを何とかせねばいかん
細かい針刺し~深い針刺しにより
徐々に太くやわらかさが増した
音に変わる
ゆいかちゃんありがとう〜〜〜〜〜
おてがみみんなでよみました〜〜うれしいです、おじいちゃんがかってくれたぴあのだからたいせつにつかってね!
ゆいかちゃんがお嫁さんにいくときにまたお待ちしてまあす〜〜〜
何よりもうれしいなあ
やる気出ますよ〜ありがとう