高崎市U様  ヤマハU3M
外装はかなり傷が多い感じですね ヤマハU3Mの初期モデルです
鍵盤蓋表側擦り傷でつや消し状態になってます
入荷時鍵穴がありましぇん、急きょ棚をあちこち探し鍵穴見つけました
ピアピットで数年前に鍵穴だけ取る数量を間違え大量にあること忘れていました、100回取れても大丈夫
弦はやはり錆びてすね
他は通常の年数相応です
クリーニングに戻る
鏡のように磨くのがコツ、といえどもかた〜〜い塗装まくなために
磨きも時間がかかる
このパネルと拍子木で40分、
下、表面には無数の傷、
ピカピカになり最高です、
外装をモデアフィする予定かもしれないので、一応こんなにクリーニングだけで綺麗になるところをお見せしました
鍵穴破損
右クリーニング前
クリーニングされた拍子木
この年代のものは部分部分塗装を施すのではなく
下写真のようにプラの樹脂を巻くんです
色を変えたりすることは出来ます
写真を間違えて他のお客さんの写真を載せてしまいました20日までの分
ここから直してあります、すみませんミスでございます、
外装バフガケ、以外と打ち傷多し
コンパウンドを塗って行きます
朝も早くからやっているので
8時にはかなり進む。
アチーアチー   なべさん汗だくです
傷はかなり取れ、綺麗になってまいりました
塗装膜はかなり厚めなために思い切ってバフが当てられます
弦ピンの磨き
ややさび付いています、綺麗に削除し、新品字のときのような輝きを取り戻します
中身の弦はかなり良好な状態

磨き前
磨き後
バス弦も半分磨いてあります
ピアノを寝かし底板部分をはずしていきます
ペダルも分解修理
ペダル窓も新品に張り替えられました
U3Mの写真が違うということがこのペダルで気がつきました
おなじU3Hが同時に進んでいるので大間違い!!!・・・・・・スミマセん
写真間違えてのせたみたいじゃあないですか!暑さのせい?????・・・・・・・・・・・・・・すまん私のせいです
金のペダル
色サンプルその2
これは赤系のサンバースト
大きく違うのは下地に金粉を使い光沢を出し透明感を深く出しました
調律で使うチューニングハンマーをカスタマイズしました
茶系でこの仕様を使うとシャンパン系の柔らかい色となります
キャンディクリスタルといいますが
フレンジコード切れとハンマーファイリングセンターピン交換
ジミーな作業ですがとても大切な所
荒削り
何番手も変えてのファイリング
ここで色のサンプルというか既に色の変更し始めている同じヤマハU3を参考にどうぞ、このピアノも木目が出ないので
こういう仕様に!
ヤマハU3H アンティック仕様
ヤマハU3M色の塗り替え作業スタート
これから下地を造り
カラーの準備をします
ここは地味な所ですが出来上がりに大きく反映してきます
いったんヤマハのネームロゴも外します
下塗り塗装 上に乗るカラーにより変わってきます
でも大抵ホワイトベースからの色のほうが最終フィニッシュの色も決めやすいのです
かる〜く色あわせ
これ失敗です


やり直しデスね、福多くんいわく
デコレのいろがイメージと合わない
とさ、こだわる一台にかける
情熱はすばらしい


それから数時間後「色が出来たと」作業開始
各パーツバラバラで色調合わせながらの作業
これは経験のみぞ知るところ
ビンテージブラウンです
色を造り直し慎重に着色していきます
グラデーションは一発勝負!
失敗したら最初からのやりなおし

全てのパーツ、色が均等になる
ように細心の注意がいります

ベタと違うので細かい業ありですね
前回より柔らかい色調を持つグラデ
研ぎ
ヤマハU3M整調始まりました